なんだか冗談みたいねホイールですが……。
ボントレガー・アイオロスのプロトタイプです。
そんじょそこらのディープリムを蹴散らすこのパワー！！
これに対向できるのはジップ・1080くらいなものでしょう。
まだまだ改良中で、テスト分も1セットしかないそうですが、ランス・アームストロングも気に入っているという期待大なホイールです。
ボントレガーホイールの面白いところは、通常ならばTT位にしか使えないようなホイールでも、マスドロードでも使える力を秘めている点です。
構造的にもOCLVで作られたリムに、ヘッドで加工されるエアロ部分という非常に珍しい構造も一役買っています。
最近のバイクは30万円を越えてもホイールには手抜き（コスト削減……）をするメーカーが増えてきました。このアイオロスクラスのホイールは本体以上の価格です。しかし極上です。
デュラエース、レコードを使うのも大変魅力的ですが（私もクラクラ来てしまいます）、その予算をホイールにつぎ込めるなら……、
その人はまさに自転車がワカッテイル人ですね。