ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

211、南部氏はアメリカ人

2008年10月17日 | Weblog
文部科学省は15日、今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった米シカゴ大名誉教授・南部陽一郎氏(87)を米国人として数えることを明らかにしました。
これによって、日本国籍のノーベル賞受賞者数は15人となります。
南部氏は1952年に渡米し、70年に米国籍を取得し日本国籍を失っています。
今回の受賞対象になった研究は60年代初めの業績で、その時点の国籍は日本でした。
同省は「現在の国籍上、日本国民とはいえない、しかし南部さんは日本生まれで、日本での研究生活も長く、他の日本人受賞者と扱いが変わることはない、業績を挙げた時点の国籍は日本で、心情的にも日本人としてお祝いしたい」と説明し、日本人受賞者の業績紹介などで南部氏も加える方針とのことです。
国籍法11条は二重国籍を原則として認めていないので、南部氏をアメリカ人と判断したようです。