函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

戦争前夜に突入した今の日本!?

2023年03月30日 09時39分51秒 | えいこう語る

▼日清・日露・日中、太平洋戦争。戦後生まれの私は、戦争がどんな社会状況下で始まるのか、その雰囲気は書物からしか学んでいない。

▼生まれながらに、「戦争放棄」を憲法で謳った国に住む多くの日本国民は、その雰囲気を把握できる能力に、欠けているのではないか。

▼今や情報氾濫の時代だ。ICT化で世界中の状況がリアルタイムに知ることができる。だが、頭の中は情報が飽和状態で、整理整頓できぬままでいる。

▼3年にも及ぶコロナ禍で、私たちは何を学んだのか。米国のワクチンを半ば強制され、何度も体内に注入した。これって「国家総動員法」に似てやしないか?。

▼コロナの次にやってきた、ロシアのウクライナ侵攻。軍事同盟国の米国に言われ、我が国の最高司令官が、ウクライナまで出向き援助を申し出た。これってロシアと敵対国になるということを、世界の表明した事ではないか。

▼ロシアは日本が敵国に就いたと、理解しているに違いない。北朝鮮からは惜しげもなく、日本海に向けミサイルが発射される。

▼着弾はEEZ外というが、果たして我が国の報道は本当だろうか。「大本営発表」を思い出す。この着弾でどれほどの魚が、死んだのだろうか。増々不漁になってしまうだろう。

▼さらに新聞報道だ。新年度予算の防衛費は「26%増」の「6,8兆円」だという。その内容は「敵基地攻撃能力」の保有に向け「トマホーク400機の購入」等だという。

▼自衛隊は『戦力に当たらないという』最高裁のお墨付きもあるが、隣国ロシア・中国・北朝鮮は、日本が再び侵略してくるのではないかと、考えているに違いない。

▼北朝鮮の異常なるミサイル威嚇は、その意思の表れに違いない。それって、日本が『戦争放棄』したのに、自らが反故にしようとしているからだと、北朝鮮は考えているに違いない。

▼さらに我が国の最高司令官はこう発言する。【戦後最も厳しく、複雑な安全保障環境に対峙し、いかなる事態が生じても国民の命や暮らしを守り抜く】と発言している。

▼この発言を隣国三国が、どう理解するかだ。完全に日本は「憲法改正」し、戦争できる国にしようとしていると考えるに違いない。

▼このキシダ総理の発言を、国民はどのように理解しているのだろうか。果たしてこの新聞記事を、どれほどの国民が知っているのだろうか。新聞の取り扱いが小さすぎるのだ。

▼日中戦争間近、芥川龍之介は「ぼんやりとした不安」があると言い、自殺したといわれている。だが今の日本は【はっきりとした不安】ではないか。

▼また総理は、敵基地に入り込み、基地の攻撃をも示唆している。さらに防衛相は国内に弾薬庫の130棟の配備をすると明言した。

▼私の“妄想”のアンテナも、敏感に作動する。 函館市長は先日「北朝鮮へのミサイル発射の避難訓練を行う」と発言している。

▼これは弾薬庫を函館に、配備するという情報が、防衛省側から入っているからではないかと推測する。

▼市民にミサイル攻撃の避難訓練を行わせ、敵が攻めてくるので、函館もトマホークの配備や、爆薬庫を整備しなければならないと、市民に植え付けるためではないかと思われる。

▼それでなくとも函館は、軍港化の可能性は充分備えられている。もし「病院船」の係留港になったら、軍港化は決定的になる。ちなみに米国の病院船は、海軍の所管だからだ。

▼コロナ明けで、花見の季節に浮かれる日本列島。だが、我が国会では、戦争前夜の様相が色濃くなっている。浮かれている場合いではないような気がするが。

    G7サミットは“戦争前夜祭”
              三頭下

対話の重要性を再認識

2023年03月26日 14時21分49秒 | えいこう語る

▼「言葉に愛がなければ、どんな言葉も相手の胸に響かない」(新約聖書)。私は浄土宗だがこの言葉は、開祖・法然上人の教えと考え、心に刻み込ませている。

▼私は会議でも、ユーモアを忘れないよう心掛けてきた。元総理や元衆議院議長も笑わせたこともある!?。こんなことを説明しても“田舎おやじのホラ”と思われるので、説明は省く。

▼さらに、そう弁解したことさえ、嘘くさく感じるから、書いたことさえ抹消したい。でも書いてしまったのだから、そのまま残しておく。本当のことだからだ。

▼ロシアと戦闘中のウクライナを訪問した、キシダ総理。お土産に出身地広島の名産“しゃもじ”を渡したという。

▼しゃもじは(飯とる)で、相手を打ち負かす(召し取る)という意味があるという。これではプーチンが、怒り心頭に達するということを、考えなかったのだろうか。

▼プーチンはその行為に対し、北海道との漁業交渉を絶対再開しないだろう。漁民の生活の「飯を取る」と、反撃してくるに違いないからだ。

▼たぶん忙しい総理の考えではなく、地元後援会か、総理秘書が考えた浅知恵なのだろう。こんなレベルで、北海道にどれほど迷惑がかかるかも考えることもできないのが、秘書だ。

▼秘書ばかりではなく、安倍晋三の大臣補佐官で、放送法を政府の都合の良い内容に変更しようとした磯崎陽輔も、自分勝手で配慮に欠けた補佐官だ。

▼彼は「公文書作成の要領」というタイトルの本を出版していたのを書店で発見した。『公文書の改竄の仕方』をレクチャーしたものかと思い、次に書店に出かけたら、その本は売れてなくなっていた。

▼それから、キシダ総理の“丁寧”な説明も“愛”など、全く感じられないから、国民の心にも響いてこない。

▼最近の総理の言葉で「自民党をぶっ壊す」という、小泉純一郎の言葉が、国民に響いた。だがコイズミ劇場は、単なる「マンザイ国会」だった。

▼「人生いろいろ会社もいろいろ」、「自衛隊がいくところはみな非戦闘地域だ」など。ギャグを連発し、国民を煙に巻いた総理だった。

▼その後の総理は、安倍晋三・菅義偉・岸田文雄。国民の心に響く言葉など全く発言できない総理ばかりだ。

▼そんな世の中にあって、先日スーパーに買い物に出かけた時の、レジの店員さんとの会話に、私は村上選手のホームラン同様の、爽快感を覚えた。

▼そのスーパーは、函館の地元企業だったが、今は大手スーパーの傘下になってしまっている。最早中堅スーパーは、大型店に吸収される運命のようだ。これも確かコイズミ劇場の時だったように記憶している。

▼だが、そのスーパーは昔ながらの函館市民の食を支えるプライドのようなものを、忘れない店に感じる。

▼この店は一年ほど前から、妻のお気に入りの店になった。その店は第2と第4土曜日に、大幅値引きの特売会が開催されることを知ったからだ。

▼先日の第4土曜日だ。開店10時に少し遅れて着いたが、駐車場は満杯だ。入店すると周辺住民の買い物の熱気が感じられる。

▼各レジには20人程並んでいる。買い物する時間より、レジ待ち時間が多い感じだ。私の順番がやってきた。

▼他のレジは二人協力で対応しているが、私のレジの女性は30歳後半ぐらいで、ベテランらしい。一人で行っている。とにかく素早い動作だ。

▼私の番がやって来た。私は「今日は特別混んでいるね。大変だけど“死なない”ように頑張ってね」と短くエールを送った。

▼だが彼女は手を休めることなく、にっこり笑い対応してくれた。「ありがとうございます。お昼には00を食べて頑張ります」と。

▼00は、私の耳が聞き取れなかったが「昼食の時間が来たら自分の大好きなものを食べて、今日一日頑張ります」との、心強いメッセージが、私の心に確かに響いた。

▼「がんばれレジさん、がんばれ日本!」と、私は心の中でそう囁いた。

▼経済が低迷を続ける中、国民は底辺で生きのびるために必死で働いているのだ。ウクライナに“しゃもじ”を届けるなら、このレジの女性の対応を見習ってはどうかと。

▼彼女は店の仲間に、買い物のおじさんから「頑張りなさい」と声を掛けられたと、さらに家に帰ってから、ご主人にも同じことを伝えてくれたのではないかと、田舎のおじさんは、そう勝手に考える。

▼そして家までの帰り道に、“50円温泉”に立ち寄った。なんだかいつもより、心も身体もあったかくなったような気がした。

▼先日の温泉で、「WBCでの村上選手のホームランは、富士山を超えるようなスカッとした内容だった」という私の言葉に、「君それはホラではないか」と難癖!をつけてきた、先輩も湯船にいた。

▼先輩から「こんにちは」と、先に笑顔で声を掛けられた。先輩も家に帰ってから、私の村上選手のホームランの表現を、十分理解してくれたのだろうと、また勝手に理解した。

▼「言葉に愛がなければ」というが、受け止める方に“寛容の気持ち”がないと、どんな言葉も心に響かないのではないかと、チラット感じた一日でした。

WBCと温泉

2023年03月24日 11時13分49秒 | えいこう語る
▼自宅から20分ほどに、65歳以上の入浴料金が50円の温泉がある。そこでもWBCの話題は、温泉の温度より沸騰していた。

▼昨日(23日)、函館市内への買い物の帰りに、その温泉に立ち寄った。午後5時を過ぎ、夕食時間だったので、数人しかいなかった。

▼浴場から出ると、脱衣所には一人の男性がいた。年齢は80歳ほどで、以前から良く知っている方だ。だがこの男性、周辺地域ではちょっぴり“煙たがられる”存在だ。

▼WBCでの日本の活躍について、監督や選手たちの力量を語り始めた。特に栗山監督が村上選手を最後まで信頼し起用し続けたこと、最後にの村上選手のホームランに感動したことを、熱心に語りかけてきた。

▼私も同感だと伝えた。そこで私が村上のホームランは、素晴らしい軌道だったことを「まるで富士山をも飛び越えるような打球だった」と表現した。

▼その言葉に“天邪鬼男”!が反応した。「君は“ホラ吹き”ではないか」。「富士山を飛び越えるというのはありえない」ときた。

▼久しぶりに出たかこのオヤジ !と、私もバッターボックスに立ったような、高ぶった気分になった。

▼「村上のホームランの素晴らしさに、私は感動とリスペクトを感じた。そのことを称えるために、日本一の高さを誇る富士山を超えるようだと表現したのだ。ホラではない。表現の問題だ。あまりにもホームランが痛快だったので、そんな表現をしたのだ。つまり心に感じたことを、最大限に表現しただけだ。要は、言葉をどのように表現するかの問題だ。それをホラとは言わない。

▼温泉で身も心もリラックスしていたためか、先輩に対しちょっぴり失礼な発言をしてしまったのだ。発言を撤回することはできない。いやするつもりもないのが、そこが私の至らないところだ。

▼この先輩は、なかなかウイットなところもある。今私が読んでいる本は『国策不捜査』「森友事件の全貌」籠池泰典+赤澤竜也(文芸春秋)だ。

▼そこで籠池とこの先輩は、似た性格ではないかと思っていたからだ。顔の造作も似ている。そんな潜在意識が、反撃につながったのではないかと、反省している。

▼先輩の性格を知るこんな出来事がある。ある日の温泉での会話だ。膝が悪いとは聞いていたので「お身体大丈夫ですか」と尋ねると「今日は幽霊になって温泉に来たのだ。幽霊になれば痛いところなどないからだ」と、こんなジョークが言えるユニークなキャラなのだ。

▼私は温泉からの帰りの車の中で、大人気ないことを発してしまったことに、多少の後悔はしたが、先輩からの剛速球を撃ち返したことに、村上のホームランを重ねていた。

▼「富士山をも超えるようなホームラン」この表現は、あらためて適切な表現ではないかと思った。そしてスカッとした気分にもなった。

日本軍最高指揮官ウクライナ訪問

2023年03月23日 19時05分17秒 | えいこう語る

▼インドへ外交中のキシダ総理、戦争真真っ只中のウクライナへ電撃訪問。インドからチャーター機でポーランド。そこから汽車で首都キーウヘ。

▼カルロス・ゴーンの逃亡劇を彷彿させる、この歴史的隠密行動に、世界各国はどんな反応を示すだろうか。

▼自衛隊を世界は「日本軍」と認識している。日本の憲法解釈では、自衛隊は“戦力にあたらない”としているが、世界でもトップクラスの戦力を保有している。これが本当の憲法解釈の“捏造”だ。

▼その日本軍の最高指揮官がキシダ総理だ。世界は日本軍総大将の、ウクライナ訪問とみているだろう。それにウクライナへの支援を、命がけ?で表明しに来たのだ。

▼対するロシアは、ウクライナ戦争に日本が参戦してきたと考えるに違いない。ここで北海道民は、北方領土放棄と日ロ漁業交渉の破棄を自覚させられる。

▼軍事同盟国の米国に訪問を促されたとしても、北海道民の生活の安全を、犠牲にしていいものではない。この訪問で、我が政府は北海道と沖縄を、辺境の地と考えていることがよく理解できる。

▼蛇足だが、ロシア側から見れば、ウクライナとは「辺境の地」という意味らしい。

▼万が一、中国の台湾進攻が始まれば、沖縄が戦場に。G7サミットで、ウクライナ支援で「7カ国軍事同盟」が成立すれば、プーチンは北海道を狙いかねない状況だ。

▼我が国の総大将のウクライナ訪問は、そんな危険性を孕んでいる。妄想にも度が過ぎると思われるが、そんな妄想を道民にさせたのが、キシダ総理のキーウ訪問だ。

▼さらに5月のG7での「共同声明」は、我が国が、戦争する国に生まれ変わる、歴史的な転換期に違いない。

▼『憲法第9条』を制定した米国が『9条破棄』を容認するのが、G7サミットが米国の筋書き道理に運ぶご褒美ではないか。

▼今までの内容は昨夜の夢だ。さらに夢は続く。WBCでの夢のような夢だ。選手たちがキシダ総理へ勝利の報告に上がる。

▼そして村神様!のホームラン・ボールが総理に手渡され、総理のダジャレが炸裂した!。「ウクライナもロシアへタマをどんどん打ち込んでほしいものだ」。一同“ガチョーン”と崩れ落ちた。

▼さらに横綱・大関不在の大相撲の祝杯授与にも、キシダ総理登場。「よくこの難戦を制した。感動した!」。さらに総理がマイクを持ち、観戦者一同と“君が代”の大合唱が行われた。

▼なぜか私の目にも熱いものが流れた。私も日本人なのだなと、感じた瞬間だった。階下から「いつまで寝ているの、朝食ができたよ」との、我が家の大元帥閣下の声で目が覚めた。

▼ふと思い出したことがある。10年ほど前に知り合ったエホバの証人の若者が、チベットに布教に出かけた。

▼彼は行きたくないと話していた。そこで私は「チベットの夜空は星がきれいに違いない。そこで“目覚めよ!”」と激励した。風の便りでは地元の娘さんと結婚したという。

▼私は妻の声で“目覚め”るが、彼も異国の地で「真の目覚め」を体得したのだろうか。

情けない日本の総理

2023年03月22日 19時49分06秒 | えいこう語る

▼大江健三郎氏が亡くなった。ノーベル文学賞授賞式での講演「曖昧な日本の私」は、戦後生まれの私は、決して忘れない言葉だ。

▼戦後に天皇制なるものが、連続して存在したことでの、日本人の心象の在り様を、叱咤する言葉に思えたからだ。

▼私が生きてきた戦後のすべては、米国従属から自立できず、絶えず米国のイニシアチィブの下に国家が動かされてきた。

▼その最大の要因は『日米安保条約』だ。【9条】がありながら、占領国米国は、自衛隊の設立を要請する。「曖昧な日本」への本格的な始まりだ。

▼戦後78年目の今年、コロナパンデミックは、日本国民が自らの潜在能力である「同調圧力」を充分に発揮した。

▼その状況をみて、気熟したとみたキシダ政権は「敵基地攻撃能力」と「軍事費増強」を公にした。それは【憲法改正】への大号令だ。

▼米国製の憲法は、やはり米国により改正の許可を認められたに違いない。憲法改正への宣言場所が、世界で初めて原爆が落とされ、議長を務めるキシダ総理の選挙区「ヒロシマ」だ。

▼G7サミットのシナリオ・ライターは米国だ。司会役がキシダ総理だ。そのお膳立てとして、米国はウクライナへの訪問を促した。

▼インド訪問から秘密裏にポーランドへ飛び、そこから汽車での移動だ。キシダ総理のそばには、米国から派遣されたと思われる、屈強なボディーガードが、付き添っていたようにも見えた。

▼武器供与はできないが、様々な物資の補給を約束してきたに違いない。その日はくしくも、ロシアでの「中ロ首脳会談」の日だ。いい日のお膳立てだ。

▼これで「日・米・英・仏・独・伊・加」の『G7軍事同盟』を世界に鼓舞し、ロシアとの戦いを制する勢いを示すのだろう。

▼そのご褒美が【憲法改正】に違いない。だが、それはさらなる『日米安保条約』の強化で、日本は米国の「最強部隊」となる運命のように思える。

▼「曖昧な日本」は「情けない日本」に成り下がったのではないかと、キシダ総理のウクライナへの“初めてのお使い”に、なんだか悲しみを覚える。

▼WBCで日本が優勝した。スポーツ界ばかりではなく、日本の政界も一丸となって「恒久平和」を勝ち取ってもらいたいものだ。