BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ポジショニング1

2008-10-03 20:18:45 | 自転車
すみません、えらいこと空いてしまいました。

しかも途中に他の話題を入れてしまったので分かりづらいと思いますが、まずポジションのお話をしようと考えています。一応MTBもロードも視野に入れたポジショニングです。

まずポジションを決めようと思うとフレームのサイズ、特にシートチューブ長を決めなければ行けないと思いませんか? 

実はここに罠があります。

ちなみにショップなどで設定する場合にはコレでいいのですが、今回は自分のセッティングを自分で作り上げるということを主眼に置きたいと思います。

一番最初に決めなければ成らないのは『ハンドル』『ステム』『サドル』『シートピラー』の4点です。それもサイズではなく、製品を決定する必要があります。

ハンドルにはアップスイープ、バックスイープ(MTB)、リーチ、ドロップ(ロード)があり、それに加え幅があります。それは同じ会社の製品でも異なります。ここが変わるとステムやフレームで10ミリ刻みで設定したことが一切無に成ってしまいます。

ステムは長さの他に角度、さらにスタックハイトがあります。通常は長さだけを考えますが、他の2つの要素は非常に大切です。特にスタックハイトは見逃されがちですが、10ミリくらい平気で違いますのでそれにより5ミリ、10ミリ高さが変わります。注意が必要です。

サドルは厚み、全長、レール長によりサドル高だけでなくサドルの引きしろ(オフセット)も変わります。高さはピラーの上げ下げで補えますが、引きしろはレールに依拠してしまいます。もちろんピラーとの相性もあります。

最後にシートピラー。全長、オフセット、ヤグラの形状が関わって来ます。オフセットは見た目にわかりやすいですが、ヤグラはサドルを取り付けてみないと分かりません。

これらを決めた後でないと何も始まらないのです。本当にサイズにポジショニングにこだわるならば、そしてフレームをオーダーするならば。

そしてもう一つ言ってしまいます。

ポジションが数ミリ刻みで分かる人がいます。

実は分かるというのは適切な表現ではありません。比較できる、というのが正しいです。

全く自転車に乗ったことがない人間が自分にぴったりのポジショニングが出来ないのは当たり前なのです。

分かる人間は常に比較しているのです。人間の感覚は正しい、しかし正確ではない。これがまさに当てはまる事象です。

さてこの続きは次に。