ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

203、不法移民が減少

2008年10月08日 | Weblog
「201、米自動車産業苦戦」でアメリカの自動車の売上が減少していると書きましたが、アメリカへの不法移民も減っているようです。
2008年3月時点で米国内の不法移民は推定で1190万人、2007年は推定1240でした。
年平均も2000~2004年は80万人でしたが2005年以降は50万人に減っています。
不法移民の8割は中南米からで、メキシコと地続きのテキサス州やカリフォルニア州は国境を越えて多くの不法移民が流入てきます。
彼らの多くは建設現場などで日雇い労働者として働き、家族に送金しますが、米国の景気低迷で、彼らの働く場が少なくなっているようです。
また、国境警備や不法移民の取り締まりも厳しくなっています。
中南米の人はほとんどスペイン語を話すのでスパニッシュとい呼ばれています。(ブラジルはポルトガル語)
スパニッシュの中にはアメリカ国籍を取得する人も多く、米国の総人口に占める割合が年々増えていて、大統領選にも大きな影響を与えます。

アメリカは移民の国と言われ、毎年多くの移民が世界中からやってきます。
正規のビザを取って来る人もいますが大多数は不法移民です。
労働ビザを取るのは難しく時間もかかるので、不法移民が増えます。
私も永住権を取るまでは不法移民の1人でした。
「25、グリーンカード」、「26、グリーンカード、その2」、「27、永住権と市民権」などを参照