ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1178、松坂ピンチ

2011年06月07日 | Weblog
ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手(30)が右ひじ靱帯(じんたい)の修復手術を受けることになりました。
地元紙は「松坂の時代は終わりだろう」とコメントし、大きく報道しています。
本人も「野球人生最大のピンチ」と語っています。
大金を払い、大きな期待を持って迎えた松坂が期待に応える活躍ができず、レッドソックスファンや地元紙は失望しています。
甲子園で伝説を作り、同世代の選手をまとめて「松坂世代」と言わしめる松坂大輔。
20年に一人のピッチャーとも言われ、素質的には抜群のものがあります。
西武ライオンズに入団し、1年目から活躍します。
高卒ルーキーのプロデビュー戦(1999年4月7日の日本ハム戦)でいきなり155キロを記録し、8回2失点の好投で初勝利しました。
鮮烈なデビューで、この年16勝を挙げています。
2007年に大リーグボストン・レッドソックスに移籍したときは年齢的にも若く、選手として脂の乗り切った時で、どれくらい活躍するか大きな期待を持たれていました。
大リーグ1年目は15勝、2年目は18勝と順調でした。
3年目4勝、4年目9勝と低迷し、5年目の今年は3勝3敗で終わりです。
1130、地元ファンもビックリ」でも書きましたが、最近のフォームを見ると腕が下がり、不自然な投げ方をしていました。
太って体も重そうで、下半身を使ったダイナミックな投球ができていないようでした。
これでは肘を痛めてしまいます。
復帰には1年以上かかる見込みですが、まだ30歳と若いので怪我を完全に治し、復活してもらいたいものです。

上の写真は手術が決り、心境を語る松坂。
下の写真左はプロデビュー戦での松坂で、腕は高く下半身が安定しています。
右は最近の松坂で、腕は下がり棒立ち状態です。