BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

コルサコンセプツ 新興カーボンホイールメーカー

2012-06-14 22:41:00 | 自転車


最近、アメリカのカスタムメーカーがコンセプトモデルやNAHBS出品モデルなどのよくついています。まだまだエンヴェの方が多いですけど、カスタムっていうものは他人と違うということも重要ですからね。








トラックモデル


MTBモデル


ロードモデル

















http://www.corsaconcepts.com/
http://www.bikerumor.com/2010/03/11/corsa-concepts-brings-new-carbon-road-wheel-tech-to-market/

私が初めて見かけたのは……、1年か2年前だったと思います。正直あんまりそそられなくてすぐ消えるかなあと思い、スルーしてしまいました(汗)。まだまだあまちゃんです。精進しなくてはいけません。ポートランドの会社で、周囲に自転車カスタムメーカーがあるのも支持を得ている理由の一つなようです。

で、このコルサコンセプツ……、最初に見かけた時からそこまで良くなって居るわけではありません。ヘンな話し、カーボマニアにそっくりなのです(苦笑)。ハブはCHOSENっぽいですし、スポークはサピム(他にも色々です)、リムはちょっと現物を見てみないと分かりませんが……。

そしてもっとも困ったのが、ホームページです。全然できあがっていないのです。さらにヘンな角度をつけた写真が多くて、見づらく、わかりにくい。アップされていないモデルが半数近く……。やる気あるんですかね(苦笑)?

そういう私の思いとは裏腹に、シクロクロスなどのジャンルでしっかりと高成績を収めているようです。

ラインナップは

●2.3T
●1.9T
●1.5T
●98ATR
●1.2ACR
●1.2ACR LITE
●1.2ACT
●3.3TT
●3.3PT
●2.3PT
●98ATP
●1.2ACP
●SIZE 29
●SIZE 26

という感じです。ロード、トラック、MTBと全般的にフォローしているようです。『T』はチューブラー、『C』はクリンチャー、『A』はアルミ、名にも着いていないのはカーボンのようです。

軽量モデルからオーソドックスなモデルまで、幅広くありますね。よく見かけるのは2.3Tですね。ディープタイプのカーボンチューブラーモデルです。スペックは

●リム カーボン 58ミリハイト チューブラー
●ハブ オリジナルC3
●スポーク F:24/R:28 サピム・ダブルバテッド or CXレイエアロ
●重量 1585グラム(ダブルバテッド)、1447グラム(CXレイエアロ)
●価格 1650ドル

となっています。悪くないところを突いてきています。特にスポークが良いですね。手組に近い、手堅い本数を選んでいます。本来ディープリムにはスポークを減らすのがセオリーです。空気抵抗を減らせますし、軽くも出来ます。しかしその場合、かなりのハイテンションになってしまいます。このコルサコンセプツ・2.3Tは、おそらく快適性と耐久性の向上を考えに入れたのでしょう。これだけスポークがあれば、テンションを落としても剛性を保つことが出来ます。もちろんカチッとした乗り味が好みであれば、テンションを上げれば良いのです。


もう一つ、最軽量モデルの1.5Tのスペックも……

●リム カーボン 40ミリハイト チューブラー
●ハブ オリジナルC3
●スポーク F:20/R:24 サピム・CXレイエアロ
●重量 1179グラム
●価格 1700ドル

これも面白いと思います。仮想ライバルは……ボーラワンでしょうかね? 

肝心のカーボンリムについてはイマイチ分かりませんでした(汗)。しかし体重制限はありませんし、カーボンクリンチャーでも8.2barまで保証しています。ただ注意点として、テープ式のリムセメントは保証の対象外となりますとなっていますね。ヴィットリアかパナレーサーのリムセメントが推奨となっています。29er用のリムは単体で200グラムとなっていますから、他のリムも結構軽いとは思うのですが……。

定番品の他に、クリスキング、ホワイトインダストリー、フィルウッドなど指定のハブでも組んでくれるようです。

ご近所さんや使っている人が少ないから使っているのか、それとも性能で使っているのか、これだけでは如何せん分かりません。ポートランドなので、TKCあたりで入れてくれませんかね(笑)?