で、ここが今回の一連の終着点です。ただのリヤディレーラー繋がりなだけですけどね。しかも結構古い(笑)。
それでも避けて通れないのがこのプロトタイプでしょう。今期、サーキットを沸かせたアーロン・グウィンに着いているのですが、これが噂の新セイントなのか? はたまたセイントを廃止し、XTRトレイルに続いてXTR DHとして新たなラインナップとなるのか?
シマノのMTB戦略の今後が分かる試作品です。
http://www.bikerumor.com/2011/09/14/bike-check-aaron-gwins-shimano-prototype-equipped-session-9-9/#more-35333
まずはリヤディレーラーから。シマノの最新型であるチェーンスタビライザー付きのRD-M985をベースにケージをショート化、マウント&アウター受け部分を削りだしで作っています。
これは予想できたことです。以前も試作品がありましたし、チェーンスタビライザーの性能は下りでこそ一層光を増すでしょうし。
そしてディスクブレーキ。今シーズン中盤ではXTRトレイルのマスターに現行セイントのスレーブを使ったちょっと反則モデルが使用されていましたが、これは全て新型と言って良いでしょう。スレーブは2ピースですが対向異径4ポットですし、ピストンはセラミックでしょう。冷却フィンも付く可能性は十分あります。
マスター側は本体などはXTRをそのまま流用しているように見えます。ゴールドアルマイトの蓋など。でもピストンを変えてる可能性も捨てきれませんし、より過酷な使用を想定してリザーバータンクを大きくする可能性もあります。なによりレバーが専用のようです。剛性も違うでしょうし、パワーの掛かるポイントも違うかも知れません。
あとはクランクが変われば新型セイントが出来上がってしまいますが、それが分からないところです。DHとは決して大きなジャンルではありませんから。派手ですけどね(笑)。XTR DHとしてしまえば、色々な部品も相互に融通できていいかもしれませんね。でも個人的にはせっかく育ったDH専用コンポーネントというものをここで刈り取って欲しくありません。もっともっと先を見てみたいのです。
この次世代DHコンポの試作品が、ただ単にすでにあるからXTRを流用して試しているだけ、という風であってほしいです。
あ、ついでにフォックスの新型シール・SKF社製モデルなのですが、どうやら相当硬いようですね。あたりというか締め付けを緩めれば摩擦は減りますが、それでは意味がありません。硬いから当たり面を少なくして摩擦抵抗を減らしている? とも考えたのですが、どうやら違うようです。ここのシールは素材の樹脂に潤滑剤を含ませている特別なもののようです。最大で25%近くも抵抗が減るとか。うーん、シールの世界も奥が深いですなあ……。
それでも避けて通れないのがこのプロトタイプでしょう。今期、サーキットを沸かせたアーロン・グウィンに着いているのですが、これが噂の新セイントなのか? はたまたセイントを廃止し、XTRトレイルに続いてXTR DHとして新たなラインナップとなるのか?
シマノのMTB戦略の今後が分かる試作品です。
http://www.bikerumor.com/2011/09/14/bike-check-aaron-gwins-shimano-prototype-equipped-session-9-9/#more-35333
まずはリヤディレーラーから。シマノの最新型であるチェーンスタビライザー付きのRD-M985をベースにケージをショート化、マウント&アウター受け部分を削りだしで作っています。
これは予想できたことです。以前も試作品がありましたし、チェーンスタビライザーの性能は下りでこそ一層光を増すでしょうし。
そしてディスクブレーキ。今シーズン中盤ではXTRトレイルのマスターに現行セイントのスレーブを使ったちょっと反則モデルが使用されていましたが、これは全て新型と言って良いでしょう。スレーブは2ピースですが対向異径4ポットですし、ピストンはセラミックでしょう。冷却フィンも付く可能性は十分あります。
マスター側は本体などはXTRをそのまま流用しているように見えます。ゴールドアルマイトの蓋など。でもピストンを変えてる可能性も捨てきれませんし、より過酷な使用を想定してリザーバータンクを大きくする可能性もあります。なによりレバーが専用のようです。剛性も違うでしょうし、パワーの掛かるポイントも違うかも知れません。
あとはクランクが変われば新型セイントが出来上がってしまいますが、それが分からないところです。DHとは決して大きなジャンルではありませんから。派手ですけどね(笑)。XTR DHとしてしまえば、色々な部品も相互に融通できていいかもしれませんね。でも個人的にはせっかく育ったDH専用コンポーネントというものをここで刈り取って欲しくありません。もっともっと先を見てみたいのです。
この次世代DHコンポの試作品が、ただ単にすでにあるからXTRを流用して試しているだけ、という風であってほしいです。
あ、ついでにフォックスの新型シール・SKF社製モデルなのですが、どうやら相当硬いようですね。あたりというか締め付けを緩めれば摩擦は減りますが、それでは意味がありません。硬いから当たり面を少なくして摩擦抵抗を減らしている? とも考えたのですが、どうやら違うようです。ここのシールは素材の樹脂に潤滑剤を含ませている特別なもののようです。最大で25%近くも抵抗が減るとか。うーん、シールの世界も奥が深いですなあ……。