これとか……

タイヤはミシュラン・プロ3シリーズにグリップが登場です。現物はありませんでしたが、ライトも登場します。プロ2には登場しませんでしたが、先代のグリップは非常に高い評価を得ていました。今回のグリップも多いに期待できそうです。



IRCもなかなかの意欲作を用意していました。写真はフォーミュラシリーズのトップシークレット。チューブレスにいち早く名乗りを上げたIRCの最新技術を投入した製品です。内側のシール層にラテックスを用い、しなやかさを出しつつ、カーカスは交差角度を1から見直したようです。かなり鋭角に成っているのである意味ラジアルタイヤに近い性能かも知れません。

他にもレッドストームで好評だった米ぬかコンパウンドを採用したモデル、練習用にコンパウンドを厚くしたモデルもありました。

チューブレスユーザーにはぜひ試してもらいたい製品です。

サイクルモード雑感

なんかちょいちょい書いてますが、かといってサイクルモードが全くダメだ、と言うわけではありませんでした。

じゃあよかったか？　と聞かれるとそれもそれで……、といった感じです。

要するにあんまり見てこなかったのですな（苦笑）。

さらにいえばこんな体に成ってしまった説明に追われて、ずっと同じ事を話していたような気がします。

それでもちょっとよくない感じを受けたのは、またサイクルショーの時のように大問屋が出展してこない傾向が強くなったこと。

いわゆるルック車のブランドが非常に多かったこと。

良かったのはやはり人の多さ。特に女性が女性同士で連れ立ってやって来ていたこと。

小さなブースにもなかなか人が集まっていたこと。

などです。

そんな中、東京サンエスのワンバイエス30㎜レールサドルはちょっと面白かったです。名は『ナロウサーティスピードメン』です。今現在のスタンダード43㎜から幅を抑え、全体の幅もグッと狭めたサドルです。

競輪にはこの規格のサドルはすでに存在しているみたいです。もちろん専用のピラーが必要です。

そもそもフロントがダブルでQファクターが広いロードバイクに必要なのか？　という疑問もあると思います。実は私がショップでバイトしていた頃、｢サドルが内ももに当たって、どうしてもペダリングがしづらい｣というお客さんがいました。確かに現代のサドルは軽量化のため、サイドは切り落としているサドルが多いので、昔の形であるストラーダやロールスなどを貸しました。それでもだめだと言っていたのです。

このナロウサーティスピードメンを見たときにコレなら解決できるかも？　と考えました。

サドルで特に内もものすれに悩んでいる人には朗報かも知れません。

あと新型ドロップハンドル・ジェイカーボンネクストもなかなかよさそうです。

サンエスはロードの本質をとらえている人がいるのでしょうねえ。