もものすけは、おじいさんをたすけたいと思いました。
そして、自分は立ち上がって、走り出したのです。
クローン鬼は、もものすけの後を、おって行きます。
もものすけは、ふり返って刀をかまえました。
「ふ~、まず一体目っと。」
もものすけがためいきをついたとき、山の上に、また一ぐんがあらわれました。
「また来たかあ。よし、今回で、全めつさせてやる。」
もものすけは、刀をふり上げました。
「雷刃!!」
刀の回りに電気の竜まきがうずまきます。
もものすけが刀をふり下ろすと、電気の竜まきは、まっすぐクローン鬼の方へ飛んで行きます。
電気のうずは、クローン鬼に当たりました。
そのとたん、クローン鬼にビリビリビリと電気がながれ、ぐったりとなってしまいました。
しんかした鬼たちは、さい強のぶきをうしなって、うちゅうのかなたへにげてしまいました。
めでたしめでたし。
終り
しゅんしゅんのお話、いかがでしたか?
進化した鬼とクローン鬼というのが、彼らしいキャラクターだなと思います。
画用紙でわざわざ本を作って、ずいぶん熱心に書いたようです。
しかし、お話があっさり終わってしまうところが小学生ですよねー。
がしがしと書いているしゅんしゅんの姿を想像して、笑ってしまいました。