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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

新たな展開

2011年03月17日 16時00分24秒 | えいこう語る
大地震が発生し巨大津波が襲ってきた、これで治まったと思ったら、原子力発電所が爆発するかも知れないという脅威にさらされている。
原子力に詳しくなくても原発での事故は、原子爆弾投下と同じだというのは知っている。
私の村の対岸下北半島大間町に、我が国最大のMOX燃料を使用する原発の工事が、昨年から始まった。
MOXとは、広島原爆のウランと長崎原爆のプルトニウムを混合したものだ。
私が出来ることは、その危険性を住民に伝えることだ。
村の町内会連合会を率いて、北海道泊村の原子力施設を見学し、同時に原発反対運動の活動家の話も伺った。
村の婦人団体を引率し、大間原発のPR館の視察もした。
チェルノブイリ事故の後は、近隣町村で反原発の講演会を企画した。
私がしたのはその程度である。
だが福島原発事故は、我国ばかりではなく世界中も恐怖と共に関心を抱いている。大間原発の工事中止に向かって、多くの賛同が得られそうなチャンスだ。
今、原発のことを理解しようと、脱原子力運動の中心的存在であった、故高木仁三郎氏の「プルトニウムの未来」という本を読み直している。
今朝、近隣に住んでいるある方から電話をいただき、逢いに行った。
原発についての話であった。私はこの方が組織の方なので以外であったが、話をしているうちに、反原発運動の方との交流があるということがわかった。
それに高木仁三郎教授から学生時代に講義を受けており、親しい間柄だという。昨年、高木氏の没後10周年の集まりにも参加してきたという。
世の中は狭いものである。
自分が活動し撒いた種がどこかで生存していて、また新たなつながりが出来たのである。
まるで敗戦時の様な困難に陥った我が国だが、私たちの先輩たちはあの焼け野原から立ち上がったのである。
一人一人が何をなすべきかを自分に問い、活動するその力が集結する時、日本再建へとつながるのではないかと思う。
世界からも「ガンバレ日本!」の熱いメッセージがたくさん届いている。
※現地を見た方から、南アフリカの喜望峰に似ていると言われた、銚子岬。喜望峰のある村なのだ。


我が自然美あふれるとどほっけ村、人口1,200人。
みんなの力を結集すれば、北海道一「魅力あるマチ」になるはずである。
吸収合併にめげず、ガンバロウ・とどほっけ!
チョッピリ、労働組合的になってしまった。