【作成日:2010/5/24、乗車日:2010/5/4】
去る5月4日、新幹線に乗って関東から九州の実家に戻りました。
本来は飛行機を使うような距離なのですが、連休中の予定が直前まで決まらず
飛行機の予約が取れなかったこともあり、新幹線を使うことにしました。
自宅は横浜で帰省先が大分なので、本来は新横浜から小倉まで乗車するのが
一番安く済む方法なのですが、「どうせ長時間新幹線に乗るんだったら、
いっそのこと始発から終点まで乗ったれ!」という乗り鉄特有の変態的な
動機によって、わざわざ始発の東京から終点の博多まで行くことにしました。
さらには、博多駅から博多南駅(執筆時点で新幹線で移動できる最南端の駅。
ただし在来線扱い)まで脚を伸ばしてみることにしました。
また今回はN700系に乗るので、実際に公衆無線LANがどのくらい使えるのか
確かめてみることにしました。

東京駅のホームにて1

東京駅のホームにて2

東京駅で乗車時の車内の状況。
この日はゴールデンウイーク中とはいえ、5連休中の4日目の下り、かつ、
始発から2番目の早い便ということもあり、空席が目立っていました。
東京駅出発時はガラガラで、品川・新横浜で乗客が多少乗ってきたものの、
半分以上の席が空いている感じでした。
指定席は前日に取ったのですが、車両端以外の窓側席が余裕で取れました。

自分の座ったのぞみ号の座席。(18番E席)
東海道新幹線のE席は、東京からだと進行方向右側(2列シート)の窓側で、
富士山が見える席となります。N700は窓が小さいのが残念です。
なお隣のD席には、最初から最後まで誰も来ませんでした。

N700普通席の電源コンセント(クリックで拡大別画像)
N700の電源コンセントは壁の足下にあります。
一応「停電または電圧の変動があります」という注意文があります。
このコンセントのおかげで移動中はノートパソコンが自由に使え、
長い移動時間も暇を持て余すことなく過ごすことが出来ました。

東京から博多南までの乗車券とのぞみ号の特急券。
実はこれだけだと博多南で降りられません(後述)。

車内販売(東京~新大阪間)でコーヒーを購入するともらえる乗車記念カード。
次回コーヒーが50円割引になる券が付いています。

裏側は旅の思い出が書き込めるメモ欄になっています。
のぞみ3号は約5時間をかけて約1000kmの道のりを走破するのですが、
列車は全駅を1分たりとも遅れない完璧な定刻運転で博多に到着。
新幹線の変態っぷり(褒め言葉)を、まざまざと見せつけられます。

博多駅に到着し、回送列車になるのぞみ3号

博多駅の電光掲示板
博多駅ではホーム向かい側にやってくる博多南行きこだま号に乗り換えます。

100系こだま号(博多南行き)の車内。
車両は古いですが、2x2シートと広い窓で快適でした。

博多南駅に到着

ホーム停車中のこだま号

100系新幹線といえば、この目つきの悪さ。
個人的には、高校の修学旅行で乗った思い出の強い車両です。
16両のグランドひかり号で運行していたのも今は昔って感じです。
博多南駅は新幹線の車両基地なので、ここからいろいろな新幹線車両を
見ることが出来ました。

0系新幹線を発見。だんご鼻の部分が外されています。

九州新幹線の新型(さくら型)車両を発見

博多南駅の改札口
一旦改札を出るべく、持っていた切符を自動改札機に投入したのですが、
ぴんぽーんとなってゲートが閉じられてしまいました。
原因は手持ちの切符に博多→博多南駅間の特急券分(100円)が含まれて
いなかったため。そのため窓口で100円の現金精算を行います。
新幹線の切符を買ったときに「博多南までの乗車券と"特急券"を出してくれ」
と予め言っておいたのに、こういうことになってしまって残念です。

博多南駅で仕入れた切符(乗車券190円+特急券100円)
このとき、博多南駅で大分までの2枚きっぷも合わせて購入し、
最終的に大分まで戻っていきました。
N700系の無線LANを使ってみた感想
執筆時点で、N700系の無線LANサービスは東海道新幹線区間(東京~新大阪間)
でのみ提供をされているのですが、それを実際に使ってみた感想です。
・通信速度は厳密に測った訳ではないのですが、体感的に1Mbpsぐらいは
出ている感じでしょうか。通常のWebページの閲覧程度であれば、画像が
多目でも普通に使えますが、さすがに動画の閲覧には不向きです。
(多分、1セッション当たりの帯域が絞られているはず)
・無線LAN+インターネット通信は、長いトンネル内でも使用できました。
・ただし一度だけ、東海道新幹線区間内で無線LAN通信のセッションが突然
切れる事象が発生しました。ただし、これはN700側が原因なのか、
私の端末の調子がおかしかったのか判断が付きません。
・東京→大阪(博多)方面へ移動する際、無線LANサービスは(現時点で)
新大阪駅まで使用可能となっていますが、実際には新大阪駅を出て
約2分ほどはインターネット通信を続けることができました。
・新大阪を過ぎると無線LAN通信が使えなくなりますが、これは無線LANの
認証(ログイン状況)が新大阪でいきなり切断されるこいうことではなく、
利用者からはルータから先の応答がなくなったような状態に見えます。
・無線LANの接続は、岡山~広島間で切断されました(圏外になった)。
逆に言うと新大阪を出てからも1時間ほどは、無線LAN自体は繋がって
いる状態でした。(通信できないことには変わりありませんが)
全体の感想としては、思っていたより便利でした。
早く無線LANが新幹線全線で使えるようになって欲しいと願うものであります。
去る5月4日、新幹線に乗って関東から九州の実家に戻りました。
本来は飛行機を使うような距離なのですが、連休中の予定が直前まで決まらず
飛行機の予約が取れなかったこともあり、新幹線を使うことにしました。
自宅は横浜で帰省先が大分なので、本来は新横浜から小倉まで乗車するのが
一番安く済む方法なのですが、「どうせ長時間新幹線に乗るんだったら、
いっそのこと始発から終点まで乗ったれ!」という乗り鉄特有の変態的な
動機によって、わざわざ始発の東京から終点の博多まで行くことにしました。
さらには、博多駅から博多南駅(執筆時点で新幹線で移動できる最南端の駅。
ただし在来線扱い)まで脚を伸ばしてみることにしました。
また今回はN700系に乗るので、実際に公衆無線LANがどのくらい使えるのか
確かめてみることにしました。

東京駅のホームにて1

東京駅のホームにて2

東京駅で乗車時の車内の状況。
この日はゴールデンウイーク中とはいえ、5連休中の4日目の下り、かつ、
始発から2番目の早い便ということもあり、空席が目立っていました。
東京駅出発時はガラガラで、品川・新横浜で乗客が多少乗ってきたものの、
半分以上の席が空いている感じでした。
指定席は前日に取ったのですが、車両端以外の窓側席が余裕で取れました。

自分の座ったのぞみ号の座席。(18番E席)
東海道新幹線のE席は、東京からだと進行方向右側(2列シート)の窓側で、
富士山が見える席となります。N700は窓が小さいのが残念です。
なお隣のD席には、最初から最後まで誰も来ませんでした。

N700普通席の電源コンセント(クリックで拡大別画像)
N700の電源コンセントは壁の足下にあります。
一応「停電または電圧の変動があります」という注意文があります。
このコンセントのおかげで移動中はノートパソコンが自由に使え、
長い移動時間も暇を持て余すことなく過ごすことが出来ました。

東京から博多南までの乗車券とのぞみ号の特急券。
実はこれだけだと博多南で降りられません(後述)。

車内販売(東京~新大阪間)でコーヒーを購入するともらえる乗車記念カード。
次回コーヒーが50円割引になる券が付いています。

裏側は旅の思い出が書き込めるメモ欄になっています。
のぞみ3号は約5時間をかけて約1000kmの道のりを走破するのですが、
列車は全駅を1分たりとも遅れない完璧な定刻運転で博多に到着。
新幹線の変態っぷり(褒め言葉)を、まざまざと見せつけられます。

博多駅に到着し、回送列車になるのぞみ3号

博多駅の電光掲示板
博多駅ではホーム向かい側にやってくる博多南行きこだま号に乗り換えます。

100系こだま号(博多南行き)の車内。
車両は古いですが、2x2シートと広い窓で快適でした。

博多南駅に到着

ホーム停車中のこだま号

100系新幹線といえば、この目つきの悪さ。
個人的には、高校の修学旅行で乗った思い出の強い車両です。
16両のグランドひかり号で運行していたのも今は昔って感じです。
博多南駅は新幹線の車両基地なので、ここからいろいろな新幹線車両を
見ることが出来ました。

0系新幹線を発見。だんご鼻の部分が外されています。

九州新幹線の新型(さくら型)車両を発見

博多南駅の改札口
一旦改札を出るべく、持っていた切符を自動改札機に投入したのですが、
ぴんぽーんとなってゲートが閉じられてしまいました。
原因は手持ちの切符に博多→博多南駅間の特急券分(100円)が含まれて
いなかったため。そのため窓口で100円の現金精算を行います。
新幹線の切符を買ったときに「博多南までの乗車券と"特急券"を出してくれ」
と予め言っておいたのに、こういうことになってしまって残念です。

博多南駅で仕入れた切符(乗車券190円+特急券100円)
このとき、博多南駅で大分までの2枚きっぷも合わせて購入し、
最終的に大分まで戻っていきました。
N700系の無線LANを使ってみた感想
執筆時点で、N700系の無線LANサービスは東海道新幹線区間(東京~新大阪間)
でのみ提供をされているのですが、それを実際に使ってみた感想です。
・通信速度は厳密に測った訳ではないのですが、体感的に1Mbpsぐらいは
出ている感じでしょうか。通常のWebページの閲覧程度であれば、画像が
多目でも普通に使えますが、さすがに動画の閲覧には不向きです。
(多分、1セッション当たりの帯域が絞られているはず)
・無線LAN+インターネット通信は、長いトンネル内でも使用できました。
・ただし一度だけ、東海道新幹線区間内で無線LAN通信のセッションが突然
切れる事象が発生しました。ただし、これはN700側が原因なのか、
私の端末の調子がおかしかったのか判断が付きません。
・東京→大阪(博多)方面へ移動する際、無線LANサービスは(現時点で)
新大阪駅まで使用可能となっていますが、実際には新大阪駅を出て
約2分ほどはインターネット通信を続けることができました。
・新大阪を過ぎると無線LAN通信が使えなくなりますが、これは無線LANの
認証(ログイン状況)が新大阪でいきなり切断されるこいうことではなく、
利用者からはルータから先の応答がなくなったような状態に見えます。
・無線LANの接続は、岡山~広島間で切断されました(圏外になった)。
逆に言うと新大阪を出てからも1時間ほどは、無線LAN自体は繋がって
いる状態でした。(通信できないことには変わりありませんが)
全体の感想としては、思っていたより便利でした。
早く無線LANが新幹線全線で使えるようになって欲しいと願うものであります。
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