ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/12日 豊橋・新城・浜松の境にある平尾山 その2:展望台を経由して三等三角点のP338まで

2015-03-16 07:58:31 | 草花
昨日、大原調整池(おおばらちょうせいち)のもう一つの名前として、「五葉湖」と言う言葉が出ました。

この名前の由来は、中世(戦国時代)に、この背後の山に五葉城と言う山城があり、そこから見通せる湖面と言うことにより、この名前が付いたと聞きます。

このお城は、地理的には遠江と三河の通路としての中山峠、宇利峠の近くにあり、戦略的に重要な場所であったのかもしれません。

今川義元・武田信玄・徳川家康の軍勢もこの地に関わりがあると聞きます。

この笹斜面から ↓

登山口の山斜面はこのように笹で覆われていましたが、気をつけて見ると、かつて道があり、整地されていたという痕跡も残っています。



タラ ↓

そんな道の跡を辿りながら、GPSと睨めっこをしつつ歩く中で、タラの木を見ました。



屋根付き ↓

今度は笹薮の中に、屋根つきの何らかの建造物を横目にして、進んでいきます。


サンショウ ↓

行く手に今度は山椒の木が現れました。まだ”木の芽”は出ていません。


展望台 ↓

笹の斜面を登り切ると、木造の展望台があります。空は快晴ではありませんが、とにかく上に行ってみることにしました。



本宮山・吉祥山 ↓

北西の方角に見えていたのは、左の奥に本宮山、その右側の手前に吉祥山が良く見えています。
距離が近いのでこれは当然ですね。(吉祥山にはこの山を下りてから、帰途立ち寄ることになります。)



奥三河の山並み ↓

奥三河の山並みはもう、すっかり霞んでしまっています。



近くの山 ↓

今年になって歩いた、新城市の東側に位置する山も、近いだけに良く見えています。



これから向かう山頂方面 ↓

これから向かう平尾山の山頂は、山体に隠れて見えませんが、この画の左側付近の稜線の向こうになります。



海岸近くの山 ↓

2月の始めに歩いた山域が、霞の中に見えています。



五井山・宮路山 ↓

五井山と宮路山の関連はこうなりますが、宮路山は殆ど視認できません。



観音山と本宮山 ↓

本宮山の長い稜線上に、観音山がちょこんと顔を出しています。山麓の財賀寺山門の金剛力士像と仁王門は国の重要文化財に指定されています。



城山 ↓

この山と富幕山の山容が似ているので、見極めには結構迷います。



夕日見の頂 ↓

このあたりをそう呼ぶのでしょうか、洒落た名前が付いていました。


カンアオイ ↓

稜線上でカンアオイが時々出てきますが、これ以降は見なくなります。



若葉 ↓

この若葉は見覚えがあるような、無いような、といったところです。もしかするとシライトソウだったかもしれません。



山道 ↓

この辺の山道稜線上をニホンカモシカが横切っていきました。突然のことでカメラを構える暇すらありませんでした。



地面にツバキ ↓

道にヤブツバキの花が散っています。折角の眺めですので、踏みにじらないようにして・・・・


ミヤマシキミ ↓

これから先も、見かけるものはまだ蕾ばかりです。



三等三角点 ↓

標高338m、三等三角点の設置されたピークに着きました。ここで小休止を入れます。


付近に鉄塔 ↓

リュックを置いてあたりを見てきます。付近には高圧線の鉄塔が立っています。



「五葉山」とありました。 ↓

木の幹に私設の山頂表示がしてあり、それには「平尾山」とありました。
これは明らかに間違いですね。
一般人が勝手に山名プレートを持ち込んで、木などにくくりつけるのは、辞めてもらいたいものです。
間違った山名標示を罰点で抹消したその下に「五葉山」と書いてありました。
これが正しい地名かどうかは良くわかりませんが、少なくとも間違った「平尾山」よりかマシかもしれません。
コメント (4)
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