スマホや財布、鍵など、紛失したり置き忘れしたりすると困るようなものに装着し、スマホとの連携により、その発生を防止したり、発生してしまった場合に位置情報など探す支援をしてくれる小型機器のことです。
価格は、1個2~3000円程度~と手ごろで、スマホや財布、キーホルダーなどに簡単に取りつけることが可能であり、また財布の中に入るものもあったりします。置き忘れや紛失などの未然防止や起こってしまった場合の探す手間の削減などに役立つことから、最近利用者が増えているようです。
現在、この種のタグとして、以下のようなものが知られているようです。
■「AirTag」(2021.4.30販売開始、米アップル製):関連ブログ(“AirTag(アップル)”とは、2021.4.30)のサイトは、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/274204c3d0c0910ae32b3779a44d4175です。参照願います。
■「MAMORIO」(2017年から提供、MAMORIO製):紛失防止機器販売のMAMORIO(注:2012年設立、以前の名称”落し物ドットコム”、東京都千代田区、https://mamorio.jp/)が、クラウドファンディングを利用して開発し、2017年から提供しているようです。近距離無線通信規格のBluetooth機能を備え、財布や鍵に取り付けて使用している場合、それらがスマホから離れるとBluetooth接続が切れ、そのタイミングで置き忘れの注意喚起メッセージが出たりするようです。関連のプレスリリースとして、以下ようなものが発表されています。
・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000022173.html(2017.12.1)
・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000022173.html(2017.6.27)
・https://www.atpress.ne.jp/news/50615(2014.9.3)
■「Tile」(2017年12月以降順次、米Tile製):iPhoneやAndroidのスマホアプリを操作することで、Tileの音を鳴らすことができるため、紛失物や忘れ物にTileが付いていると探せるようです。スタンダードの「Mate」、ハイスペックの「Pro」、薄型カードサイズの「Slim」、裏面シール付きの「Sticker」の4タイプが提供されているようです。世界の195カ国で売れているようです。関連のプレスリリースとして、以下にようなものが発表されています。
・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000030386.html(2020.3.3)
・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000030386.html(2017.12.8)
紛失した場合の影響を考えられると、これらの製品のコストパフォーマンスはよいと言えそうです。