モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
何でも作るぞ、しゅんけい工房。
でもやっぱり、武器っぽいものを作るのは、とりわけ楽しいようですね。
これはけいけいが以前作った弓矢です。
弓の部分は、竹の板をあぶりながら少しずつ曲げて、弦は丈夫なタコ糸。
矢は竹ひごで作り、先の部分は危なくないように布でくるんだ綿の球をつけて「タンポ矢」にしました。
矢じりもつけたのですが、使い込んでいるうちに取れてしまったそうです。
真剣な顔でポーズをつけるけいけい。
けいは両利きなんですが、弓矢は左利きのようです。
なんで以前の作品が発掘されたかというと・・・。
「『見本にするから見せて』って言われたんだよねー」と、けいけいはロビン・フッドのように弓矢を手に、学校へ行きました。
学校の図工室に、直径20cm以上はあろうかという「すんごくいい竹(^^)v」の材料があったそうで、それで超強力な弓矢を作ろう!ということになり、見本にこの作品を使うのだとか。
「で、どんなのができたの?」と尋ねると、
「いやぁ~、まず竹を割るのがものすっごく大変で、ぼくがナタを竹に当てて、サツキくんが上からガンガン叩いたんだけど、なかなか割れなくて。
それで水に沈めたりとか、いろいろ工夫して何日もかけて、休み時間に少しずつ割ったんだよ!」
竹を割るのに何日もかけたんですか・・・。
さすが、何はなくとも暇だけはある小学生。(^~^;
執念が実りついに竹を割って板状にしてから、また様々な苦心の末に完成した弓矢を評して
「もう、オレの作った弓矢の中でも最大の威力でね、これ(見本)と違って弦がピンピンに張っててなかなか引っ張れないくらいで、タンポ矢でも『ビシッ!』と当たるんだよ。
あれは当たったら痛いだろうねー!
みんなにも『おまえ、それじゃタンポ矢の意味ねーじゃん』って言われたくらいだよ、うんうん。」
と、大変ご満悦のけいけい。
自らの手で強力な武器を作るという喜びは、少年ならではのものでしょうか。
日光で木刀は買ってくるし、アルミの棒をたたいてメスは作るし、そんなけいけいは今夜、「M:I-2」のDVDを見て「イーサン、かっくいー!」と大興奮していました。
男の子街道、わき目も振らずに突き進んでおりますにゃー。