こちらは、何も知らないもものすけ。
もも太郎のしばかりを手つだっています。
北風が、ピューピューふいています。
「ん!」
もものすけは、まゆをしかめました。
ブーーーーーーンと大きな音が聞こえてきました。
音のする方を見たもものすけ、
「アッ」と声を上げてへなへなとそこにすわりこんでしまいました。
何と、やってきたのは、クローン鬼でした。
クローン鬼が、何千、何万と、飛んでくるのです。
「じっちゃん、ふせろ。」
もものすけは、もも太郎をしゃがませて、自分もしゃがみました。
二人の上を、クローン鬼が通りました。
クローン鬼たちは、もものすけたちを、さがしています。
クローン鬼は、もものすけたちを見つけました。
もものすけは、クローン鬼にかてるのか。
(もものすけとクローン鬼の対決は!?次回最終回!)