人間に代わって配膳作業を行うロボットです。コロナ禍における接触の回避や人手不足への対応などから外食産業において最近導入が始まりつつあるようです。
すかいらーくホールディングスでは、フロアサービスロボットと呼ばれる配膳ロボットの導入を始めているようです。2022年4月までに「ガスト」の一部や「しゃぶ葉」に約 1000店舗導入、さらに「ガスト」や他の業態に追加導入し2022年末までに約2000店舗まで増やす計画のようです。
すかいらーくの配膳ロボットは、注文された料理が出来上がって従業員がロボットに乗せて座席を指定すると、あとはロボットが自動的に注文者のところまで運ぶようです。また、食べ終えた食器類も自動で厨房まで運ぶことができるようです。
すかいらーく以外の企業でも類似の配膳ロボットの導入に向けた実験が行われつつあるようです。モスフードの「モスバーガー(大崎店)」で試験運用された配膳ロボットは、リモートからパイロットによって操縦されるタイプのもので、来店客との会話を通しておすすめメニューを紹介したりできる配膳ロボットのようです。その他、カラオケ店でも配膳ロボットの導入に向けた実験をしているところが登場しているようです(注:快活フロンティアが運営する「コート・ダジュール」店)。
すかいらーくホールディングスのプレスリリース資料(2021.10.18付)のサイトは、https://www.skylark.co.jp/company/news/press_release/pk637h000006gkn3-att/211018_Robot_at_Gusto_Syabuyo.pdfです。
また、配膳ロボットのイメージ動画のサイトは、https://www.youtube.com/watch?v=xLiAwc3PGP8です。