気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"アンドロイド・オート(グーグル)"とは

2022-06-12 23:38:22 | 乗り物/同サービスイノベーション

Android Autoと綴ります。グーグルが開発した、スマートフォン(以下スマホ)と自動車(の車載ディスプレイ)とを接続する技術(アプリ)です。Android搭載のスマホなどを自動車内で最適に利用できるようにするための技術のようです。2014年6月のGoogle I/Oで発表され(※)、翌2015年3月にアプリがリリースされているようです。アップルの「カープレイ(CarPlay)」と併用されることが多いとのことです。

※ 関連ブログ(”IVI(In-Vehicle Infotainment)”とは、2018.11.12)を参照

スマホをアンドロイド・オートに対応した車の車載ディスプレイに接続するとアプリの一覧が画面に表示されるようです。画面をタップして運転ルートを検索したり、テキストメッセージを音声で友達に送信したり、ハンドルを握ったままで家族と通話したりできるようです。

以下の2つの条件がクリアされていれば、当該スマホをUSBケーブルでダッシュボードの車載ディスプレイに接続することにより、アンドロイド・オートの利用が可能となるようです(注:スマホによってはUSB接続でなくワイヤレス接続の形態も可能なようです)。

 ・車種がアンドロイド・オートに対応していること(注:2022年5月時点で、アンドロイド・オートを搭載している車両台数は1億5000万を突破しているようです)

 ・手持ちのスマホのOS(アンドロイド)の「バージョンが9以下&そのスマホにアンドロイド・オートをインストール済み」あるいは「バージョンが10(注:アンドロイド・オートは組込済み済み)」

なお、グーグルでは、2022年の夏に、アンドロイド・オートの画面のデザインを刷新する計画のようです。車種によって車載ディスプレイの画面サイズが様々のようですが、サイズの違いに対し基本機能である「経路案内」、「音楽再生」、「メッセージ送受信」の画面レイアウトを自動で最適になるようにしたり、またメッセージの返信や到着時刻の通知などにAIを活用することを考えているようです。

2022年6月時点でパートナーとなっている日本の自動車メーカーは、トヨタ、ホンダ、日産など10社、同じくオーディオメーカーは、JVCケンウッド、クラリオン、パイオニア、パナソニックの4社となっているようです(wikipedia)。

アンドロイド・オートのサイト(日本語)は、https://www.android.com/intl/ja_jp/auto/です。

アンドロイド・オートの設定方法の動画のサイト例(トヨタ)は、https://www.youtube.com/watch?v=6cn43kk-J28&t=36sです。


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