ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳(905.5m) その2:山腹を巻いて井戸谷に取り付くまで

2015-03-26 07:53:04 | 草花
椿大神社をあとにして、舗装された林道を、登山口まで歩いて行きます。
2年前でしたら林道沿いに咲き出した草花を見たのですが、同じ3月23日でも二年後のこの日は全く草花を見ることが出来ませんでした。

やや気落ちしながら、それでも上に行けばきっと素敵な草花に出会えるに違いないと、期待しながら歩いていきますが、結果的にはその期待は現実のものになることはありませんでした。

リンボク ↓

バラ科サクラ属に分類される常緑樹で、日本の固有種ですが、関東以西の分布のようです。
常緑というところが珍しいかもしれません。
馴染みのない木ですので、名前をすぐに忘れてしまいます。


北尾根の#1 ↓

林道の右手に鳥居が出てきて、鳥居をくぐって、石段を登ると、愛宕社という神社があり、北尾根の登山道と連結するようですが、鳥居のすぐ左側にこの道しるべが出てきて、これが北尾根の登山口となっていました。
看板に「1」とあるのは通報ポイント1番の箇所ということで、自分の現在位置を示す指標となります。
今回は井戸谷コースを登りますが、まだ井戸谷での通報ポイントは出てきておりません。




未だ続く林道歩き ↓

アスファルト舗装の林道歩きは未だ続いていますが、路面には杉の雄花の粒が沢山落ちています。もうここまで来ると、花粉症のことはどうなっても構わないという気持ちになっていました。



登山口の川原のような場所 ↓

このあたりで川原のようになっていて、車を留める余地があります。手っ取り早く山に取り付くにはここまで車に乗ってくればよさそうです。



登山口分岐点 ↓

そしてその場所が二本松コースと井戸谷コースの分岐点になります。今回は右の井戸谷コースに入って行きます。



ヤブツバキ ↓

登山口に椿大神社がありましたが、こちらは自然木のヤブツバキです。



やっと地道 ↓

やっと地道になってきて、山を登るという気持ちが充実してきます。



沢を跨ぐ ↓

雪解けの時期ですので、普段は水が流れていないような場所でも水の流路があり、これを跨いでいきます。



キブシ ↓

この時季ですのでキブシの花はどこでも見かけますね。



通報ポイント「1」

井戸谷コースの通報ポイント「1」に来ました。これから順次番号が増えていきますが、山頂は10番くらいになりそうですが、7番も含めてそれから先は番号が見つけられませんでした。



ヤシャブシ ↓

川沿いの小石混じりの場所でヤシャブシが何本かありました。



ちょっとした滝 ↓

雪解け水を集めていますので、水は多めで、人工の滝も姿を見せてきます。



杉の植林帯 ↓

やがて山の裾のようなところをゆるく回り込みながら進みますが、あたりは杉の植林地帯です。



ポイント2 ↓

このあたりで顔にヒヤッとすることがあります。足を止めて確かめるとごく微細な雨粒が空中に漂っているようです。
(これが山頂付近ではアラレになっていました)



杉の下 ↓

この植林帯は木同士の感覚が適当に空いていて、かなり明るさのある空間でした。針葉樹の植林下でも鬱屈感の少ない場所になっていて、ストレスを感じません。



石段の先に小祠 ↓

石段の先に祠がありました。これも立派な神様ですね。



ヘツリ ↓

急斜面をヘツリながら進みます。これでやっと、これから遡上する、井戸谷の取り付き付近に来たようです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする