今回のお気に入りは、「四季の北海道」です。
「四季の北海道 さいはてへのいざない」を読みました。
1964年に千趣会が発行した、更科源蔵・原田康子・戸川幸夫・串田孫一・森繁久弥他の文章をまとめた本です。
著名人の北海道体験をまとめた、多少旅行ガイドっぽい内容です。
串田は十勝岳登山について書いています。
火山ガスに苦しめられながらようやく登り、間近に見た噴火口に恐怖を覚えます。
その次の月に噴火したことを知り、その恐怖が蘇ったことでしょう。
意外だったのは、いつも穏やかな著者が、登山の途中に出会った自衛隊に対して嫌悪感を露わにしていること。
そういう一面があったのですね。
森繁久弥の知床旅情誕生秘話も面白かったです。
映画製作の長期滞在時に、深く考えずに書いた詩が、地元に愛され、歌い継がれていることに気恥ずかしさを覚えていたとのこと。
そんな一面のある人だったとは・・・。
こちらも意外でした。
原田康子は釧路の霧について、戸川幸夫は網走の結氷について書いていました。
結氷に閉じ込められた戸川を運ぶために自衛艦が出動したという記述が気になる程度でした。
本書はとても薄い本ですが、活字が小さい上、紙質が悪いため、読むのに時間がかかりました。
老眼には厳しかったなあ。
「四季の北海道 さいはてへのいざない」を読みました。
1964年に千趣会が発行した、更科源蔵・原田康子・戸川幸夫・串田孫一・森繁久弥他の文章をまとめた本です。
著名人の北海道体験をまとめた、多少旅行ガイドっぽい内容です。
串田は十勝岳登山について書いています。
火山ガスに苦しめられながらようやく登り、間近に見た噴火口に恐怖を覚えます。
その次の月に噴火したことを知り、その恐怖が蘇ったことでしょう。
意外だったのは、いつも穏やかな著者が、登山の途中に出会った自衛隊に対して嫌悪感を露わにしていること。
そういう一面があったのですね。
森繁久弥の知床旅情誕生秘話も面白かったです。
映画製作の長期滞在時に、深く考えずに書いた詩が、地元に愛され、歌い継がれていることに気恥ずかしさを覚えていたとのこと。
そんな一面のある人だったとは・・・。
こちらも意外でした。
原田康子は釧路の霧について、戸川幸夫は網走の結氷について書いていました。
結氷に閉じ込められた戸川を運ぶために自衛艦が出動したという記述が気になる程度でした。
本書はとても薄い本ですが、活字が小さい上、紙質が悪いため、読むのに時間がかかりました。
老眼には厳しかったなあ。