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気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“クリテオ カスタマー アクイジション(クリテオ)”とは

2018-03-22 23:53:55 | マーケティング・広告・消費者行動

フランスのネット広告会社の「クリテオ(Criteo)」(注:日本法人サイトは、https://www.criteo.com/jp/)が、今年の7月以降に日本で始める予定の広告配信サービスです。

広告主の商品をまだ購入したことのない消費者の中から、購入してくれそうな人を人工知能(AI)を活用して割り出し、その人宛に広告を配信する、というサービスです。

クリテオが英国の小売企業(広告主)にこのサービスを提供したところ効果があったということで、日本の企業へも提供することを決めたようです。

消費者のECサイト上での行動、即ち、商品の閲覧履歴、閲覧頻度、購買履歴などのデータを集めて分析するようです。複数の小売業がECサイト上で同じジャンル(例えば、スポーツシューズ、美容器具など)の似た商品を陳列していた時、消費者の行動を分析し、(サービス提供先の)広告主企業の商品を購入する可能性を数値化し、その値が高い場合に、その広告主の広告を消費者のスマホへ配信するようです。

このサービスでは、広告主のECサイトではない、他社のサイトを見ている時にも、広告主の商品の広告を配信できるようになっているとのことです。


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"CAAI(サイバーエージェント)"とは

2017-12-31 23:42:04 | マーケティング・広告・消費者行動

サイバーエージェント(東京都渋谷区)が2017年12月8日より提供を開始した、ネット広告の媒体毎の費用対効果を把握することができるAIシミュレーションシステムです。「シーエーエーアイ」と読みます。

「AIによって、最も高い配信パフォーマンスを実現する予算配分を自動算出」といったフレーズがつけられています。

サイバーエージェントは、このシステムを用い「どの媒体にどれくらいの広告を出稿すれば、最低限の費用で最大の売り上げなどを得られるか」を提案するサービスを始めたようです。

サイバーエージェントは、ネット広告のこれまでの配信実績の膨大なデータを蓄積しています。このシステムでは、そのデータをAIに学習させ、媒体毎に投じた費用と広告効果(クリック数やコンバージョン数など)の関係を算出し、媒体毎に理想的な出稿量を出せるようになっているようです。

プレスリリース(2017.12.8)のサイトは、https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21102です。


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"フィルターバブル"とは

2017-08-24 23:23:32 | マーケティング・広告・消費者行動

消費者が、興味関心のある情報のみを受け入れる「フィルター」を自分の周囲に「バブル」(泡)のように張り巡らし、それ以外の情報に触れなくなっている、ような状態をこのように呼んでいるようです。

インターネットのサービスやこれまでのネットマーケティングは、消費者による「フィルターバブル」を助長するような戦略で進められてきているようです。即ち、消費者が受け取りたいであろう情報を積極的に提供し、逆に受け取りたくない情報は排除できるように、といった具合です。このように、利用者の利便性を考慮した「パーソナライズ化」が図られてきているようです。

しかしながら、消費者によるフィルターバブルを行き過ぎた形で助長するような戦略は、逆効果になるとの指摘も出てきているようです。即ち、販売促進の色が滲み出ているような情報を提供しても、消費者は触れたくない情報として、フィルターバブルによって逆に跳ね返され、消費者へ届きにくくなってしまうようです。

消費者のフィルターバブル的な行動に対し、企業としての情報提供の在り方を見直す必要が認識されつつあるようです。


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"アドプレイス(NCD)"とは

2017-08-23 23:30:32 | マーケティング・広告・消費者行動

システム開発の「NCD(日本コンピュータ・ダイナミクス)」(注:1967年3月16日設立)が、2017年8月21日にサービスを開始した、インターネット広告枠を売買できるサイトです。

広告主は、ネット通販サイトで陳列商品を購入するように、「アドプレイス」上で色々な媒体社が出品した広告枠を購入することができ、当該枠へ広告を掲載することができます。通常の広告出稿業務と比較し、契約から入金までのほとんどの手続きがこのサイト上で行えるようです。

広告主からすると、従来の自動配信方式で起こり得た、自分が意図しないような反社会的なサイトに掲載されてしまうというようなケースも防くことができます。一方、媒体社からすると、自社サイトの知名度のせいでPV(Page View)数が低く広告集めに苦労しているような場合、「アドプレイス」上で広告枠を売り込むことができるといったメリットが考えられます。

「アドプレイス」では、出品される広告枠を持つサイトの分野だけでなく、広告料金や掲載期間で広告枠を検索することもできるようです。

このサイトを運営するNCDは、手数料として広告料金の13.6%を媒体社から受け取るようです。

プレスリリース(2017.8.21)の内容のサイトは、http://www.ncd.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/press_20170821.pdfです。


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"PMP(Private Market Place)"とは

2017-08-22 23:29:51 | マーケティング・広告・消費者行動

ネット広告において、限定された広告主と媒体社との間で行われる形態の取り引き、のことです。

登場の背景として、ネット広告が広告主の意図しないサイトに掲載され、広告主のブランド価値を傷つける問題(※)への対策の必要性があります。

※ 例えば、米AT&Tや米ベライゾン・コミュニケーションズの広告が、ヘイトスピーチや過激思想を含む、動画配信サイトの動画に掲載されたり、国内でも企業のネット広告が「2チャンネル」のまとめサイトなどに掲載されたり、しているようです。

広告主の意図しないサイトへ掲載されてしまう原因として、これまでの掲載の仕組みが、広告主側の条件(広告サイズや金額など)とサイト側の条件(掲載場所、広告単価など)とをシステム上で突き合わせ、マッチングに成功すると瞬時に掲載する形になっていて、掲載候補サイト数の膨大化に伴い、チェックが追い付かなかったり、仮に追いついたとしても是非の判断が難しいサイトが多数存在したりすることが挙げられているようです。

2017年春にPMPのサービス「AJA PMP」を開始した「AJA(アジャ)」(注:サイバーエージェント系の広告技術会社、2016年11月1日設立)は、取り引きに参加する企業が満たすべき条件を20程提示し、これらの条件にマッチする企業に限定しているようです。

AJAのプレスリリース(2017.5.18)のサイトは、https://www.cyberagent.co.jp/newsinfo/press/detail/id=13707です。


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"TNQL(ルグラン)"とは

2017-08-09 23:03:43 | マーケティング・広告・消費者行動

デジタルマーケティングのコンサルティングを手掛けるルグラン(2006.4.1設立、東京都渋⾕区)が開発し、2017年5月9日に発表した、女性向けのWebサービスです。「テンキュール」と読むようです。

具体的には、気象ビッグデータを分析・活⽤し、天気や気温の変化に合わせ、その⽇のコーディネートを提案してくれるようです。AI(人工知能)を搭載し、ユーザーの好みを学習する仕組みも備えているようです。会員登録することにより、「無料」で利用できるようです。

毎⽇変わる天気に対し、着こなしになやむことなく⾃分らしいおしゃれを楽しみたい⼥性のために開発されたとのことです。

以下のような機能を持っています。

(1)コーディネートマッチング:個々のユーザーの好みのファッションスタイルをAIが学習
(2)好み x 天気にあわせたリコメンド:個々のユーザーの好みとその日の天気とから最適なコーディネートをリコメンド
(3)日本全国の詳細な気象情報の表示:ユーザーの位置情報(GPS)を基に、1km四方・全国37万地点毎の詳細な気象情報をリアルタイムに表示

ルグランは、将来的に、この製品/サービスをアパレル企業向けビジネスとして展開していくことを想定しているようです。

プレスリリース(2017.5.9)のサイトは、http://legrand.jp/wp-content/uploads/media/Images/Legrand/Blog/2017/5/0fdf12605c2f0d10fccee2b3ccfd23d6.pdfです。


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"デシル分析"とは

2017-05-20 23:44:52 | マーケティング・広告・消費者行動

データベースマーケティングにおける顧客分析の基本的かつ代表的な手法のひとつです。

顧客の購入履歴データをもとに、全顧客を購入金額順に並べ、その上で10等分し、各層(デシル1~デシル10)の月間売上額と全売上げにおける比率を算出し、全売上げに対する貢献度が高い層を見つけ出し規定するデータマイニング手法です。

この分析により、売上全体の8割が全顧客の何%で占められているかを把握することができ、いわゆるパレートの法則(2:8の法則、上位2割の顧客で全売上の8割を占める)が成り立つかを検証できます。


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"シズル"とは

2017-05-19 23:44:38 | マーケティング・広告・消費者行動

英語の「sizzle」(即ち、揚げ物や肉が焼ける際のジュージューという音)を語源とする言葉で、消費者の生理的欲求を刺激する要素のことを指しているようです。

「食べたい!」とか「飲みたい!」といった気持ち(シズル感)にさせるビジュアルや効果音をのことで、商品広告のクリエイティブには欠かせないものとなっているようです。

例えば、ステーキの絵を見せるだけでなく肉の焼ける音を一緒に聴かせたり、清涼飲料水で缶やグラスについた水滴やのどを鳴らしながらごくごく飲み干す映像を見せたり、などが、シズルの例に該当するようです。

それ以外にも、以下のようなものも知られています。

ビール==>水滴のついたグラスとふわふわの泡

ラーメン==>麺をズルズルそそる絵と音

くだもの==>切り口からたっぷりあふれ出る果汁

鍋もの==>グツグツと煮える音と湯気

ピザ==>カットした一切れを持ち上げた時の長く伸びたとろけたチーズ


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"デックアズ(トランスコスモス)"とは

2017-03-29 23:28:34 | マーケティング・広告・消費者行動

DECAdsと綴ります。コールセンター大手のトランスコスモス(1985年6月18日設立)が、2017年4月1日に販売開始予定の、インターネット広告とチャット応対と電子商取引(EC)の3つを融合させたサービスです。即ち、ニュース閲覧アプリ「SmartNews(スマートニュース)」内の広告において、チャットを通じたコミュニケーションにより、見込みユーザーとのエンゲージメント(つながり)向上をはかるチャット広告商品です。

これまで、データなどの連携もなく別々のシステムで管理運用されてきた、広告、チャット、ECを融合させ、スマホユーザーをネット広告からチャットへ誘導し、そこで会話を重ね、さらにその場でECにより商品やチケットなどを販売する、といった具合です。

システムの実現のために、「デコード」と呼ばれる、広告やチャット、ECの履歴データを統合的に扱うデータ管理システムが導入されたようです。

金融機関、メーカー、通信会社など幅広い業種を対象として、2017年度中に100社以上への販売を目指しているようです。全日空では、近いうちに試験運用を始めるようです。広告を起点にチャットを開始し、希望する旅行先や予算などを聞き出し、予約サイトへ誘導してチケットを予約させる、といった具合です。

ニュースリリース(2017.2.28)のサイトは、http://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/170228.htmlです。


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"アドフラウド(広告詐欺)"とは

2017-03-25 23:58:37 | マーケティング・広告・消費者行動

本来見込まれる広告効果に反して不正に広告料金を受け取る行為を指しています。

急成長しているネット広告業界にあって、その信頼性を揺るがしかねない事態になりつつあるようです。米国では、日本よりも前、2014年頃には大きな課題として指摘されていたようです。

ある調査では、運用型広告の市場規模(注:電通によると2015年は約6000億円)の約5%程度(300億円)を占めるとのことです。

色々な手口があるようですが、主なものとして以下のようなものが知られています。

(1)透明な広告:透明にして広告を目視できないようにして表示

(2)過大な領域に掲載する広告:サイト上のコンテンツを掲載せずに広告だけを表示

(3)ページや広告配信の自動更新:Webページや広告を自動更新し表示回数を稼ぐ

(4)第三者からの不正アクセス:第三者のサイトから不正にアクセスし広告の閲覧数を稼ぐ

アドフラウドは、広告主にとって深刻な問題であり、未然に防ぐ対策が求められます。最近では、モメンタム社の「Axia(アクシア)」など対応するシステムの提供がはじまりつつあるようです。


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