ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/28日 桜の花がどこまで進んでいるか見ておこう

2015-03-28 21:16:46 | 草花
明日の日曜日はお天気が崩れそうですので、桜の花の進み具合が気になって、今日は思い切って外に出ました。
もちろん花粉症対策のマスクは掛けていきますが、カメラを持っているので、ゴーグルはつけずに裸眼で勝負することにしました。

歩き始めて感じたことは、まず第一に膝に違和感がありました。
準備運動は入念にやってから歩き出しましたが、この膝のためには安静にしてやるのが一番のようです。

二つ目に感じたことは結構せっかちになっていることでしたね。
最近、付近の散歩を怠っていましたので、ギヤチェンジが未だ上手く行かないようで、そんな時はどうしても歩き急ぎがちになります。

心を落ち付けて、強いてゆっくり目に歩を運ぶように努めます。
そんな風にして自宅付近を3時間半ほど歩いて、目にした花を二回に亘ってレポートします。

ノゲシ ↓

ノゲシ(=ハルノゲシ)は道端で咲いていて、今が丁度花の時季なのか、今回は良く見ました。



カナメモチ ↓

カナメモチ(別名アカメガシ)が赤い若葉を展開し始めていて、小学校の生垣も若やいでいます。



ハナニラ ↓

新幹線のガードの南側で、久しぶりにこの花を見ました。



チューリップ ↓

その場所ではチューリップも一輪だけ花を見せてくれました。



菜の花 ↓

これも同じ場所です。北側に新幹線の土手を背にして、いかにもぬくぬくとしています。



コブシ ↓

孫の通う保育園のすぐ手前で咲いていますが、花がもうくたびれ果てた感じですね。



オランダミミナグサ ↓

こんな花でも咲き初めとなると、やはり見るべきものがあります。



桜並木 ↓

目当ての桜並木にやってきましたが、花は思っていた以上に遅くて、総じて一分咲きにも届いていないように見受けました。
もちろん木ごとのバラつきはありますが、とても花見をするようなレベルではありませんね。



母娘連れ ↓

前を老齢の女の人と、その身内らしき、こちらも中年過ぎと思しき女性が連れ立って歩いて行きます。



咲いた一枝 ↓

この桜並木は畑・水田越しに北風をまともに受ける場所であり、例年開花の遅いところなのです。


流れに身を乗り出した枝 ↓

明治用水の水面に身を乗り出した一枝・・・・これなどは花が進んでいるほうです。



紅白 ↓

桜並木沿いに、カナメモチの新葉の赤とユキヤナギの白が、良いコントラストを成すはずですが、赤に元気がありません。



オオイヌノイフグリ ↓

畑沿いにオオイヌノフグリが日を浴びて、春を目一杯謳歌しています。



ヒメオドリコソウ ↓

ヒメオドリコソウは、小生の近辺ではあまり見なくなっています。



ノボロギク ↓

こちらは一年中どこかで花を見るような、節操がないというのか、いつも元気というのか、どちらなのでしょうね。



ボケ ↓

桜が不発でしたので、もう少し条件の良いところということで、公園の桜を確認しようとして、安城の中心部に向かいます。
道の脇で、ボケが派手に咲いていました。



キウリグサ ↓

交差点のところで、信号待ちしている足元で咲いています。



電気工事 ↓

土曜日でも作業しています。3人がかりは珍しいかもしれません。



ユスラウメ ↓

サイクリングロードを歩いていて、この花を見つけました。



ムスカリ ↓

この花も、サイクリングロードの、植え込みにありました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳(905.5m) その4:井戸谷を詰め、広い頂稜部を歩いて山頂に至る

2015-03-28 07:41:05 | 草花
昨日も昼間の気温は上昇し、こんな天気が続いていますので、桜の開花も加速していることでしょうね。
サラリーマン時代には小生も会社の仲間と一緒に、人並みに夜桜を見ながら宴会などをやってきましたが、
それから随分年月が経ち、このごろは桜の花を見て浮かれることなく、山野に入って、草花を愛でるほうに力が注がれています。

今山行は生憎の花模様でしたが、次の山行で、春の野山の花たちがレポートされることでしょう。
入道ヶ岳のレポートを続けます。
岩屑の堆積 ↓

井戸谷コースの上部は谷筋がU字型に抉れていて、まるで氷河の跡のような感じがします。
そこへ持ってきて左側にある岩屑の堆積ですから、これはモレーン(氷河運動によって移動した岩屑などの堆積物)ではないかと勘ぐってしまいます。


再び伊勢湾まで ↓

高度が上がったところで再び振り返って眼下を見下ろします。やはり靄がかかっていてスッキリした眺めには程遠いものがあります。



井戸谷コース終点 ↓

笹に覆われた井戸谷コースの上部を登り詰めると、T字路となり、そこが平たい山頂部の稜線となっています。ここで左折して”山頂”を目指します。


両側にアセビ ↓

この稜線を山頂に向かうと、道の途中ではアセビが生い茂る林の通り抜けがあったりします。



雪が残る ↓

アセビの林では、道に踏み固められた雪が残り、その上に今朝降ったアラレがぽつぽつと残っていました。(小さい粒を画では確認できません)



山頂まであとわずか ↓

アセビの林を抜けると、山頂の鳥居が見えてきます。



奥宮望見 ↓

少し先の小高い場所の木々の間に建造物が見えます。あの丘の頂がこの山の最高地点のようです。



山頂 ↓

むき出しで吹きさらしの鳥居があるあの場所がこの山の”山頂”とされています。
なお、この山そのものが椿大神社のご神体になるそうです。
風がとても強くて、カメラを腰を入れて身構えても、体がぐらぐら揺らされるほどの強風で、瞬間最大風速は15メートルを超えていたようです。



野登山 ↓

南に約3km離れてアンテナの立つ野登山が見えています。



仙ヶ岳 ↓

南西の方角に約4km離れて仙ヶ岳(960m)が見えます。



鎌ヶ岳・御在所岳・釈迦が岳 ↓

目を北方面に転じると、人気の山域が見えています。




宮越山 ↓

宮越山(1029m)は別名水沢岳(すいざわだけ)とも呼ばれます。
山麓の四日市市水沢町地区は水沢茶の一大産地であります。



釈迦ヶ岳 ↓

御在所岳の右奥に釈迦ヶ岳(1092m)が小さく見えます。
ここから10kmしか離れていませんが、それ以上離れているように見えます。



雲母(きらら)峰 ↓

目の前に雲母(きらら)峰(888m)が大きく見えます。
この山は主稜線から外れているので、少し便利が悪いのですが、その分だけ人が少なくて、静かな山を味わえます。



三角点 ↓

強い風に押されながらも、山頂の風物を撮ります。ここに三等三角点が設置されていました。
ここの標高は906メートルですから、やはりこの山中で他にもっと高い場所があったのです。



もう一人登山者 ↓

始めに駐車場に車を着けたたとき、すでに大阪ナンバーの車がとまっていて、小生と同年輩くらいの男性が歩き出しました。
その彼とまたここで会いましたが、違うコースを登ってきていたのですね。
山頂で強風に吹かれながら身支度をする彼とお別れの言葉を交わします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳(905.5m) その3:井戸谷の谷筋を遡り、笹の斜面に至る

2015-03-27 08:43:35 | 草花
フランス南部で起こったドイツ旅客機の墜落事故は悲惨なものでした。
どうすればあのような墜落に至ったのか、素人的にいろいろ推測していましたが、航空当局でボイスレコーダーを解析した結果が、これまたとても信じられないようなことでした。

でも、そのように解釈すると今のところつじつまが合うので、「そうかな・・・・」とも思えます。
どちらにせよ、亡くなられた皆さんのためにも、今後の旅行の安全のためにも、しっかりと原因究明して、再発の無きようにして欲しいものです。

今回は井戸谷に取り付き、これを遡っていく道筋のレポートとなります。
ヤマネコノメソウ ↓

花がゼロであったというのは大げさすぎました。この花は谷筋の下部でちょくちょく見ています。



ヤブサンザシか ↓

ついこの間、お友達のブログでヤブサンザシの花を見ています。変わった形の花が咲いていないかと、念入りに探しましたが、見つかりませんでした。 鈴鹿の山ではたまにこの木を見ます。



水の流れ ① ↓

暫くの間、水の流れのすぐ近くを歩くことになります。

水の流れ ② ↓


水の流れ ③ ↓


水の流れ ④ ↓




階段と鎖 ↓

ここで流れから離れます。急傾斜で滑りやすいのでステップがつけられていておまけにステンレス製の鎖が付いていました。まことに至れり尽くせりではないでしょうか。


チャルメルソウ ↓

チャルメルソウの株も谷筋の下部から中流域までで見ましたが、どれも花を見るには至りませんでした。



避難小屋 ↓

ルートの中ほどになるのでしょうね。トタンで囲われた小屋がありました。この小屋は北尾根ルートでも見ています。


水が見えなくなった ↓

このあたりから水が見えなくなり、沢はその形が窪んでいるだけとなってきました。


明るい谷筋 ↓

この場所はポイント5で、もう水の気配が全然なくなり、明るい道のようになっています。


#6(通報ポイント) ↓

稜線に近づくにつれて風を感じるようになりますが、ここでは未だ樹木の下で、風から守られて明るい沢の上部を登っていきます。


アセビ ↓

道端にアセビが出てきますが、これはつぼみに赤みが強い株でした。
この山は上部にアセビが生い茂り、山頂付近の山容が丸みを帯びていることと、アセビの密度の高いことで特徴的です。


残雪 ↓

雪の残った場所が出てきましたが、それは続いてはいません。結局、アイゼンを使う場面はありませんでした。


雲の流れが速い ↓

このあたりから上部の稜線が見えてきました。雲の流れがとても速くて、この分だと吹きさらしの山頂では風速10メートルは越えていそうだと、ちょっと心配になりました。


振り向くと背後に平野と伊勢湾 ↓

身が空に突き出した感じになり、風を受け始めています。登ってきた道を振り返ると、眼下に四日市の街の一部と、遠く伊勢湾までが靄の中に見えています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳(905.5m) その2:山腹を巻いて井戸谷に取り付くまで

2015-03-26 07:53:04 | 草花
椿大神社をあとにして、舗装された林道を、登山口まで歩いて行きます。
2年前でしたら林道沿いに咲き出した草花を見たのですが、同じ3月23日でも二年後のこの日は全く草花を見ることが出来ませんでした。

やや気落ちしながら、それでも上に行けばきっと素敵な草花に出会えるに違いないと、期待しながら歩いていきますが、結果的にはその期待は現実のものになることはありませんでした。

リンボク ↓

バラ科サクラ属に分類される常緑樹で、日本の固有種ですが、関東以西の分布のようです。
常緑というところが珍しいかもしれません。
馴染みのない木ですので、名前をすぐに忘れてしまいます。


北尾根の#1 ↓

林道の右手に鳥居が出てきて、鳥居をくぐって、石段を登ると、愛宕社という神社があり、北尾根の登山道と連結するようですが、鳥居のすぐ左側にこの道しるべが出てきて、これが北尾根の登山口となっていました。
看板に「1」とあるのは通報ポイント1番の箇所ということで、自分の現在位置を示す指標となります。
今回は井戸谷コースを登りますが、まだ井戸谷での通報ポイントは出てきておりません。




未だ続く林道歩き ↓

アスファルト舗装の林道歩きは未だ続いていますが、路面には杉の雄花の粒が沢山落ちています。もうここまで来ると、花粉症のことはどうなっても構わないという気持ちになっていました。



登山口の川原のような場所 ↓

このあたりで川原のようになっていて、車を留める余地があります。手っ取り早く山に取り付くにはここまで車に乗ってくればよさそうです。



登山口分岐点 ↓

そしてその場所が二本松コースと井戸谷コースの分岐点になります。今回は右の井戸谷コースに入って行きます。



ヤブツバキ ↓

登山口に椿大神社がありましたが、こちらは自然木のヤブツバキです。



やっと地道 ↓

やっと地道になってきて、山を登るという気持ちが充実してきます。



沢を跨ぐ ↓

雪解けの時期ですので、普段は水が流れていないような場所でも水の流路があり、これを跨いでいきます。



キブシ ↓

この時季ですのでキブシの花はどこでも見かけますね。



通報ポイント「1」

井戸谷コースの通報ポイント「1」に来ました。これから順次番号が増えていきますが、山頂は10番くらいになりそうですが、7番も含めてそれから先は番号が見つけられませんでした。



ヤシャブシ ↓

川沿いの小石混じりの場所でヤシャブシが何本かありました。



ちょっとした滝 ↓

雪解け水を集めていますので、水は多めで、人工の滝も姿を見せてきます。



杉の植林帯 ↓

やがて山の裾のようなところをゆるく回り込みながら進みますが、あたりは杉の植林地帯です。



ポイント2 ↓

このあたりで顔にヒヤッとすることがあります。足を止めて確かめるとごく微細な雨粒が空中に漂っているようです。
(これが山頂付近ではアラレになっていました)



杉の下 ↓

この植林帯は木同士の感覚が適当に空いていて、かなり明るさのある空間でした。針葉樹の植林下でも鬱屈感の少ない場所になっていて、ストレスを感じません。



石段の先に小祠 ↓

石段の先に祠がありました。これも立派な神様ですね。



ヘツリ ↓

急斜面をヘツリながら進みます。これでやっと、これから遡上する、井戸谷の取り付き付近に来たようです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳(905.5m) 未だ花には早かった。その1:歩き初めは椿大神社にお参り

2015-03-25 07:46:09 | 草花
一昨(3/23)日に鈴鹿の入道ヶ岳を歩いてきました。
奇しくも二年前の同じ日に、同じくこの山に来ているのです。
そのときはフクジュソウやミノコバイモ、ミヤマカタバミのほかにも何種類かの花を見ていますので、今回もその再来を期待しての入山でした。

ところが、それらの花には一つも出会うことなく下山する羽目になろうとは、歩き始めの時点では予測の出来ないことでした。

今回はそんな、花の無い、まるで冬の山行レポートのようになりますが、本人的には、満足度の決して低くはない山行となりましたことを予め申し上げておきます。

実写 ↓

これは二年前に釈迦ヶ岳に登ったときに、山上から望見した入道ヶ岳です。


位置 ↓

赤い点のところにあります。


実行図 ↓

駐車した場所から、時計回りで歩きました。



断面図 ↓

さしたる危険箇所はありませんが、痩せた尾根道は沢山ありました。



アプローチで見た景色 ↓

車で走行中に、四日市から鈴鹿市に入ったあたりでしょうか、魅力的な景色がありました。



車を置いて ↓

ありがたい事に椿神社の前に登山者用の駐車場が出来ています。ここに車をとめて、準備運動の後に目の前の大通りを歩き出します。



歩道歩き ↓

実はこれよりもずっと奥で、登山道の始まる真ん前にも車を置く余地はあるのです。そのことはここに来るのが3度目ですので分かっているのですが、椿大神社にお参りしてから山に入ろうとしているので、そうはしないでいます。



神社の入り口 ↓

あの鳥居をくぐってから右折して入ることになります。


入り口の建物 ↓

入り口には「交通安全祈祷殿」とありました。椿大社はこの地方では交通安全の神様として名前が通っているのです。



手水舎 ↓

ここで作法にのっとり・・・・・ということは省略して、心の中でお清めをしておきます。



参道 ↓

参詣道は真っ直ぐ本殿まで伸びています。この道を準備の場所と心得、身心を清浄にして、参拝に備えます。



狛犬 ↓


狛犬 ↓




恵比寿様と大黒様 ↓

福の神様がお二方揃って出迎えてくれました。



鈴松庵 ↓

これは初めて訪問した場所ですが、松下幸之助さんが生前寄贈した茶室のようで、これ以外にもこの神社には相当寄進などをしているようです。



椿岸神社 ↓

境内に朱塗り鮮やかなお社があります。これは別社で、椿岸神社とあり、ご祭神はアメノウズメノミコト(天鈿女命)だそうです。


本殿 ↓

ここに来た時間は午前6時47分。あたりは神寂びた気に包まれています。
白装束で長身の神官が箒を持ってあたりを掃き清めていました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする