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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

嫌いなものは嫌いだ

2021年07月31日 07時03分34秒 | えいこう語る

▼アベシンゾウやスガヨシヒデを私は嫌いだ。我が国の総理で、国内外の難しい問題に対処しているのは理解するが、敬意を持てないからだ。

▼その最大の理由は、二人とも我が国を再び【戦争できる国】へと、誘っているような気がするからだ。

▼1945年の敗戦で、絶対戦争をしないという憲法に改正し【理想国家】を目指したはずだ。だがこの二人、憲法を蹂躙する言動が多い。

▼憲法を守ろうとしない総理は、国民の信頼を得ることはできない。こんな総理は民主国家の総理として、認めるわけにはいかない。

▼溢れ出る“核のゴミ”の処分場が問題となっている。大阪大名誉教授の小林傳司さんが、工学系の学生と核のゴミ問題について話し合ったという。

▼他の分野の学生は1週間かけても意見がまとまらなかったが、工学系は2時間で意見が収束したという。

▼「安全性が科学的に担保されているのだから、埋める場所を決め、反対する者には補助金を出せばいい」言う結論がでたという。

▼工学系の学生たちは、政権を担う政治家と同様の意見を持っているようだ。そうであれば、戦争が始まれば、勝つためには原爆を使用してもよいということにならないか?。

▼小林教授は【嫌だ気持ちが悪いという情動を、科学や計算で矯正できると考えるのは、専門家の傲慢でしかない】と指摘する。

▼日本には「我慢する」ことが美徳だという考えがある。我慢さえすれば何事も平穏に収まる
。我慢が出来ない者は「わがまま者」扱いだ。

▼しかし、世の中は「わがまま者」の方が、自分らしく生きているようだ。自分らしく生きれない者が、そうでない者を「わがまま者」だと差別するのではないか?。

▼金メダル獲得者は、人一倍我慢に我慢を重ね努力した人だ。総じて、みなさんのおかげで金メダルを取れたという。

▼周囲の支えがなければ、金メダルはとれるものではない。誰もが自分一人の力で、メダルを獲得したなどという者はいない。

▼この「みなさんのおかげ」というのを、政治手法に変換すると「原子力のおかげで、戦後の経済復興がなされた」という結論に達する。

▼それは間違いではない。間違いではないが、放射性物質を長い年月発生させる“核のゴミ”を、補助金をくれるから我慢せといっても、核のゴミは嫌いだ。

▼と主張するのは、わがままだろうか。嫌いなものを人に押し付けるのはよくない。でも、みんなが良いと思うことを嫌だと言えば、わがままだと言われる。

▼民主主義の多数決も、時には迷惑なものだと感じることが多くなってきた。かといって民主主義を改正する気持ちにはなれない。中国のような国になったら、息苦しくてしょうがないからだ。

▼若者語で「キモイ」というのがある。違和感を持たれるものが「キモイ」の対象のようだ。若者語に多少の違和感を覚えるが、ここは素直になって若者語で対処してみたい。

▼「嫌いなものは嫌い」だといえば、わがままと言われる。ならばアベシンゾウもスガヨシヒデも【超キモイ】と評価したほうが、理解しやすいのではないか。

▼【キモイ総理】これがぴったりな、今の我が国の総理だ。東京の感染者は4000人を超えた。五輪成功のためには、玉砕覚悟も辞さないスガ内閣のようだ。


 五輪開催し増える感染者
 金メダルの多さに喜ぶほどの祖国はありや
                三等下

本末転倒国家・日本

2021年07月31日 07時03分34秒 | えいこう語る
▼コロナ軍の国内侵攻が拡大している中、五輪開催に突入した。普段でも一極集中で“超過密都市”と言われる東京。1日の傷病者(陽性者)は、4000人に迫る。先の戦争を再現するかのような“地獄作戦”の蛮行だ。

▼唯一の防禦策は酒類提供の制限だ。観戦もなしで、国民の自由や楽しみを奪ってまで開催する五輪に、何の大義があるのか。

▼日本選手の金メダル獲得で目頭を熱くするが、そこに水をぶっかけるような政府の無能な対応に腹を立てながらも、熱い声援を送っている。

▼五輪を中止すれば、コロナ軍の侵攻も阻止できるのではないか。国民の安全・安心を守るなら「五輪作戦」は即中止だ。途中で作戦を中止しても国民は納得するだろう。

▼もちろん、身体に障害がある者に戦いを挑ませる「パラリンピック」の開催は、世界中から人権蹂躙と批判されるだろう。中止が妥当だ。

▼マラソン競技を控える札幌市も、酒類提供の制限に従わない店に、20万円の過料の検討をしているという。

▼酒の提供禁止なら道議会のたばこ愛飲議員たちが、喫煙室を設けてほしいとの要求に、市民が反対し医師会も健康被害防止上から反対した。議員たちはそれに反抗し、要求を続けた。

▼道民の健康を願うのが議員なはずが、自らが模範足り得ないことさえ自覚できない議員がいる。こんな議員にこそ、1000万円の過料を科してほしいものだ。

▼コロナ軍の拡大侵攻をさせたのは、政府の戦略ミスだ。大将自ら腹を切らず、一生懸命働く兵隊(酒類販売業者業)たちに、過料をするのは本末転倒ではないか。

▼五輪・パラリンがすべて終わり、金メダルの獲得数が史上最高になろうが、スガ政権の政権浮上につながらないだろう。

▼こんな状況下でも、野党に政権を譲る国民の意志は湧いてこない。私がみた1回目の東京五輪は【国威発揚】を肌で感じた。2回目の東京五輪は【本末転倒の国】になってしまったのを実感した。

コロナ戦争終結後の日本

2021年07月29日 21時08分51秒 | えいこう語る
▼五輪での日本選手の活躍は目覚ましい。金メダル獲得の状況は、連戦連勝、向かうところ敵なし状態のようだ。

▼それとは正反対に、コロナ軍の侵攻が拡大の一方だ。五輪開催地の東京では、感染者3000人を突破している。試合が終わるたびに喜び抱き合う選手たちの“蜜”が気になる。

▼医療関係者は五輪終了間際には、東京での感染者は4000人を超えるのではないかとの予想も出ている。ということはコロナ軍の侵攻拡大の原因は「コロナ五輪」だということになる。

▼ワクチンの2度接種後の感染者は、どの位いるのだろうか。その人数の発表もない。本当にワクチンは効くのだろうか?。

▼最も信頼できないスガ政権の言いなりで、国民全員が信用して、体内にワクチンを注入していいのだろうか?。コロナによる死亡者は“15,161人”(7月28日現在)だという。

▼観客なしで開催する意義は、どこにあるのだろうか?。戦意喪失して試合を辞退した選手も出ている。

▼「コロナに打ち勝った記憶としての五輪にしたい」などと言う言葉を聞くと、多くの犠牲を出しても、勝てばいいという大日本帝国の精神が、この五輪で頭を持ち上げたという感じがしてくる。

▼などと、金メダル獲得が増えるたびに、目頭を熱くしながらも、1964年の東京五輪と比較して、心の充実度が希薄なような気がしてならない。

▼「素直に喜べないまぎらわしい世代だね」と、五輪大賛成の妻が隣でぼやいている。

▼アベ長期政権から「国家とか国民とは何か」という問いが、心の底から湧き起こっている。そこで明治の人の“気骨”を探ろうと、長い間眠らせていた漱石の「坊ちゃん」を読み返し「三四郎」を読んでいる。

▼三四郎が東大入学のため、熊本から列車に乗ってくる。時代は日露戦争勝利後だ。そこに居合わせた哲学者の広田先生に、三四郎は「これから日本もだんだん発展するでしょう」というと、先生はあっさり【滅びるね】と答えた。

▼「三四郎」と並行し、仏文学者でもあり思想家でもある、内田樹著「内田樹による内田樹」という妙な表題の本を読んでいる。その中でも「三四郎」の、列車でのこの会話を取り上げている。

▼広田先生は時代的には幕末の生まれなはずだ。明治維新から日露戦争までの間を生きてきて、大国露国に勝ち有頂天になる日本の未来を、的確に予想していたのだ。

▼司馬遼太郎も後年「坂の上の雲」を書いたが、漱石の「三四郎」のこの文章が頭にあったに違いない。

▼ちなみに、司馬は連載中からNHKで映像化したいという申し込みがされていたが【戦争賛美と誤解される】として、断っていたそうだ。放映されたのは、司馬の死後というのも付け加えておきたい。

▼私は戦後73年を生きてきた。一言で言えば「戦争のない平和な時代」だった。その私がコロナ戦争に勝利したと、政府が勝手に解釈したとして、その後の日本はどうなるかと問われれば、やはり【滅びるね】と答えるだろう。

▼そうは思いたくはないが【憲法改正】が行われれば、米国と一緒に【戦争をする国】になるからだ。

▼隣には中国とロシア。それに対抗するかのように、日本列島全体が日米軍の世界最強基地となれば、万が一の場合!?3回目の原爆投下国になりかねないからだ。島国日本はそんな運命にあるような気がする。

▼と思ったところで、寒気を帯びトイレに行きたくなって、日本が再び滅びるという悪夢から覚めたのだ。

▼新聞を開くと、日本の金メダル獲得が報道されている。どこからか【大本営発表】というアナウンスと共に、軍艦マーチが流れてきたように気がする。

▼最近は耳が遠くなったと妻に言われる。遠くなった分、遠い歴史の囁きがきこえるようになっているような気もする。

▼【滅びるね】と私も言ったのは、近年日本民族の【倫理観の欠如】が希薄になってきたというのが実感されるからだ。

▼SDGs(持続可能な開発目標)には、倫理感が最も肝要だからだ。

魂のない日本語が多くなってきた

2021年07月25日 21時37分21秒 | えいこう語る
▼政治家は言葉が命だと言われる。近年、政治家の言葉に“情熱”や“愛”が欠けている。つまり政治家の言葉が、まったく国民に響いてこない。

▼特にコロナ戦争に突入してから、政治家の言葉が国民に伝わらない。国家そのものの劣化が顕在化してきたからだ。言葉(命令)が伝わらなければ、戦う体制が整わない。

▼新約聖書コリント人の手紙の【心に愛がなければどんな美しい言葉も相手の胸には響かない】という言葉を思い出す。“愛のない”国家になってしまったようだ。

▼先日、町会の仕事で小学校の女性教員宅を訪れた。玄関を開けると、バジルの香りがした。日当たりのよい玄関のプランターの中に、バジルが溢れんばかりに咲いていた。

▼「こんなに見事に生育しているのを見るのは初めてです。パスタに入れたら美味しいでしょう」と話すと「持っていきますか」という。

▼「少しだけいです」というと「夏休みが始まり家に戻るので、プランターごといただいてもらえれば、ありがたいのですが」という。

▼お礼を言うと「数日間水やりが出来ないので、引き取っていただける方に出会えて本当によかった」と、笑顔でプランターを渡してくれた。

▼私は、久しぶりに心が洗われたように気分になり、バジルのさわやかな香りをいっぱいに吸い込んで、家に持ち帰った。

▼夏はトマトが美味しい。それから三日続けて昼食に、生トマトと生バジルを入れての、パスタの味を堪能している。

▼こんな愛情のこもった言葉で、小学生たちに接してくれる先生がいる。これが私の母校だと思えば、夏の青空のように心が晴れ晴れとなった。

▼1964年、高校1年の時の「東京五輪」。57年後の「コロナ五輪」。政治家の愛のない言葉に憤慨しながらも、プランターのバジルがもりもりと伸びる様子を眺め、連日の日本選手の健闘ぶりに涙を流している。

    安部兄妹金メダルおめでとう
               三等下

コロナ五輪を中断できないわけは?

2021年07月23日 18時59分05秒 | えいこう語る

▼沖縄上陸戦後、戦いの続行を図ったため原爆の投下を許した。それから76年後、コロナ軍の拡大が予想されているにもかかわらず、五輪の開催が行われようとしている。

▼ブル-・インパレスの五輪の輪に感動し、戦い続行の機運を高めようとしているのだろうか
。この場に及んで、開会式の音楽担当と演出担当の二人の解雇を断行した。

▼それも20年前もの、若い時分の不祥事を持ち出しての解雇だ。演出担当者はお笑い芸人時代、ホロコーストのネタを行なったためだという。

▼スガ大本営には「憲法改正は、ナチスの手法をまねた方がいい」と豪語した、アホウ副総理もいるではないか。彼はどうして首にならないか、そのあたりも報道してほしいものだ。

▼開会式典には、我が軍の軍事同盟国の大統領は欠席し、夫人がエアーフォース・ワンで来日した。トランプなら自らが応援に来て、会場で“YMCA”を踊って、選手たちを励ましてくれたかもしれない。

▼来日選手たちの中にも陽性者が出てきた。「もはや五輪への旅はここで終了した」と帰国した選手もいる。

▼コロナ五輪開催を勧めるスガ総理は、五輪終了後にどんな責任を取るのか、今から報道機関は予想してほしいものだ。

▼女性初の総理を目指す?百合子知事も、妙な余裕を漂わせている。五輪参加選手たちの不安より、衆議院選挙を控えた国会議員の不安の方が大きいようだ。

▼世論調査で、五輪での感染拡大の不安が【87%】にも及んだ。そこまでして無謀な戦い挑むスガ総理の胸算用はなにか?。

▼我が国は【原爆の投下】になにを学んだのか。第二の原爆投下といわれる福島第一原発事故後のも、再稼働を主張する。現憲法下では間違いなく憲法違反である、集団的自衛権行使も容認した。

▼この国は、二度あることは三度もあり、何度もありという【節操のない国】になってしまったのではないだろうか。

▼そんな国の総大将が、米国から弾丸(ワクチン)補給を確約したとの報道が流れる。今夜にも開会式が行われる。コロナ五輪の選手たちの活躍に心を奪われ、何か大事なものを失ってしまうことだけは避けなければならない。

▼大日本帝国憲法下での大本営より、もっと劣化というより、無能化しているのが現政権かもしれない。開会式での天皇陛下のお言葉に注目したい。