また、台風が来ているので、ちょっと急ぎめに作業しております。
12ヶ月点検を行い、整備の前に、現状チェックのために試乗です。
不具合があったので、オーナーに連絡を取り、整備&修理です。
2000年式なので、各部不具合が出始めています。
バッテリーは補充電してみましたが、弱り気味なので、交換です。
放置すると、数字が下がっていきます。
キャブレターつまりもあったので、キャブレター清掃です。
クラッチレリーズ側のにじみは、今回、そのままで、フルードのみ交換しました。
スタータークラッチも、ボルトが緩み始めていますが、次回オイル交換時に、持ち越しです。バッテリーが元気であれば、始動可能です。
インナーチューブに傷があったので、オイルシールが少し損傷しています。傷は、修正しておきました。
フルードは、全交換です。
バッテリー新品です。容量に差が出ます。
キャブレターのつまりは、スロー系が多いですが、詰まると燃焼が悪くなるので、エキパイに水をかけてみると、判断できます。今回は、右前(4番)が詰まっていました。
ギアオイルも交換です。写真が無いですが、クーラント全交換です。
翌日というか本日、午前中に最終チェックし、試乗しました。やはりスロー系統が生きているとアクセルの開け始めのツキが、全く違います。
別の車両ですが、全体チェック後、状態チェックのため、試乗です。
車体が緩いので、車体増し締め中です。
Vブーストジョイントのゴムが切れています。交換です。
ついでなので、プラグコードの接続チェックです。写真下が正常で、上側の接続部は、腐食しています。
バッテリーの下側のゴムシートがありません。追加しておきます。
補水し、補充電です。
配線をまとめたのと、イグニッションリレーを装着しました。直接作業なので、ハンダ付けです。一通り終了したので、明日(10日)の午前中チェックです。
本日、午前中、少し長い時間乗っていました。電動ファンが作動している状態でも、信号発進時の低回転でのトルクの現象は見られませんでしたので、大丈夫かと思います。(夜中に一旦記事を書き、朝、試乗しましたので、同日記事になっています。)
2014.10.10 作業担当 ヤダ(矢田)
そして、車体の増し締めとサスの調整でバランスが良くなったのでしょうね。シッカリとした感じになり、軽くスルスルと走る感じになりました。
今回の点検・調整により、「慣らし後の状態は、こうだったんだろうな」と思える程復活した感覚です。
また次回もよろしくお願いいたします。