Weblog喫茶 モンブラン

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ブチ猫・ぶっちゃんのその後

2006-11-04 21:09:33 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
夏ごろ、ちょくちょくヴィシア家界隈をうろうろしていた、若い雄のブチ猫・ぶっちゃん。
9月8日の記事を最後に、ぱったり姿を見せなくなりました。

あれだけ、夕方にはマンションの玄関先に陣取ってニャーニャー鳴いてご飯をねだっていたのに、そんな声も聞かれなくなりました。
このあたりには他にも半ノラやノラ猫がちらほらいて、どうやらテリトリーが重なっているところもあるようで、時々夜中に

「にゃごにゃごにゃごっ!」

と、一瞬の取っ組み合いをする猫の声が聞こえることもあります。
なので、「ぶっちゃんはケンカに負けて追い出されて、よそに行ってしまったのかなぁ・・・」と、少々淋しく思っていました。
その考えを裏付けるかのように、ぶっちゃんがいなくなってから秋が深まると、今まで見たことのない黒猫がうろつくようになったので、
「あの黒猫に負けちゃったのかな・・・」と思いながら見ていました。

ところが、木曜日に、ベランダの植木鉢に水をやろうとして外に出て、何気なく前の公園の草むらを見ると、向こうに見覚えのあるブチ猫が座っているではありませんか。

「ぶっちゃんだ!」

急いで、ぶっちゃん用に買ってたくさん残っていたキャットフードの小袋とカメラを持って、公園に行きました。

おお、やっぱりぶっちゃんではないですか~。
トップ画像の写真を撮りました。
ぶっちゃん、9月に見た時より、明らかに一回り大きくなっています。
しかも毛並みはご覧の通りつやつや
体や顔も汚れたりケガしたりしていないし、
どうやらうまいこと、ご飯がもらえるおうちをキープできた様子。



愛想良く鳴きながらこっちに歩き出すぶっちゃん。
私のことも何となく覚えている様子です。

しかし、キャットフードを草の上に出しましたが、ぶっちゃんは匂いをかいだだけで、全然食べませんでした。
どうやらたらふくご飯はもらえているようです。
奮発してモンプチのドライフード買っておいたのに・・・
そんなものですよね。

やがて、挨拶が済んだと思ったのか、ぶっちゃんは歩き出したので、私も家に帰りました。
たぶんこの近くのどこかの家で、おいしいご飯をもらえているんでしょうね。
初めて見たときにはガリガリだった彼も、今はずいぶん幸せな暮らしに落ち着いたようです。
どんどん寒くなってくるでしょうが、ぶっちゃんが寒くひもじい思いをせずに過ごせそうなら、よかったにゃ・・・。