気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ショッピング・ゴー(LINE)”とは

2019-02-15 23:46:56 | マーケティング・消費者行動

LINEが2018年12月7日に開始したサービスで、実店舗で商品を購入した時、消費者のスマホ上の専用バーコードを読み込むことで「LINEポイント」を付与するものです。ネットからリアルへと消費者を誘導するO2O(Online to Offline)戦略の一種でもあります。

12月7日よりファッションブランド「earth music&ecology」の国内286店舗にて導入され、さらに12月21日より家電量販店「ビックカメラ」、「コジマ」、「ソフマップ」全店でも導入されています。2021年中には20,000店舗の導入を目指しているとのことです。

LINEは、2017年6月に通販サービスの「LINEショッピング」(注:現在、200を超える通販サイトが出店、会員数は2400万超)を提供しており、商品購入額に応じて「LINEポイント」を付与しています。付与されたポイントは1ポイントを1円として「LINE Pay」で利用できたり、各社のポイント・商品と交換することも可能です。

2019年には、加盟する実店舗のPOSとも連携させ、実店舗と通販サイトの価格比較、在庫確認も可能にする計画のようで、7800万人が毎日のように利用するLINEを入り口として、利用者をネット(LINEショッピング)とリアル(加盟点)が融合する環境へ誘導し、オムニチャネル化を推進するプラットフォームへと進化させる狙いがあるようです。

ニュースリリース(2018.12.7)のサイトは、https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2530です。

利用イメージの動画は、https://www.youtube.com/watch?v=VfuoOxopM1k&feature=youtu.beです。

 

 


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