BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2009 ターナー

2008-09-08 14:25:59 | 自転車


いやあ、ユーロバイクも花盛りと言ったところです。様々なバイク達が発表されています。特にMTBが凄いです。日本ではあまり感じられませんが、アメリカ、ヨーロッパではロードを凌いでいるそうです。そうなれば、メーカーもやる気になるのは当然。特にドイツ車には今までにない可能性を感じます。いや、可能性どころか、現行のラインナップを見てもうならされる製品ばかりです。いやー、すばらしい。……ここに日本車たちが並んでいないのはとても残念ですが。いつかユーロバイクに自分の足で行ってみたいモノです。

そんで2009ターナー・サルタンです。『おおっ、ターナーのフレームがCGではなく現物を見られるなんて! いいじゃないですか!』と単純に喜んでいたら、え? えええ???




dwリンクですか!

確かにアイアンホースはパテントの更新をしなかったので(次はエルスワースのICTだそうです)、どこが採用するかと動向を注目されていましたが、まさかターナーが採用するとは……。

ターナーは言わずと知れたホルストリンクの共同開発者です。当時は勿論オウンブランドもなく、デビッド・ターナー個人として参加していました。

時は流れ、ここ数年のターナーにはホルストリンクはなくなり、シングルピボットバイクの形式を追求していましたが、ここにいたりバーチャルピボット形式に戻ってきました。

やっぱりパテント料の問題だったのですね……。4バーリンクを止めたのは。

しかしアイアンホースとは全く異なる使い方をしてきています。ロゴがなければオリジナルかな? と思ってしまうほどです。とくにDHモデルではその傾向が顕著です。

サルタンは特にリヤ三角に特徴があります。マスプロダクトでは近年主流のハイロータイプのチェーンステーは逆についています。おそらくドライブトレイン側はエレベーテッドチェーンステーでしょう。

リンク部分も削り出しでアイアンホースを凌ぐ精度があると思われます。

4バーリンクでも使用する会社によって全く味付けが変わるように、このバイクもオリジナルな乗り味となっているでしょう。

個人的な感想ですが、ダウンチューブがS字型になるフレームが多い中でこのストレートチューブのなんとかっこいいことか!!!

全体の雰囲気も研ぎ澄まされているかんじで、非常に好感が持てます。

日本ではインプレッションも掛かりませんが、特A級のカスタムメーカー『ターナー』。

大注目です!




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