ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/12日 吉祥山(382.5m)を西南側の尾根から歩く その1:工業団地の脇に登山口 すっかり変わっていました。

2015-03-20 07:43:05 | 草花
吉祥山に来るのはこれが3度目となります。
一番初めに歩いたのは今から37年前のことで、その時は年末であり、このあたりから適当に山に取り付いて、道があろうが無かろうが、遮二無二上を目指して歩いて、相当長い尾根だと感じながら、山頂にたどり着きました。
山頂からは富士山や南アルプスが見えましたが、富士山は良くわかりましたが、南アルプスの峰々は山座同定が出来ず、雪を頂いた峰をただ憧れの眼差しで見ていただけでした。

二番目にこの山に来たのは6年前の1月のことで、山の神様と北側から山頂に歩きました。
そのときも富士山や南アルプスが良く見えましたが、今度は山名の大半が判り、眺望を楽しむことが出来ました。

今回は、午前中に歩いた平尾山では、天気の回復が遅れていましたが、吉祥山の山頂に着く頃には、見通しも良くなっているに違いないと思い、期待しながら歩くことになります。

登山口に着いてみると、そこは区画整理されていて、立派な工業団地ができています。
すっかりあたりの様子が変わってしまっていますが、山歩きをする人たちにとっては、とても都合よく変貌しているようであり、車で行くにしても、きちんとした登山口の案内があり、おまけに駐車場やトイレ・サロンルームまで出来ています。

今回はどうした加減か、GPSの記録が往きの片道だけしか残っていませんでした。
しかし、山頂まで同じ道を往復しただけですので、レポートに支障はありません。

実行図 ↓

赤い線分を左から右に、標高差約340メートルを往復します。
これですと片道一時間強の道となりましょう。実際には写真を撮ったり、出会った人とおしゃべりしたりしながら、歩きましたので、それよりも時間が掛かっています。



登山口 ↓

ここには駐車場があり、おまけに立派なトイレ・休憩所まであります。吉祥山は豊橋・新城・豊川市民にとって、アウトドアを楽しむのにとても良い場所だと思いました。



豊橋石巻西川工業団地 ↓

駐車場の前に広い道が出来ており、これが工業団地のメーンストリートのようです。
団地の西北側に吉祥山の沢が工業団地の敷地に沿って一本通っており、適度な傾斜がありますので、水利や日当たりに便利がよさそうです。



歩き始め ↓

山の取り付き口に向かって進んでいきます。



山の取り付き ↓

左側に取り付き口が見えてきました。そこには杖なども揃えられています。



山道始まる ↓

山道が始まりました。道の右に白い杭が打たれていて、それに100mとありました。
親切なことに、100メートル歩くごとに、この杭が自分の現在位置を教えてくれるのです。
山頂は2000mメートルになるそうで、これによって、歩くスピードや休憩の入れ方を、そのときの体調に合わせて加減しやすくなります。



鉄塔 ↓

高圧線の鉄塔が出てきました。そういえば37年前にこの山に来た時は、鉄塔の建設中であり、地区住民が鉄塔建設に反対しているところもありました。



カラスザンショウ ↓

道の脇に、カラスザンショウの若い株が沢山立っている伐採地跡があります。



また鉄塔 ↓

また鉄塔が出てきました。今度は見晴らしがよさそうです。向こうから来た女性は、ここで足を止めて景色に見入っていました。



渥美半島の山 ↓

霞んでしまっていますが、豊橋の街の向こうに渥美半島の山が見えています。



マンリョウ ↓

遠くを見る足元にはマンリョウがありました。



コウヤボウキ ↓

また歩き出します。右側にコウヤボウキも出てきます。



キジムシロ ↓

キジムシロのきれいな花を、今年初めて目にします。



中間点 ↓

1000mのところにきました。中間点なのですが、思った以上に疲れを感じています。
これから先は気合を入れて、気長に歩こうと決めました。



ミヤマシキミ ↓

つぼみに赤い色の濃い株に出会います。



ヤブツバキ ↓

咲き残りのヤブツバキも時々出て来ています。



ヒイラギ ↓

この山にもヒイラギはありました。
コメント (6)
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