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しゅんけい工房アーカイブス:もも太郎三だい目 その1

2011-01-24 22:23:14 | しゅんけいツインズ

しゅんしゅんが小学3年生か4年生くらいの時に書いたお話が出てきました。




「もも太郎三だい目」




昔々、おじいさんと、おばあさんが、くらしていました。
二人のくらしは、何一つ、不自由はありませんでした。
何と、そのおじいさんは、じつはもも太郎だったのです。
一けん家なのに、くらしに不自由がないのは、鬼からとり返した宝を、お金にかえて、使っていたからです。
何とずるいもも太郎でしょう。

ところで、もも太郎のまごは、はたらき者で、おじいさんとは、正反たいのせいかくでした。
おばあさんは、その子に、「もものすけ」と言う名前をつけて、とても、かわいがりました。




もものすけは、すくすくと、どんどん大きくなっていきました。
毎日、元気にあそんでいます。

ところで、こちらは、鬼ヶ島。
鬼どもは、少しずつしん化して、クローン鬼を作れるようになっていました。
クローン鬼は、どんな形にもなれて、む数に分れつすることができる、金色の人形です。
手のひら位の大きさで、分かれられる数は、1000体です。
このおそろしい人形を、鬼たちは使おうとしているわけです。




これが、しん化した鬼たちです。
角は、なくなってしまっています。
ギン色の毛でおおわれた体に、ぶきみな赤い目が二つ。
まっ黒な口に黄土色のは。
ウルトラマンのバルタン星人のはさみのような手、木のようにずっしりとした、一本の足があるバケモノです。
紀元前163年位に出ぼつしていたようです。
鬼たちは、もも太郎にふくしゅうをするために、クローン鬼を作り出しているのです。


(進化した鬼たちの復讐とは!?次回に続く!)