ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/2日 愛知県最奥の八嶽山(やたけさん)と袖山 その2:一本調子の登り道はきついけれども効率が良い

2015-03-05 07:22:22 | 草花
旧富山(とみやま)村は、現在では合併によって、豊根村大字富山となっていることは昨日記述したとおりですが、県境にあるがゆえに、風変わりな事象もあります。

まず郵便の取り扱いですが、郵便配達は隣県の静岡県浜松市天竜区水窪地域にある水窪郵便局がやっているそうです。
そのために、愛知県なのに、郵便番号は浜松西郵便局を地域区分局とする431-4121が使われているそうです。

つぎに、高校ですが、愛知県の自宅から通う学生の大半は、静岡県の高校へ進学するそうです。
たまに愛知県内の高校や長野県内の高校へ進学する者もいるということです。

聞き忘れてしまいましたが新聞配達などはどうなっているのでしょうね。

※ 追記
あとから聞いた話ですが・・・・:
『現在でも。新聞の輸送は飯田線の電車を使って行われているそうで、豊橋駅を朝一番に出る電車の先頭部に積み込まれ、ホームで待機している豊根村富山の住人により降ろされます。』・・・との事でした。
ネット上の時刻表で調べたところ、豊橋発午前6時ジャストの飯田線天竜峡行の電車のようです。
到着駅は大嵐(おおぞれ)駅なのでしょうね。8時11分着ということですから、思っていたよりも早い時間に朝刊が読めるようです。(以上はこりんさん
から情報を頂きました。)

山行のレポートをして行きます。
始めは植林帯 ↓

山道歩きは、杉の枯葉の散り敷く植林帯を進むことから始まりました。



次に竹やぶ ↓

竹やぶがあるということはまだ里が近いと言うことですね。


「3」で小休止 ↓

ここまで歩いただけで汗を掻いてしまいましたので、上の服を一枚脱いで、休みがてら腹に食べ物を詰め込みます。
この日の山は小生の貸し切り状態のようでしたので、収まりの悪い荷物を道端において、帰りに回収することにしました。


イワカガミ ↓

時季が時季ですので、花は何も咲いていません。そんな中ですのでイワカガミのツヤのある葉っぱを愛でて行きます。


腐ってしまった ↓

木の橋を渡してありますが、もう腐ってしまっていますね。道はこれを避けてほんの少しだけ迂回します。


道端に丸太 ↓

道端にやや古びた丸太が転がっています。伐り出したあと放置してあるのでしょうか。


ニギンジ ↓

ニギンジという地名の謂れは全く分かりませんでしたが、このあたりから稜線上を歩くようになります。


東の方角 ↓

東の方角にとがった峰が見えます。 約7.6km先にある観音山(1418m)のようです。
ここで予めこれからあとの山岳景観のことを申し上げておきますが、今回は胸のすくような大展望はついに一度も得ることが出来ませんでした。
その原因は道の周りにある立ち木ですね。もしもこれが無ければ素晴らしい眺望を得ることが出来るはずですが、最初から最後まで立ち木に邪魔されて、山岳展望の上からは悩ましい山行となりました。


尾根上の道 ↓

尾根上に広葉樹が混じってきますと、あたりが明るくなります。


黒法師岳 ↓

左側に雪を被った小さくとがった峰が黒法師岳です。一等三角点を持つ標高2067mの峰で、ここからの距離は約21kmほどあります。 枝に邪魔されて見づらいので、次にカシバードの描画を出します。


カシバードで黒法師岳 ↓

まわりの木が無ければ、こういう眺めになるはずです。


佐久間湖 ↓

佐久間湖が少しだけ見えるところもあります。


ハナノキアラシ ↓

またもその命名由来が分からない地名が出てきました。


ツルリンドウ ↓

ここでツルリンドウの緑の葉を見ました。


最後の急登 ↓

このあたりで傾斜がきつくなり、最後のがんばりとなります。


残雪 ↓

念のためにアイゼンを持ってきていますが、山頂近くでやっと雪を見るくらいですから、今日はアイゼンを出すことはなさそうです。


山頂 ↓

「17」の標示の上が山頂です。歩き始めてから2時間でここまで来ました。
850メートルの高度差を2時間で登りきってしまうのですから、いかに効率良い山道であるか理解していただけると思います。
途中のアップダウンが無く、とにかく登る一方でしたから、時間は短縮されるはずですね。
コメント (4)
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