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気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“3Dデジタル試着室(セブン&アイ・ホールディングス)”とは

2015-10-25 23:19:04 | 電子商取引・小売り・リテイリング

セブン&アイ・ホールディングスが、「そごう横浜店」と「イトーヨーカドー木場店」の2店舗に設置した、3D技術を利用した試着室です。期間限定となっており、そごう横浜店が2015/10/24~11/11、イトーヨーカドー木場店が2015/10/17~11/10となっています。

身体の20万箇所のサイズを約10秒で測定しお客様に試着してもらうことなくぴったりサイズの服をすすめることができるとのことです。米ユニーク社(ユニークソリューションズデザイン社)のサイズフィッティングサービス「ミアリティ」を利用し、それに独自の技術を併用し、売り場にあるぴったりサイズの商品を紹介できるようになっているようです。

リアルとネットを融合させたオムニチャネル『omni7』(オムニセブン)のグランドオープン(注:2015/11/1予定)に合わせ、先端的なショッピングスタイルとしてアドバルーン的に消費者に示したもののようです。

2016年には、タブレット端末や3Dスキャナーを使って身体のサイズを測定し、数億人の身体データとの照合により最適サイズを提案できるようにする計画のようです。

ニュースリリース(2015.10.23)のサイトは、http://www.itoyokado.co.jp/dbps_data/_material_/localhost/pdf/2014/20151023-4.pdfです。


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“ネットスーパー注文品の専用ロッカー受け渡し(西友)”とは

2015-08-30 23:36:45 | 電子商取引・小売り・リテイリング

米ウォルマート・ストアーズ傘下の西友が2015年内を目処に導入予定のサービスで、ネットスーパー会員から注文された商品を駅前やガソリンスタンドに設置した専用ロッカー経由で受け渡すものです。この種の買い物スタイルは、海外では”クリック&コレクト(click and collect)”などと呼ばれています。

会員は、ネットスーパーのサイト上で、ロッカーの場所や受け取り時間帯を指定してロッカー番号やパスワードを受け取り、仕事帰りなどに指定した時間帯に立ち寄り、パスワードを入力して開き、注文商品を受け取ります。専用ロッカー受け取りのための追加料金はないとのことです。

西友側にとっても、不在時の再配達が不要で、個々に宅配する場合よりも効率よく配達できるメリットがあります。

なお、専用の保冷ケースを用いて、肉や魚、豆腐などの冷蔵品、アイスクリームなどの冷凍品も、専用ロッカー経由での受け渡しが可能なようで、これは日本で初めてのケースのようです。


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“ネット販売専用倉庫併設型スーパー(西友)”とは

2015-08-29 23:02:05 | 電子商取引・小売り・リテイリング

米ウォルマート・ストアーズ傘下の西友が2016年5月に東京都練馬区に1号店を新設予定の、ネットスーパーの配送能力を引き上げた新型店です。

1階を通常の食品スーパーとして、また2階をネット販売専用の倉庫として、約1万品目の商品を取り扱うようです。1階は標準店舗スペースの半分程度に減らし、その分、2階に同程度のスペースを確保し、ネットスーパーの需要拡大へ対応しようとしています。

2階には常温で保管可能な加工食品や日曜雑貨品の在庫を保管し、それらの商品のネット注文に対して、2階から効率よく集荷し配送します。一方、生鮮食品や惣菜などのネット注文に対しては、1階の売り場から集荷して配送するようです。

2階に豊富な在庫と配送のための専用スペースを確保することにより、1日の配送可能件数を現状の3~4倍の300~500件/日に引き上げようとしています。2階にはネットスーパー専門の従業員も配置させるようにし、また配送トラックも同時に複数台が出入りできる店舗設計にするようです。

新型店の特徴を整理すると、以下の3点となります。
(1)宅配注文の多い食品から日曜雑貨まで取り扱いアイテム数を拡大
(2)宅配車両が複数台同時に出入りできる店舗設計を採用
(3)猛暑や雨天などの急な需要増にも機会損失なく対応可能

このような店舗は年間5店舗のペースで導入していくとのことです。

なお、新型店のような、ネット専用の倉庫を併設するスーパーの形態は、ウォルマートグループの中でも初めてとのことです。


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“セブン&アイ ネットスーパー西日暮里店(セブン&アイホールディングス)”とは

2015-08-28 23:18:31 | 電子商取引・小売り・リテイリング

セブン&アイホールディングスが、2015年3月8日に運用開始した、当社で初となるネットスーパー専用店舗です。

既存のイトーヨーカドーネットスーパーは、店舗周辺を対象商圏として運用されてきていますが、都心部への事業展開が十分にはできていなかったことが導入の背景となっているようです。最近のライフスタイルの多様化などにより、東京23区内における宅配消費の潜在需要が拡大してきているようで、ここに目をつけた形となっています。

専用の設備や仕組みを導入することにより、同社が実施している既存のイトーヨーカドーネットスーパーの注文処理件数の約5倍、即ち、最大2000件/日の受注件数を達成できるようにしようとしています。

この6月には、配送システムの強化を図り、ネットから注文された商品を配送する際、今までは経路設定や配車計画を担当者の判断で行っていまたしたが、それを自動化することにより処理件数の拡大を図ろうということです。自動化するシステムは、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)のクラウドサービスを活用しているようです。これによって、当初の目標である、2000件/日の受注に対応できるようになっているようです。

なお、ネットスーパーとしての西日暮里店からの商品出荷は、西日暮里エリア(半径7km)の会員注文に対するものだけでなく、近隣店舗(三ノ輪店、曳舟店など9店舗)で品切れが発生した際に、品切れ分を西日暮里店舗が補完する形で出荷するようになっているようです。

セブン&アイでは、この店舗を、当社が推進しているオムニチャネル化における事業拠点の1つに位置づけているようです。

西日暮里店に関するニュースリリース(2015.3.5)のサイトは、www.7andi.com/dbps_data/_material_/_files/000/000/001/721/2015030509.pdfです。

また、配送計画を自動化するクラウドサービス導入のニュースリリース(2015.6.8)のサイトは、http://www.7andi.com/dbps_data/_material_/_files/000/000/001/801/20150608.pdfです。


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“飲食店のWeb予約サービス”とは

2015-08-12 23:34:05 | 電子商取引・小売り・リテイリング

Web上で飲食店の予約を可能とするサービスです。最近は、サイト上で即座に予約が完了する「リアルタイム型」が増えてきているようです。

これまでのWeb予約サービスは「リクエスト型」と呼ばれる形態が中心で、Webサイト上で予約を申し込むと、その後Webサイト側から店舗側へ空席の照会を行い、その返信に基づいて申込者へ予約可否が通知されるようになっていました。

再起因の「リアルタイム型」では、店舗の空席情報がリアルタイムに管理されていてWebサイト上に予約可能な日時が表示されるようになっています。予約可能な日を狙って申し込みを行うと申し込みと同時に予約が確定します。カカクコムが運営している「食べログ」ではリアルタイム型が中心になっているようです。

なお、飲食点のWeb予約サービスとしては以下のようなものが知られています。
「ホットペッパーグルメ」(運営:リクルートライフスタイル)・・・3万4000店舗(2015年3月時点)
「ぐるなび」(運営:ぐるなび)・・・3万1000店舗(2015年6月時点)
「食べログ」(運営:カカクコム)・・・1万6325店舗(2015年7月時点)
「Yahoo!予約飲食店」(運営:ヤフー)・・・1万3500店舗(2015年3月時点)
「LINEグルメ予約」(運営:LINE)・・・8500店舗(2015年6月時点)

Web予約サービスは、利用者、店舗の双方にとって便利なようですが、キャンセルの扱いが課題となっているようです。


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“日本トイザらス”とは

2015-06-07 23:16:33 | 電子商取引・小売り・リテイリング

世界展開しているオモチャの大型量販店のチェーンストアであるトイザらス(Toys“R”Us)の日本法人のフランチャイズチェーンで、オモチャやベビー用品を扱っています。設立は1989年(平成元年)11月21日となっています。

最近、オムニチャネル戦略を強化して売上げを伸ばしているようです。2014年7月に「ストア・オーダー・システム」の運用を開始し、店舗で扱っていない商品や品切れの商品を店舗内のコーナーからWebを利用して注文できるようになっています。

オムニチャネル戦略のポイントとして、以下の4点が挙げられています。
1)Web上での取り扱い商品数の拡大
 2015年5月時点で実店舗の平均点数と同程度になっていて、今後も増やしていく計画のようです。
2)店舗とWeb上との商品融通
 「イン・ストア・ピックアップ」と呼ばれる仕組みを2012年に導入し、Webで注文した商品を希望の店舗の店頭で受け取れるようにしているようです。また、「シップ・フロム・ストア」と呼ばれる仕組みを2013年に導入し、Web販売品の在庫センターで品切れの際に近隣店舗から出荷・配送できるようにしているようです。
3)Webサイトと実店舗との違和感の解消
 Webサイトのデザイン・カラー、文字フォントなどを実店舗に合わせるようにして、利用者が両者のギャップを感じないようにしているようです。
4)Webサイトでの動画活用
 2013年に公式のYouTubeチャンネルを開設し、商品の使い方や設置方法などを動画で伝えるようにしているようです。2015年5月時点で500本近い動画が登録されているようです。

なお、Webサイトへの訪問者数、その閲覧数、商品の売上げが劇的に伸びたようですが、それでいて実店舗の方の売上げが減少しているわけでもないようです。


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“ポップアップストア”とは

2015-05-23 23:37:55 | 電子商取引・小売り・リテイリング

イベント会場や商業施設の空きスペースなどに突然出店(ポップアップ)し、期間限定で営業する一時的な店舗のことです。ポップアップ・リテールとも呼ばれたりするようです。

ネット通販事業者やメーカーなどがこのような店舗を開設しているようです。前者の場合は、Webサイト上の確認だけで注文することをためらう消費者が存在することを考慮し、実際に商品に触れる機会や場所を提供する目的で開設するようです。また、後者の場合も、消費者と直接接触する機会を持つためにこのような店舗を開設するようです。

ポップアップストアは、ショールーム的な目的での開設が多く、注文は店舗内からネットへアクセスしてネット上で行う場合が多いようです。そのような場合には、レジや店舗内の在庫の管理も不要となり、出店の準備も大げさにならず気軽に行えることから、この種の店舗が増えつつありようです。

また、ポップアップストアを出店した後、客の手応えを感じ、その後、常設店へと発展させたところも知られているようです。一例として、メガネの通販事業を行っている米ワービーパーカーが知られているとのことです。ただ、常設店でも注文はタブレットから行うようになっており店舗での在庫は持たないとのことです。


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“ベイシア佐倉店”とは

2015-05-09 23:24:11 | 電子商取引・小売り・リテイリング

JR佐倉駅から車で約5分のところにある巨大スーパー(スーパーセンター)です。

売り場の面積は8000~1万平方m、休日は1日6000人以上の来客があり、ひとりあたりの平均買い上げ点数は20を超えるとのことです。

特徴は、店内(入口とレジ付近)に設置した(50台以上の)赤外線センサー(サーモセンサー)により客数データを割り出すシステム(注:英スーパー大手のテスコが700店舗に導入済み)に過去の客数データを組み合わせ、現在稼働中のレジ台数、15分後、30分後に必要となるレジ台数を予測し続けるシステムを導入し、ほとんどレジ待ちを起こさない運用を実現している点です。1台のレジに並ぶ客が2組以下となるように(“1+2”というルールで)レジ台数を決定しているとのことです。

導入前の日曜日では、1+2はわずか20%程度しか達成できていなかったようですが、この予測システムの導入で80%以上の達成率に向上したとのことです。待ち行列の解消は、顧客満足度の向上だけでなく従業員の満足度向上にも寄与したとのことです。



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“バイイー(転送コム)”とは

2015-04-17 23:46:35 | 電子商取引・小売り・リテイリング

商品転送サービス等を運営する、BEENOS傘下の”転送コム(tenso.com)”が運営している代理購入サービス(即ち、ヤフオク!やYahoo!ショッピングが扱っている商品を代理購入し、海外まで配送するサービス)です。”Buyee”と綴ります。

転送コムは、2015年2月より、ディスカウントストアを運営する”多慶屋(たけや)”と連携した代理購入サービスを開始したようです。

具体的には、”バイイー”のサイト内に多慶屋専用のオンラインショップ「多慶屋店」を開設し、実店舗の多慶屋を訪れて商品を購入した外国人に帰国後にもリピートしてオンラインショップ経由での購入を促す等のサービスです。以下のような手順のサービスです。
1)多慶屋は、自分のところで商品を購入した外国人にオンラインショップのサイトのチラシを渡す。
2)その外国人は、帰国後に多慶屋が扱っている商品を購入したい場合、上記サイトへアクセスし注文する。
3)すると、転送コムは、注文情報に基づき対応する商品を多慶屋から代理購入する。
4)そして、転送コムは、代理購入した商品を外国人のところへ発送する。

商品を購入する外国人が負担する料金は、商品の代金+配送料+手数料、となっており、例えば、中国から1万円の商品をサイトで購入して届けてもらう場合、配送料+手数料で3000円強が目安のようです。

同じようなサービスとして、グロービッツの「モールテール(Malltail)」と呼ばれるものが知られているようです。


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“フリマアプリ”とは

2015-02-01 23:10:20 | 電子商取引・小売り・リテイリング

使わなくなった洋服などを一般の人が売る、いわゆるフリーマーケットを、ネット上で可能とするスマホアプリのことです。スマホの普及に伴い、2年前あたりからフリマアプリが増えつつあるようです。

一般的な仕組みは以下のようです。主にC2C型のネット通販です。
1)売り手は使わなくなった洋服などを写真に撮り価格や特徴などを書き込んで出品
2)買い手は買いたい商品を選んで購入ボタンを押し決済画面にてクレジットカードなどでの決済を行う
3)決済が確認されると買い手の住所が売り手に送られる
4)売り手は、注文された商品を郵便や宅配便などで買い手に配送(注:売り手が配送料を負担するケースが多いようです)
5)買い手が商品を受け取り確認ボタンを押す
6)代金-手数料が売り手に振り込まれる

決済されたお金は、3)~5)の間、アプリの運営者が預かるため、売り手の不正が防げ、買い手の安心につながっているようです。

例えば、以下のようなフリマアプリが知られています。
・「メルカリ」(提供元:メルカリ、2013年7月~)、国内で最大規模のようです。
・「フリル」(提供元:ファブリック、2012年7月~)、ファッションが中心で利用者は女性限定のようです。
・「ショッピーズ」(提供元:スターダストコミュニケーションズ、2012年12月~)、利用者は10代~20代女性が中心のようです。
・「LINE MALL」(提供元:LINE、2013年12月~)、LINEが中継し売り手と買い手が相手の住所を知ることはないようです。B2Cタイプもサービスされているようです。
・「ラクマ」(提供元:楽天、2014年12月~)、出品手数料はかからないようです。


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