BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ケーンクリーク・DBエアの中を覗いてみよう

2012-01-05 06:15:00 | 自転車
2012年注目のリヤユニットであるケーンクリークの新作、DBエア。完全にフォックスの一人勝ちになってしまっているMTBのショック市場に風穴を開けること出来るのか? 

楽しみですねえ。

しかしケーンクリークは一体何屋なのか、分からなくなってきました(苦笑)。ホイールもいつの間にやらMTBとロードは止めてしまいましたし。個人的にはクリキンよりケンクリのヘッドパーツの方が好きなんですよー。

2012 Cane Creek Double Barrel Air DBAir from Sick Lines on Vimeo.












http://www.sicklines.com/2012/01/04/video-2012-cane-creek-double-barrel-air-disassembled-dbair/
http://www.sicklines.com/2011/09/13/2012-cane-creek-double-barrel-air-interbike-2011/



心配なのは価格ですね。多分、ベラボーに高いんでしょう……(苦笑)。コイル式も10万クラスですからね。いくらオーリンズのパテントを利用しているからといって、そんなに掛かるものなのでしょうか? 

でも内部を見て納得した面もあります。それはDBエアが従来のショックとはまったく異なる構造をしているからです。ダブルバレルの由来となっているダンパーの二重構造に加えて、エアスリーブも二重になっているとは……。気がつきませんでした。中空の補強だと思っていたんです。これは一体どのようか効果が?

昨年は少し製作ということに関わったので、規格外といものが非常にコストがかかるということが身にしみて分かりました。DBエアも他社の製品とは全く異なる構造なので、かなり大変なのでしょう。更にメーカースペックインもあまりないですから、量産効果もかなり低いでしょうし。

ユーロバイクや他のショーを見ると、D系バイクのショックにはロックショックス・ヴィヴィッドエアが非常に多く使われていました。今まではフォックス・DHXエア一辺倒だったので、これは新しい動きです。DHXエアもエアスリーブまでカシマコートが施されたので、更に性能向上が期待されます。

定番も良いですけど、新しい試みはいつだって心を高鳴らせてくれます。

DBエアにも期待したいですね。




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1 コメント

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ダンパー構造の2室になっている部分が、モータサイクル用のオーリンズTTXに似ていますね~ (ari)
2012-01-10 15:30:52
http://www.carrozzeriajapan.co.jp/ohlins/2w/TTX.html

リバウンド・コンプレッションHI・コンプレッションLOWを完全に独立させ、お互いの干渉を避けるための構造だったと思います。
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