花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

風邪ひくなよ

2022年05月24日 | 研究
トマトチャレンジを開始してもう3週間ほど経ちます。
挑戦したのは節水。水をほんの少ししか与えず育てています。
最初は心配しましたが、トマトは強いもので今も枯れず育っています。
しかしある試験区はひときわ葉が萎れているものがあります。
理由は養液槽の中にあります。ご覧ください。
なんと根が養液に浸らず、むき出し状態ではありませんか。
今までフローラハンターズは露天風呂栽培や足湯栽培など
お風呂になぞらえた栽培法をしてきましたが、
これは完全に丸裸。水不足にならないのでしょうか。
実はこの根は1日4回、1回15分間だけミスト状で水を与えているのです。
したがって水が切れた状態の葉はぐったりしていますが
噴霧されると葉がもとに戻ってきます。
このチャレンジは、どれぐらいミストを与えると良いかを
調べるために実験しているのです。
しかし窓辺で育てているので日中は気温があがります。
したがって養液槽の中は湿度が高く蒸し風呂状態となります。
お風呂のに例えると名付けるとすればサウナ栽培。
果たしてどんなトマトができるのか楽しみです。
トマトには現在、第2果房が咲き始めました。
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不確実性の時代

2022年05月24日 | 研究
神妙な顔で静かに座っているフローラハンターズ。
これは先月下旬に行われた地球環境大賞の表彰式に
出席した際の控室での様子です。会場は明治記念館。
由緒正しいそれはそれ芝生の美しいところでした。
フローラハンターズが結成されて1年が過ぎましたが
全員で校外のイベントに参加するのはこの時が初めて。
コロナで環境班の代名詞である全国を飛び歩く活動が
できなきなっていたからです。
今までの経験からコロナは感染が急激に増えたり、
逆に比較的落ち着いたりを繰り返しています。
この時は、連休前のちょうど落ち着いていた頃でした。
今月下旬から6月は日本科学未来館で行われる水大賞の表彰式など
これまたビッグイベントが連続します。
こちらも2度目の全員参加を予定していますが
1ヶ月後の感染の様子がなかなか見通せません。
不確実な時代ですが、活動が中止にならないよう
女神フローラに祈るだけです。
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