【現地訪問日:2016/9/2、記事作成日:2016/10/26】
このエントリではその1(前編)・その2の続きとして、国道417号線(+冠山林道)の冠山峠から岐阜県側の走行記を記載しています。
鯖江IC→冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村までの地図(google mapのデータ)
※ このエントリでは上記地図の冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村間について記載しています。
1. 冠山峠→国道417号線(徳山ダム手前)まで
冠山峠→徳山ダム→藤橋の道の駅までの地図
42-記念撮影
福井県側から冠山峠に登ってきたブログ主は、写真を撮ったりして小休止をしていました。そして15:25頃に岐阜県側に向かって再出発します。
44-冠山を左手に下っていきます
冠山は本当に特徴的な姿をしています。
45-ススキのある風景
夏の終わりと秋の初めが一緒に来たような明るい山の風景です。
46-岐阜県側の山々
本当に見晴らしが良いところです。この辺の風景は本当にたまらないものがあります。
遠く(横浜)から走りに来て良かったと思えるひとときです。
57-ダム湖が見えます
カメラの望遠機能を使うと、山と山の間に湖のようなものが見えます。あれが徳山ダムのダム湖になります。これからそのダム湖に向かっていく訳ですが、ようやく視認できるようなサイズなので、まだまだ遠い世界に存在しているように感じます。
58-山道を下っていきます
冠山峠より岐阜県側は、福井県側よりも多少は走りやすい環境でした。
59-洗い越しと遭遇します(15:35頃)
それでも落石や路面のでこぼこはたまにありまして、今回はそれに加えて、小川が道路を横切っている洗い越しまで出てきました。
60-水の発生源
これまでにブログ主が遭遇した洗い越しは、山肌から浸みだした雨水が集まって沢(小川)となり、それが道路を横切っているパターンでした。
しかしここの洗い越しは道の脇で水がコンコンと湧き出ているような状態で、あまりの珍しさに笑ってしまいそうになりました。
61-小石の転がる道
尖った石を踏んでパンクしないように、丁寧に避けて走って行きます。
62-対向車がやって来ました
今回、1車線の狭い峠道区間で唯一出会った対向車がこの車でした。先に気付いたブログ主が離合できる場所に避けて、対向車をやり過ごします。
63-ここから先は徳山ダムの管理用道路です(15:42)
1つ上の写真から5分ほど下っていくと「林道塚線」の案内板があり、その近くにこの警告看板が出ています。この看板には
「道路の規格・構造は、公道とは異なり、路肩の保全・法面からの落石等の防止が充分ではありませんので、利用される方は次の事項を遵守のうえ通行して下さい。
一 土砂崩れ、路肩崩壊、落石等の危険があります。
二 降雨、夜間、濃霧時等の通行は避けて下さい。特に大雨の時は危険です。
三 道幅が狭く、見通しも悪いことから通行時にはご注意ください。
四 事故等の責任は負いかねます。
独立行政法人水資源機構 徳山ダム管理所」
との記載がされていました。
64-欄干がボロボロの橋
小さな橋を渡っていきます。
65-右手が川になりました
これが揖斐川の源流でいいのかな?(多分そうだと思う)
66-「ここから先、300m区間待避所はありません」の警告看板
傾いた落石注意の黄色の標識もイイ感じです。
67-待機所
この付近は1車線ながらも大型車が通れるレベルの幅員があるのと、こうした離合ポイントが設けられているのが良心的です。
68-ぐいーんと曲がっていきます
川沿いの道をひたすら進んで行きます。
69-細い橋に出ました
久々に人の営みを感じられるエリアに出てきました。
70-建設中の道路
左手を見ると真新しい道路が見えます。冠山の下をトンネルで抜ける冠山峠道路が現在建築中となっています。
71-ここから先は国道417号線です (15:48)
途中、写真を撮りながらでも、20分程度で冠山峠からここまで下りて来れたことになります。
2. 国道417号線復帰地点→徳山ダム→藤橋の道の駅まで
72-トンネルが出てきました
このトンネルは塚白椿隧道(3330m)です。写真の右側はトラックやダンプカーが止まっている工事現場の基地のようなところで、道の真ん中に立っている人は工事関係の誘導員さんです。
73-地滑り発生現場
左手の山側が崩れたみたいで、復旧工事が行われていました。
74-ダム湖が見えてきました
お椀をひっくり返したような山の風景は、四国のような雰囲気があります。
75-湖にかかる橋を走っていきます
湖の上の快速道を走って行きます。水の上(空の上)を走っているような感じがしてGoodです!
76-次のトンネルが出てきました
今度のトンネルは櫨原義徳隧道(1292m)です。この辺りは1kmを越える長いトンネルが何本も出てきます。
77-またまた湖の上を走って行きます
「あぁ^~ いいですわ~。こういうところ、たまらんですわ~。」
78-ダム湖沿いを快走します
「あぁ^~ いいですわ~。こういうところ、たまらんですわ~。」(再掲)
79-本郷カンタク隧道(1630m)
この付近の道路の橋やトンネルは、北海道のアイヌ語語源の難読地名に通じるような特徴的な名称が付けられています。一覧や読み方について知りたい方は、WikiPediaの徳山バイパスの項を参照下さい。
80-県道270号線の分岐点前(16:02頃)
この先、T字路の左側ルートが岐阜県道270号藤橋根尾線になります。今夜ブログ主が宿泊する樽見(旧根尾村)へはこちらを通った方が圧倒的に近いのですが、今回は徳山ダム沿いの道を一通り走ってみたいという思いがあったので直進します。
岐阜県道270号 藤橋根尾線の地図 (google mapのデータ)
藤橋根尾線は、馬坂峠を越えて道の駅うすずみ桜の里・ねお付近の場所に到達するルートとなっています。
81-徳之山八徳橋(503m)
ここからは長い橋を通って対岸に渡ります。
82-でっかい湖の対岸に渡ります
本当なら橋の上から湖の風景写真を撮りたいところでしたが、残念ながら「橋の上では止まるな」との案内が出ていたので、渡り終わったところからパシャリ。それでも綺麗な風景の写真が残せました。(´∀`)
83-ダムを過ぎても快走路が続きます
橋を渡る前は右手がダム湖だったのですが、橋を渡ってしばらくすると左手側が川(谷川)の風景になります。
84-緑の山と川
周りは山の木々の緑、川の水はエメラルドグリーンと緑一色でした。(役満です)
85-鶴見にやって来ました
京浜東北線の川崎の隣の駅までやってきました(←横浜市民的ボケ)。
86-日陰になってきた山 (16:20頃)
日が傾いてきて、山の低いところに影がかかってきました。こういうコントラストは好きです。
87-新川尻橋(16:23頃)
再び橋を通って対岸に渡ります。
88-道の駅・星のふる里ふじはし
そして旧藤橋村にある道の駅に到着します(16:30頃)。ここには温泉施設があるのですが、今回はトイレだけお借りして、温泉はスルーします。
藤橋の道の駅→根尾能郷(落ちたら死ぬ看板)までの地図 (google mapのデータ)
当初の予定ではここから板取の「モネの池」に行くプランも考えていたのですが、陽がある時間帯に辿り着けるかどうかびみょーだったため、もう1つの予定経由地であった温見峠越えルート手前の「落ちたら死ぬ看板」と、うすずみ温泉の方に向かって行きます。
89-樽見鉄道の踏切(17:08頃)
国道303号線を揖斐川沿いに岐阜方面に向かって行き、県道40号線で東にショートカットします。そして根尾川を渡り、樽見鉄道を越えて国道157号線に到達します。
90-根尾川沿いの国道157号線を北上
樽見(旧根尾村)に向かって、川沿いの快走路を北上していきます。しかしかなり日が傾いて、日暮れが近づいてきました。今回の宿泊地は樽見鉄道の終点である樽見駅近くの民宿ですが、今回はちょっとその先まで脚を伸ばします。
91-旧根尾村側の県道270号線分岐点(17:27頃)
そして県道270号線との分岐点に到着します。ここは写真番号80のところで分岐した道の反対側(終点)に当たります。時間があれば再び徳山ダムに行って戻ってきたいところでしたが、もう日暮れだし体力も残っていないので今回はスルーします。
92-能郷ゲート(この先大型車通行不能)
国道157号線の温見峠越えルートは、過去に何人も死者を出しているガードレールの無い狭い断崖絶壁の恐ろしい道路環境で、その岐阜県側の入口が旧根尾村の能郷地区(根尾能郷)となります。
そしてこの付近は豪雪地帯であるため、温見峠越えルートは半年近い冬季閉鎖が行われるのですが、岐阜県側の閉鎖ポイントがこの能郷ゲートになります。
93-落ちたら死ぬ看板(2年ぶり再会)…17:40頃
国道157号線の温見峠は酷道マニアにとっての聖地ともいえる有名な道ですが、この「落ちたら死ぬ看板」も酷道マニアであれば知らない人はいないようなマスコット的存在となっています。
ブログ主が初めて温見峠を通ったのは2年前の2014年7月のこと(このときの走行記はこちら)。前回来たときは落ちたら死ぬ看板の写真を1枚しか撮っていなかったので、今回はしっかりと記念撮影してきたのでありました。
94-住吉屋に到着(写真は翌朝撮影)
そして能郷ゲートと落ちたら死ぬ看板のところからUターンしてうすずみ温泉でまったりし、完全に暗くなった20時前にこの日の宿泊場所となる住吉屋(公式サイト)に到着。午前3時過ぎにスタートした長い長いツーリングの1日目が無事に終わったのでありました。
翌朝よりブログ主は“国道418号線を巡る旅”として2日目のツーリングを開始するのですが、この旅行記はまたの機会に記載したいと思います。(完)
※ 国道418号線の走行記はこちらを参照ください。(2017/10/29追記)
補足. 冠山峠より岐阜県側・徳山ダム側の道路環境について
・前述の通り、冠山峠より岐阜県側は福井県側よりもまだ走りやすい道路環境です。しかしガードレールの無い狭路や路面のでこぼこ&落石等があるので、注意が必要です。
・徳山ダム沿いの徳山バイパスは、ダンプカー同士が楽々通行できる広めの片側1車線の道路環境です。信号も無いので前に遅い車がなければ、50~70km/h近辺でひたすら走って行くような快速道となります。
・ただし注意点はトンネル内の気温で、トンネルの中は真夏でも肌寒く感じるくらい気温が低いという点です。トンネル内がひんやりしているケースはよくあるのですが、徳山バイパスのトンネルは長さが1kmを越える長いトンネルがいくつも続く点で厄介です。
今回ブログ主は半袖+メッシュジャケットという夏仕様で走っていたのですが、マジで凍えそうになりました。暑い時期でも、徳山バイパス付近は(非メッシュの)薄手の長袖を1枚中に着ておくことをお勧めします。
このエントリではその1(前編)・その2の続きとして、国道417号線(+冠山林道)の冠山峠から岐阜県側の走行記を記載しています。
鯖江IC→冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村までの地図(google mapのデータ)
※ このエントリでは上記地図の冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村間について記載しています。
1. 冠山峠→国道417号線(徳山ダム手前)まで
冠山峠→徳山ダム→藤橋の道の駅までの地図
42-記念撮影
福井県側から冠山峠に登ってきたブログ主は、写真を撮ったりして小休止をしていました。そして15:25頃に岐阜県側に向かって再出発します。
44-冠山を左手に下っていきます
冠山は本当に特徴的な姿をしています。
45-ススキのある風景
夏の終わりと秋の初めが一緒に来たような明るい山の風景です。
46-岐阜県側の山々
本当に見晴らしが良いところです。この辺の風景は本当にたまらないものがあります。
遠く(横浜)から走りに来て良かったと思えるひとときです。
57-ダム湖が見えます
カメラの望遠機能を使うと、山と山の間に湖のようなものが見えます。あれが徳山ダムのダム湖になります。これからそのダム湖に向かっていく訳ですが、ようやく視認できるようなサイズなので、まだまだ遠い世界に存在しているように感じます。
58-山道を下っていきます
冠山峠より岐阜県側は、福井県側よりも多少は走りやすい環境でした。
59-洗い越しと遭遇します(15:35頃)
それでも落石や路面のでこぼこはたまにありまして、今回はそれに加えて、小川が道路を横切っている洗い越しまで出てきました。
60-水の発生源
これまでにブログ主が遭遇した洗い越しは、山肌から浸みだした雨水が集まって沢(小川)となり、それが道路を横切っているパターンでした。
しかしここの洗い越しは道の脇で水がコンコンと湧き出ているような状態で、あまりの珍しさに笑ってしまいそうになりました。
61-小石の転がる道
尖った石を踏んでパンクしないように、丁寧に避けて走って行きます。
62-対向車がやって来ました
今回、1車線の狭い峠道区間で唯一出会った対向車がこの車でした。先に気付いたブログ主が離合できる場所に避けて、対向車をやり過ごします。
63-ここから先は徳山ダムの管理用道路です(15:42)
1つ上の写真から5分ほど下っていくと「林道塚線」の案内板があり、その近くにこの警告看板が出ています。この看板には
「道路の規格・構造は、公道とは異なり、路肩の保全・法面からの落石等の防止が充分ではありませんので、利用される方は次の事項を遵守のうえ通行して下さい。
一 土砂崩れ、路肩崩壊、落石等の危険があります。
二 降雨、夜間、濃霧時等の通行は避けて下さい。特に大雨の時は危険です。
三 道幅が狭く、見通しも悪いことから通行時にはご注意ください。
四 事故等の責任は負いかねます。
独立行政法人水資源機構 徳山ダム管理所」
との記載がされていました。
64-欄干がボロボロの橋
小さな橋を渡っていきます。
65-右手が川になりました
これが揖斐川の源流でいいのかな?(多分そうだと思う)
66-「ここから先、300m区間待避所はありません」の警告看板
傾いた落石注意の黄色の標識もイイ感じです。
67-待機所
この付近は1車線ながらも大型車が通れるレベルの幅員があるのと、こうした離合ポイントが設けられているのが良心的です。
68-ぐいーんと曲がっていきます
川沿いの道をひたすら進んで行きます。
69-細い橋に出ました
久々に人の営みを感じられるエリアに出てきました。
70-建設中の道路
左手を見ると真新しい道路が見えます。冠山の下をトンネルで抜ける冠山峠道路が現在建築中となっています。
71-ここから先は国道417号線です (15:48)
途中、写真を撮りながらでも、20分程度で冠山峠からここまで下りて来れたことになります。
2. 国道417号線復帰地点→徳山ダム→藤橋の道の駅まで
72-トンネルが出てきました
このトンネルは塚白椿隧道(3330m)です。写真の右側はトラックやダンプカーが止まっている工事現場の基地のようなところで、道の真ん中に立っている人は工事関係の誘導員さんです。
73-地滑り発生現場
左手の山側が崩れたみたいで、復旧工事が行われていました。
74-ダム湖が見えてきました
お椀をひっくり返したような山の風景は、四国のような雰囲気があります。
75-湖にかかる橋を走っていきます
湖の上の快速道を走って行きます。水の上(空の上)を走っているような感じがしてGoodです!
76-次のトンネルが出てきました
今度のトンネルは櫨原義徳隧道(1292m)です。この辺りは1kmを越える長いトンネルが何本も出てきます。
77-またまた湖の上を走って行きます
「あぁ^~ いいですわ~。こういうところ、たまらんですわ~。」
78-ダム湖沿いを快走します
「あぁ^~ いいですわ~。こういうところ、たまらんですわ~。」(再掲)
79-本郷カンタク隧道(1630m)
この付近の道路の橋やトンネルは、北海道のアイヌ語語源の難読地名に通じるような特徴的な名称が付けられています。一覧や読み方について知りたい方は、WikiPediaの徳山バイパスの項を参照下さい。
80-県道270号線の分岐点前(16:02頃)
この先、T字路の左側ルートが岐阜県道270号藤橋根尾線になります。今夜ブログ主が宿泊する樽見(旧根尾村)へはこちらを通った方が圧倒的に近いのですが、今回は徳山ダム沿いの道を一通り走ってみたいという思いがあったので直進します。
岐阜県道270号 藤橋根尾線の地図 (google mapのデータ)
藤橋根尾線は、馬坂峠を越えて道の駅うすずみ桜の里・ねお付近の場所に到達するルートとなっています。
81-徳之山八徳橋(503m)
ここからは長い橋を通って対岸に渡ります。
82-でっかい湖の対岸に渡ります
本当なら橋の上から湖の風景写真を撮りたいところでしたが、残念ながら「橋の上では止まるな」との案内が出ていたので、渡り終わったところからパシャリ。それでも綺麗な風景の写真が残せました。(´∀`)
83-ダムを過ぎても快走路が続きます
橋を渡る前は右手がダム湖だったのですが、橋を渡ってしばらくすると左手側が川(谷川)の風景になります。
84-緑の山と川
周りは山の木々の緑、川の水はエメラルドグリーンと緑一色でした。(役満です)
85-鶴見にやって来ました
京浜東北線の川崎の隣の駅までやってきました(←横浜市民的ボケ)。
86-日陰になってきた山 (16:20頃)
日が傾いてきて、山の低いところに影がかかってきました。こういうコントラストは好きです。
87-新川尻橋(16:23頃)
再び橋を通って対岸に渡ります。
88-道の駅・星のふる里ふじはし
そして旧藤橋村にある道の駅に到着します(16:30頃)。ここには温泉施設があるのですが、今回はトイレだけお借りして、温泉はスルーします。
藤橋の道の駅→根尾能郷(落ちたら死ぬ看板)までの地図 (google mapのデータ)
当初の予定ではここから板取の「モネの池」に行くプランも考えていたのですが、陽がある時間帯に辿り着けるかどうかびみょーだったため、もう1つの予定経由地であった温見峠越えルート手前の「落ちたら死ぬ看板」と、うすずみ温泉の方に向かって行きます。
89-樽見鉄道の踏切(17:08頃)
国道303号線を揖斐川沿いに岐阜方面に向かって行き、県道40号線で東にショートカットします。そして根尾川を渡り、樽見鉄道を越えて国道157号線に到達します。
90-根尾川沿いの国道157号線を北上
樽見(旧根尾村)に向かって、川沿いの快走路を北上していきます。しかしかなり日が傾いて、日暮れが近づいてきました。今回の宿泊地は樽見鉄道の終点である樽見駅近くの民宿ですが、今回はちょっとその先まで脚を伸ばします。
91-旧根尾村側の県道270号線分岐点(17:27頃)
そして県道270号線との分岐点に到着します。ここは写真番号80のところで分岐した道の反対側(終点)に当たります。時間があれば再び徳山ダムに行って戻ってきたいところでしたが、もう日暮れだし体力も残っていないので今回はスルーします。
92-能郷ゲート(この先大型車通行不能)
国道157号線の温見峠越えルートは、過去に何人も死者を出しているガードレールの無い狭い断崖絶壁の恐ろしい道路環境で、その岐阜県側の入口が旧根尾村の能郷地区(根尾能郷)となります。
そしてこの付近は豪雪地帯であるため、温見峠越えルートは半年近い冬季閉鎖が行われるのですが、岐阜県側の閉鎖ポイントがこの能郷ゲートになります。
93-落ちたら死ぬ看板(2年ぶり再会)…17:40頃
国道157号線の温見峠は酷道マニアにとっての聖地ともいえる有名な道ですが、この「落ちたら死ぬ看板」も酷道マニアであれば知らない人はいないようなマスコット的存在となっています。
ブログ主が初めて温見峠を通ったのは2年前の2014年7月のこと(このときの走行記はこちら)。前回来たときは落ちたら死ぬ看板の写真を1枚しか撮っていなかったので、今回はしっかりと記念撮影してきたのでありました。
94-住吉屋に到着(写真は翌朝撮影)
そして能郷ゲートと落ちたら死ぬ看板のところからUターンしてうすずみ温泉でまったりし、完全に暗くなった20時前にこの日の宿泊場所となる住吉屋(公式サイト)に到着。午前3時過ぎにスタートした長い長いツーリングの1日目が無事に終わったのでありました。
翌朝よりブログ主は“国道418号線を巡る旅”として2日目のツーリングを開始するのですが、この旅行記はまたの機会に記載したいと思います。(完)
※ 国道418号線の走行記はこちらを参照ください。(2017/10/29追記)
補足. 冠山峠より岐阜県側・徳山ダム側の道路環境について
・前述の通り、冠山峠より岐阜県側は福井県側よりもまだ走りやすい道路環境です。しかしガードレールの無い狭路や路面のでこぼこ&落石等があるので、注意が必要です。
・徳山ダム沿いの徳山バイパスは、ダンプカー同士が楽々通行できる広めの片側1車線の道路環境です。信号も無いので前に遅い車がなければ、50~70km/h近辺でひたすら走って行くような快速道となります。
・ただし注意点はトンネル内の気温で、トンネルの中は真夏でも肌寒く感じるくらい気温が低いという点です。トンネル内がひんやりしているケースはよくあるのですが、徳山バイパスのトンネルは長さが1kmを越える長いトンネルがいくつも続く点で厄介です。
今回ブログ主は半袖+メッシュジャケットという夏仕様で走っていたのですが、マジで凍えそうになりました。暑い時期でも、徳山バイパス付近は(非メッシュの)薄手の長袖を1枚中に着ておくことをお勧めします。
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