マヴィックが面白いことをしてきました。
マヴィック・
コスミックCXR80
うーん、UCIの規制に引っかからないのでしょうか(苦笑)?
http://www.bikeradar.com/news/article/mavic-unveils-cosmic-cxr-80-aero-wheels--34221/
基本的には流行のカムテールタイプです。リム幅は28ミリ、リムの三角の頂点も丸めてあります。これにより斜めからの風に対しても強くなるという奴ですね。80ミリも高さがあれば、通常の状態での空力は相当高いでしょうし、スーパーディープの弱点である横風に対してどこまで対応できるのか、興味深いですね。
しかしこの新作はこれだけにとどまりません。『CX01ブレード』というものをタイヤとリムの接触側面に取り付けています。これによって風がタイヤ方向から来る場合と、リム方向から来る場合の二つの状況で同じように高い空力を保とうとしています。
こういう隙間があると乱気流、ボルテックスが生じます。これがその物体に多く生じると引っ張る力が生じ、結果として走りが重くなります。このボルテックスを制する理論がカムテールであり、ディンプルであり、そしてこの『CX01ブレード』という訳です。
これはホイールとタイヤをラインナップに持つメーカーならではの製品と言えます。いくら連絡を密にしていると言っても、他社間ではなかなか難しいでしょう。マヴィックの強みが生かされた新製品と言えるでしょう。
気になるのは、明らかに空力対策のこのパーツがUCIの公認を取れるかと言うことです。もちろん、こうやって出てくるのですから、取っているのでしょうかが……。一体規制ってなんでしょうね(笑)?
あとハブですが、今のコスミック80から引き継がず新型になるようです。……ドラえもんの手……(笑)タイプの丸みを帯びたセンター部をカーボンにしてあります。ここら辺はボーラもそうなんですが、ロー&ワイドフランジでいきますね(なのでコスミックでもフェアリングタイプのものはローフランジですね)。これは剛性を過剰にしないためということもありますが、リムに対してのスポーク角の調整ということもあります。個人的には完組なんだから、それくらい計算しなさいよ! といってやりたくなるんです(笑)。そこらへんは様々な考えがありますから、難しいということも理解しているつもりですが……。
もはやエアロパーツの定番ですが、スイスのラボで風洞実験を行ったようです。カムテール理論を生かし切れば、スーパーディープの弱点である横風による取られ感がなくなるはずです。ボーラウルトラ80やエンヴェスマートシステム、そしてジップ808のようにこのジャンルも充実しつつあります。選手達には選択肢が増えてうれしいことでしょう。
ただ、一般人にはかっこよさ以外ではあんまり関係ないというのも事実としてあります。エアロホイールが生きてくるのは大体時速35キロくらいからですから。しかも集団ではなく、単独走で。アベレージ30キロオーバーというのはかなりの運動強度です。
……でもかっこいいですよね(笑)。
マヴィック・
コスミックCXR80
うーん、UCIの規制に引っかからないのでしょうか(苦笑)?
http://www.bikeradar.com/news/article/mavic-unveils-cosmic-cxr-80-aero-wheels--34221/
基本的には流行のカムテールタイプです。リム幅は28ミリ、リムの三角の頂点も丸めてあります。これにより斜めからの風に対しても強くなるという奴ですね。80ミリも高さがあれば、通常の状態での空力は相当高いでしょうし、スーパーディープの弱点である横風に対してどこまで対応できるのか、興味深いですね。
しかしこの新作はこれだけにとどまりません。『CX01ブレード』というものをタイヤとリムの接触側面に取り付けています。これによって風がタイヤ方向から来る場合と、リム方向から来る場合の二つの状況で同じように高い空力を保とうとしています。
こういう隙間があると乱気流、ボルテックスが生じます。これがその物体に多く生じると引っ張る力が生じ、結果として走りが重くなります。このボルテックスを制する理論がカムテールであり、ディンプルであり、そしてこの『CX01ブレード』という訳です。
これはホイールとタイヤをラインナップに持つメーカーならではの製品と言えます。いくら連絡を密にしていると言っても、他社間ではなかなか難しいでしょう。マヴィックの強みが生かされた新製品と言えるでしょう。
気になるのは、明らかに空力対策のこのパーツがUCIの公認を取れるかと言うことです。もちろん、こうやって出てくるのですから、取っているのでしょうかが……。一体規制ってなんでしょうね(笑)?
あとハブですが、今のコスミック80から引き継がず新型になるようです。……ドラえもんの手……(笑)タイプの丸みを帯びたセンター部をカーボンにしてあります。ここら辺はボーラもそうなんですが、ロー&ワイドフランジでいきますね(なのでコスミックでもフェアリングタイプのものはローフランジですね)。これは剛性を過剰にしないためということもありますが、リムに対してのスポーク角の調整ということもあります。個人的には完組なんだから、それくらい計算しなさいよ! といってやりたくなるんです(笑)。そこらへんは様々な考えがありますから、難しいということも理解しているつもりですが……。
もはやエアロパーツの定番ですが、スイスのラボで風洞実験を行ったようです。カムテール理論を生かし切れば、スーパーディープの弱点である横風による取られ感がなくなるはずです。ボーラウルトラ80やエンヴェスマートシステム、そしてジップ808のようにこのジャンルも充実しつつあります。選手達には選択肢が増えてうれしいことでしょう。
ただ、一般人にはかっこよさ以外ではあんまり関係ないというのも事実としてあります。エアロホイールが生きてくるのは大体時速35キロくらいからですから。しかも集団ではなく、単独走で。アベレージ30キロオーバーというのはかなりの運動強度です。
……でもかっこいいですよね(笑)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます