ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5月の散歩 その2:カラタネオガタマ サクランボ ハリエンジュ ナワシロイチゴ セイヨウオダマキ

2016-05-05 07:24:13 | 草花

子供の日で端午の節句の今日ですが、お天気のほうも吉と出ているようです。
本日は湿度も低そうで、絵に描いたような五月晴れとなりそうな予感がします。
そうなると空を颯爽と泳ぐ鯉幟を見ることが出来そうですね。

そして今日は暦の「立夏」となります。”夏の気 はじめて立つ”とありますが、既に夏日を経験している地方はかなりの数あるのではないでしょうか。

孫のところに菖蒲湯用に菖蒲を切って持って行こうとしたら、「家にあるから要らない」と言われてしまいました。そういえば家から株分け・移植しておいたことをすっかり忘れていました。
物忘れが得意技となり、その上に五月ボケも加わって上書き保存されてきました。

その1の後回しになってしまいましたが、今回のお散歩の主要目的はカラタネオガタマの花を見ることにありました。

カラタネオガタマ ↓





今回はカラタネオガタマを二か所で見ました。どの木でも、ものすごく甘い香りに包まれていました。



サクランボ ↓

サクランボの実は野鳥でも大好きなのでしょうね。防鳥用でしょうか、ネットで守られています。



キツネアザミ ↓

キツネアザミの花は気の毒なものです。先日は田の畔で良い株立ちの花を見ましたが、二日後にそこに行ったら、刈り倒されていました。
今度の株は半殺しの目に遭っていますね、これは除草剤に苛められたのでしょうか。



ハリエンジュ ↓


同上近写 ↓

公園の大木に白い花がついています。これはニセアカシアと呼ばれる、和名のハリエンジュです。
この木のことをwikiで調べると意外なことがわかりました。
花は天婦羅で食べることができ、かつ花からは上質な蜂蜜が採れ、また花をホワイトリカーに漬け込むと香りの良いアカシア酒ができるそうです。
しかし、注意するべき点は毒性のことですね。この木の葉、果実、樹皮には毒性があり、樹皮を食べた馬が中毒症状を起こした事例があるそうです。
馬でさえも・・・・・と驚きます。そうなると蜂蜜は本当に大丈夫なのでしょうか。


ピラカンサス ↓

この花がカマツカと似ているような気がして、調べてみましたところ、科はバラ科で同じなのですが、属名では早くもトキワサンザシ属(ピラカンサス)と、カマツカ属(カマツカ)に枝分かれしてしまいました。



ナワシロイチゴ ↓

線路際でナワシロイチゴに花が来ていました。実になってもあまりおいしいものではありませんが、孫とのお散歩でよく口にしたものです。



ヤマモモ ↓


同上近写 ↓

公園のヤマモモは小粒な実をたくさんつけてきています。飽食の時代となっている今では食べる人も少なくなりましたが、果実酒などで楽しめるかもしれません。


ド根性を見せたセイヨウオダマキ ↓

散歩の最終場面となりました。歩道のアスファルトの上を歩いていた時です。
U字溝とアスファルトの境目から茎を立てて、ど根性咲きしているオダマキを見ました。外来種のようです。異国に来ても、さすがに根性を見せてくれはります。
コメント (4)
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