ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

京都市北部の伏条台杉と滴る緑を訪ねて(上):歩き始めは林道から ウツギ イワナシ イワカガミなど 

2016-05-19 07:13:21 | 草花
京都の人は、近場の山では北山歩きをするという話を聞いていました。
それがどの範囲を指すのかはっきりしたことはいまだに知らないでいますが、ネット上のあるサイトを覗いてみると「愛宕山 比叡山 魚谷山 浅敷ヶ岳 谷山 雲取山 皆子山」などがそれに該当する代表的な峰のようですが、この中で小生が行ったことのあるのは比叡山だけで、それも観光旅行にてほとんど瞬間的な訪問でした。

愛宕山は京都のお友達が良く行く山で、そのレポートなどを読んでいて馴染みのある名前なのですが、そこに登るということには至っていません。

今回は「台杉」(伏条台杉)を見て、京都の緑滴る山中を体験してみようということになり、こりんさんぴーちゃんを誘って出掛けました。
特別にピークを目指す旅ではなくて、山中を歩き回るという程度のことになりますが、3回に分けてレポートいたします。

ウワバミソウ ↓

道に交差する沢筋でウワバミソウを見ました。



ウツギ ↓

今山行ではウツギの花を数多くは見ませんでした。



ムラサキサギゴケ ↓

林道上でたくさん咲いているのを見ました。数がまとまるとそれなりの美観となります。



同行者 ↓

天下の”お尋ね者”ではありませんが、一応、肖像権・プライバシーの何やらで、◯マスクを掛けさせていただきます。


アオダモ ↓

つい先日、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)を愛でたばかりでしたが、似たような花をつけています。



オオバアサガラ ↓

これはパイオニア植物のようで、川沿いの荒れ地に顔を出してくるようです。




クマシデ ↓

こういうものも出てきました。久しぶりで見るような気がしました。



車止め ↓

この車止めを通過した後も割合急傾斜の林道歩きが続きます。あたりはすっかり緑に包まれています。



イワナシ ↓

関西では比較的低地でもこの花を見ることがあり、以前醒ヶ井養鱒場の近くで見たこともあります。
しかし、中部山岳地帯では2000メートルを超える場所で見ますね。
今の時季は青い実がなっています。実を口にすると、苦い・酸っぱい・渋い、といろいろな意見が出ていました。



ウワミズザクラ ↓

この花を見たあたりから山道に入り、登りは本格的になりました。



イワカガミ ↓

花の時季を過ぎていましたが、これは咲き残って待っていてくれました。


コメント (10)
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