鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1361~竹鶴政孝パート271

2017-05-10 12:14:57 | 竹鶴
今回のお気に入りは、竹鶴政孝パート271、アイリークです。

ニッカファンですが、今、浮気をしています。
数年前まで晩酌ローテーションの定番だったニッカピュアモルトホワイトの代役として、アイリーク(イーラッハ)を味わっています。

両者の商品紹介をAMAZONから引用します。
=====
「ブラック」「ホワイト」「レッド」3タイプの品揃えの内の一つで、余市蒸溜所のヘビーピートタイプのモルトが主体。海草やヨードに似た強いピート香。
コクのあるやわらかな味わいが特徴です。
北海道、余市蒸溜所は、ニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」が最初に選んだ地であり、海と山に囲まれた風景や気候、特に朝夕に靄(もや)が立ち込める光景は、リタ夫人が故郷を想い浮かべるほどスコットランドと共通していました。
=====
イーラッハとは“アイラ島民”を意味します。
1999年の「インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション」で金賞を受賞したアイラモルト。
瓶詰めをしたのは「ザ・ハイランズ&アイランズスコッチカンパニー」ですが、蒸留所の名は明かされていません。
ラフロイグかラガヴーリンの若いものではないかと言われています。
スモーキーな味わいでは在りますが口当たりの良さはクール。
=====

元々アイラモルトを使っていたピュアモルトホワイトが、ある年を境に余市のペビーピートタイプのモルトに替わりました。
徐々にその強烈な個性が失われ、飲みやすくなりました。
そしてモルト不足が表面化し、ついに廃番になってしまいました。
ヘビーピートタイプのモルトは癖になり、定期的に味わいたくなることは、アイラモルト好きなら理解してくれるはず。
かつては箱買いしていたピュアモルトホワイトを、今は細々とネットオークションで落札しています。
晩酌は、在庫本数と相談しつつ、年に数本・・・。
代わりになるお手頃のこのタイプのウイスキーが、ニッカ製品には見当たらない・・・。
仕方なくラフロイグやアイラストーム、アイリークで、時々浮気しています。

今回、久しぶりにボトル残量を気にせずにアイラモルトを味わいたくなり、アイリークを箱買いしました。
未開栓ボトルがまだ5本もある、という安心感が、鬱積した心を静めてくれました。

「竹鶴12年、余市10年、ピュアモルトホワイト」に、時々竹鶴17年を入れた晩酌ローテーションが壊れて久しいです。
あの頃のように贅沢に原酒を味わう時代はもう戻ることはないでしょう。
今はフロム・ザ・バレルとブラックニッカブレンダーズスピリットを箱買いして楽しんでいます。
そこに疑似体験としてアイリークを加え、原酒黄金時代を懐かしんでいます。
ニッカファンとして少しの後ろめたさを感じながら・・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする