先日、福岡市中央区大濠公園にある福岡市立美術館にて開催されていたキース・へリング展に足を運んでみた。ヘリングは所謂ストリートアートの先駆者とも呼べるアメリカの画家だが、正直私はその業績については(恥ずかしながら)あまり知らなかった。もちろん、あの独特の絵柄に関しては誰しも見覚えがあるだろうが、彼自身については私はまるで門外漢だ。だから今回の美術展は有意義だったと言える。
ヘリングは1958年にペンシルベニア州レディングで生まれているが、30歳代で早世している。しかも、実質的な創作活動期間は10年ほどだ。しかし、その作品数は数百点にものぼるらしい。アートを特定の層にだけではなく大衆に届けたいと考えていた彼らしく、創作するメディアは絵画だけではなくポスターのデザインやストリートや地下鉄の構内、さらには自身のデザインを元にした数々のグッズの販路を展開するという、おそらくはそれまで例を見ないマーケティング(?)を採用している点は革新的だったのだろう。
ユニクロが彼のデザインを採用していたことも思い出した。また、児童福祉のための慈善活動にも積極的だったとか。それだけに、若くして世を去ってしまったのは惜しい。そういえば、彼を題材にしたドキュメンタリー映画があると聞く。「キース・ヘリング ストリート・アート・ボーイ」というタイトルのイギリス作品で(製作は2020年 監督:ベン・アンソニー)、53分程度の小品らしい。機会があれば鑑賞してみたいものだ。
会場は夏休み期間中ということもあり、家族連れも含めた多くの入場客で賑わっていた。特にこういうポップな画調は子供に対して大きくアピールするのではないかと思う(まあ、実はかなり際どい題材の作品もあったのだが ^^;)。会場内には各種グッズの物販コーナーがあり、商品数はかなり多かった。しかし私は時間が無くてゆっくり見られず、早々に美術館を後にしたのが、何とも心残り。今後こういうイベントに行く際には、余裕を持ったスケジューリングを心掛けたい。
ヘリングは1958年にペンシルベニア州レディングで生まれているが、30歳代で早世している。しかも、実質的な創作活動期間は10年ほどだ。しかし、その作品数は数百点にものぼるらしい。アートを特定の層にだけではなく大衆に届けたいと考えていた彼らしく、創作するメディアは絵画だけではなくポスターのデザインやストリートや地下鉄の構内、さらには自身のデザインを元にした数々のグッズの販路を展開するという、おそらくはそれまで例を見ないマーケティング(?)を採用している点は革新的だったのだろう。
ユニクロが彼のデザインを採用していたことも思い出した。また、児童福祉のための慈善活動にも積極的だったとか。それだけに、若くして世を去ってしまったのは惜しい。そういえば、彼を題材にしたドキュメンタリー映画があると聞く。「キース・ヘリング ストリート・アート・ボーイ」というタイトルのイギリス作品で(製作は2020年 監督:ベン・アンソニー)、53分程度の小品らしい。機会があれば鑑賞してみたいものだ。
会場は夏休み期間中ということもあり、家族連れも含めた多くの入場客で賑わっていた。特にこういうポップな画調は子供に対して大きくアピールするのではないかと思う(まあ、実はかなり際どい題材の作品もあったのだが ^^;)。会場内には各種グッズの物販コーナーがあり、商品数はかなり多かった。しかし私は時間が無くてゆっくり見られず、早々に美術館を後にしたのが、何とも心残り。今後こういうイベントに行く際には、余裕を持ったスケジューリングを心掛けたい。