最近気温が上がった来たので、夜の試乗が楽になってきました。昼間に試乗すると、車も多く気を使い、思ったように走れないので、チェックとしたら、交通量の少ない夜の方がやりやすいです。世の中、色々なことで慌ただしいですが、早く落ち着いてほしいと思っています。
車検と整備でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。
エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。K&N製に限らず湿式のタイプでオイルを添付する場合は、全面に添付するとボックス内に垂れるので、上側に添付し、しばらく置いて下側まで流れれば十分だと思います。
ダイヤフラムは回転や作動不良は無いので、平気そうです。スパークプラグは、NGK製JR8Cですので点検清掃のみです。
クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。
キャリパーは前後とも点検清掃のみです。ピストンの動きが悪いとピストンを押し出すことに圧力を食われるので、握ったほどパッドが押せないので、効きが悪くなります。
フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。
バッテリーは、点検のみです。電圧と容量も、まだ、平気そうです。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。
暖気中のエキパイ表面温度の不均等について、オーナーから点検依頼がありましたので、表面温度計で、測ってみました。フロントは、2重管でリアは1重管ですので、参考程度には測りました。同じ気筒でもエキパイの測定位置によって温度が変わるので、参考値にはなりますが、温度のズレが酷い気筒があった場合は、点火系が正常であれば、キャブレター不調が疑われることもあります。
継続検査は、多摩陸事です。今回交換した部品類です。フロントブレーキのリザーブタンクは新品お持込でしたので交換しました。
最終チェックと試乗です。全体的には、問題が無いですが、さすがに製造から22年、走行距離もそこそこは走ると定期交換部品が劣化してきます。とりあえず、要注意点をお伝えし、無事納車になりました。
2022.03.12 作業担当 ヤダ(矢田)
ブレーキのタッチ感が格段に向上しました。
要注意点、追々交換依頼させて頂きます。