平尾山の山頂からは、愛知県と静岡県の県境をなす稜線を、宇利峠目指して東進する感じになりますが、今回は宇利峠の200mほど手前で左折して、車道歩きから逃れます。
その理由は、その車道が国道301号線であり、車の往来が比較的多くて、やや危険を伴うのと、やはり多少の無理があっても、山の土を踏んで歩きたいからです。
県境の稜線歩きというものは、理屈っぽく考えると不思議なものですね。
左側が愛知県の新城市、右側は静岡県の浜松市ですから、もしも、県境線の真上に身体があるとすると、からだの左半分は愛知県人で、右半分は静岡県人ということになります。
アセビ ↓
この日二度目に見るアセビの花は、ピンク色の掛かったきれいなものでした。
こういうものが自然界で咲くような、季節入りしているということですね。
稜線上の鉄塔 ↓
稜線上で見覚えのある場所に来ました。ここからは北側に展望があります。
本宮山と吉祥山 ↓
本宮山と吉祥山が程よい距離で見えています。
両脇がアオキ ↓
道はまた木々の中に入っていきますが、アオキが両脇を埋めた空間もありました。
テイカカカズラの残酷 ↓
”藤原定家朝臣の怨念”ということを連想して、この植物の名前がつけられたとも聞きます。
実際に大きな木に巻きついて、その木を枯らせてしまう、その貪欲さには恐ろしさを感じてしまいます。
枯れた樹幹が中に浮いていますが、それを吊るしているのもテイカカズラの茎です。
ツルリンドウ ↓
叢生 ↓
この山一帯は、かつては薪炭切り出しの良き供給源であったのでしょうね。
この株立ちは、炭材伐り出しの名残なのではないでしょうか。
ヒメシャラ ↓
ヒメシャラの木を今山行中、この一度だけ見ました。
大岩の露出箇所 ↓
行く手に大きな岩が立ちはだかり、道はこの岩の左側を回るようにつけられていました。
展望の開けない空ではありますが、一応この岩の上に登ってみることにしました。
ヒトツバ ↓
岩上に出ると一番初めに目に入ってきたのは、ヒトツバが胞子葉を立てて居る姿でした。
岩の上 ↓
岩の上は舞台のような広がり方で、どっしりとした安定感があります。
坊ヶ峰 ↓
来し方を振り返ると、稜線の左奥のほうで、坊ヶ峰がちょこんと丸い頭を出しています。
遠くに浜名湖 ↓
靄っては居ますが浜名湖も見えています。
三ヶ日 ↓
手前に三ヶ日の集落も見えます。
行く手 ↓
行く手は、手前に大きな峰が立ちふさがってしまい、それだけしか見えません。
ツララ ↓
岩から下りて岩を回り込みながら道を進むことにしました。岩を見上げるとツララが下がっていました。
3月中旬だというのに、このときは一時的に寒波の到来した時期でした。
三角点382.4 ↓
県境稜線では、何度も何度もアップダウンを繰り返しながら東進して行きます。
北側の神楽岩 ↓
道端に、朽ちて字の全く読めなくなってしまった看板が、落ちています。以前来たときにこの看板の字はまだ読めて、たしか「神楽岩」とあったようにうろおぼえしています。
その岩にいって登って来ました。
南側は烏帽子岩? ↓
こちらは烏帽子岩だったか、それとも同じ神楽岩だったか、こちらは「記憶にございません。」
とんがった天辺に、少しだけスリリングな岩登りを味わいました。
ヤマコウバシ ↓
今になってもまだ枝に葉が残っています。
カゴノキ ↓
カゴノキもたまに見ます。
下りの急斜面 ↓
宇利峠が近づくと、「えっ!? こんなに!?」というような急斜面が出てきます。
適当な場所にロープが着いていて危険は感じませんが、斜面が急なので滑りそうで、気を引き締める場面です。
殻の繭 ↓
宇利峠の直前で車道歩きを嫌い、左折して山中を巻くようにして北進します。
地面の枯れ葉の中に、ヤママユの空になった繭が混じっているのを見ました。
沢の上部 ↓
山中を巻くように進む中で、山襞をなす沢を跨ぐようなところも出てきます。
沢の上部ですので水は無くて、じめじめしている場所でした。
フユイチゴ ↓
山を巻いているうちに林道に出会いました。ここで休憩を取り、昼食タイムとします。
目の前にフユイチゴがありましたが、食べられそうな実ではありませんね。
林道歩き ↓
林道上のこんな場所に腰を据えて昼食をとっています。林道といいましても放置されているようで、笹や雑草が生えてしまっています。
食事後にこの道を歩き始めます。
その理由は、その車道が国道301号線であり、車の往来が比較的多くて、やや危険を伴うのと、やはり多少の無理があっても、山の土を踏んで歩きたいからです。
県境の稜線歩きというものは、理屈っぽく考えると不思議なものですね。
左側が愛知県の新城市、右側は静岡県の浜松市ですから、もしも、県境線の真上に身体があるとすると、からだの左半分は愛知県人で、右半分は静岡県人ということになります。
アセビ ↓
この日二度目に見るアセビの花は、ピンク色の掛かったきれいなものでした。
こういうものが自然界で咲くような、季節入りしているということですね。
稜線上の鉄塔 ↓
稜線上で見覚えのある場所に来ました。ここからは北側に展望があります。
本宮山と吉祥山 ↓
本宮山と吉祥山が程よい距離で見えています。
両脇がアオキ ↓
道はまた木々の中に入っていきますが、アオキが両脇を埋めた空間もありました。
テイカカカズラの残酷 ↓
”藤原定家朝臣の怨念”ということを連想して、この植物の名前がつけられたとも聞きます。
実際に大きな木に巻きついて、その木を枯らせてしまう、その貪欲さには恐ろしさを感じてしまいます。
枯れた樹幹が中に浮いていますが、それを吊るしているのもテイカカズラの茎です。
ツルリンドウ ↓
叢生 ↓
この山一帯は、かつては薪炭切り出しの良き供給源であったのでしょうね。
この株立ちは、炭材伐り出しの名残なのではないでしょうか。
ヒメシャラ ↓
ヒメシャラの木を今山行中、この一度だけ見ました。
大岩の露出箇所 ↓
行く手に大きな岩が立ちはだかり、道はこの岩の左側を回るようにつけられていました。
展望の開けない空ではありますが、一応この岩の上に登ってみることにしました。
ヒトツバ ↓
岩上に出ると一番初めに目に入ってきたのは、ヒトツバが胞子葉を立てて居る姿でした。
岩の上 ↓
岩の上は舞台のような広がり方で、どっしりとした安定感があります。
坊ヶ峰 ↓
来し方を振り返ると、稜線の左奥のほうで、坊ヶ峰がちょこんと丸い頭を出しています。
遠くに浜名湖 ↓
靄っては居ますが浜名湖も見えています。
三ヶ日 ↓
手前に三ヶ日の集落も見えます。
行く手 ↓
行く手は、手前に大きな峰が立ちふさがってしまい、それだけしか見えません。
ツララ ↓
岩から下りて岩を回り込みながら道を進むことにしました。岩を見上げるとツララが下がっていました。
3月中旬だというのに、このときは一時的に寒波の到来した時期でした。
三角点382.4 ↓
県境稜線では、何度も何度もアップダウンを繰り返しながら東進して行きます。
北側の神楽岩 ↓
道端に、朽ちて字の全く読めなくなってしまった看板が、落ちています。以前来たときにこの看板の字はまだ読めて、たしか「神楽岩」とあったようにうろおぼえしています。
その岩にいって登って来ました。
南側は烏帽子岩? ↓
こちらは烏帽子岩だったか、それとも同じ神楽岩だったか、こちらは「記憶にございません。」
とんがった天辺に、少しだけスリリングな岩登りを味わいました。
ヤマコウバシ ↓
今になってもまだ枝に葉が残っています。
カゴノキ ↓
カゴノキもたまに見ます。
下りの急斜面 ↓
宇利峠が近づくと、「えっ!? こんなに!?」というような急斜面が出てきます。
適当な場所にロープが着いていて危険は感じませんが、斜面が急なので滑りそうで、気を引き締める場面です。
殻の繭 ↓
宇利峠の直前で車道歩きを嫌い、左折して山中を巻くようにして北進します。
地面の枯れ葉の中に、ヤママユの空になった繭が混じっているのを見ました。
沢の上部 ↓
山中を巻くように進む中で、山襞をなす沢を跨ぐようなところも出てきます。
沢の上部ですので水は無くて、じめじめしている場所でした。
フユイチゴ ↓
山を巻いているうちに林道に出会いました。ここで休憩を取り、昼食タイムとします。
目の前にフユイチゴがありましたが、食べられそうな実ではありませんね。
林道歩き ↓
林道上のこんな場所に腰を据えて昼食をとっています。林道といいましても放置されているようで、笹や雑草が生えてしまっています。
食事後にこの道を歩き始めます。