花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

受け継がれる遺伝子

2021年02月28日 | 研究
明日は卒業式。前日の今日は賞状授与式。
なぜなら3年間、いろいろな分野で活躍してきた名農生は
各方面から表彰されます。また学校からもさまざまな賞が贈られます。
ハンターズのメンバーも特別功労賞やアグリマイスター、FFJ特級など
それはそれはたくさん頂きました。
本来ならばすべて卒業式に授与されるべきものですが、
卒業証書とともにこれらの賞状を渡していたら
いくら時間があっても足りません。
そこで前日に、卒業証書以外の賞状を授与するのです。
誰が何を頂いたのかは、地元の新聞に掲載されるのでご覧ください。
さてハンターズには環境班ならではの贈り物を届ける文化があります。
これはフローラが草花班だった時代から続いている風習で、
卒業アルバムやメッセージなどとともに後輩から代々手渡しています。
今年のハンターズに届けているのはJr.。
解散するため2年生を募集しなかったハンターズにとって唯一の後輩です。
自分たちもバブルボーイズに贈ったので、
おそらくもらえるのはわかっていたと思いますが
この日Jr.は短い昼休み時間に突如現れ、お祝いの言葉を添えてサプライズ。
これにはハンターズもびっくり、そして大喜び。贈ったJr.たちも笑顔です。
取材のため来校していた記者さんも、偶然この光景を目撃。
このように研究班の遺伝子は後輩に継承されていきます。
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時が動き出す

2021年02月28日 | 学校
気温の変化が大きくなり、春が少しずつ近づいているのがわかります。
ここ北国青森の南部町でも、なごり雪が降り始めました。
それと同時に雪ではなく雨が降る日も徐々に増えてきました。
すると面白いものが顔を出してきました。
ご覧のような純白なクリスマスローズです。
これはニゲルという原種で、正真正銘のクリスマスローズ。
白い花を咲かせたのは12月のクリスマス直前でしたが
あっという間に根雪となり、花を楽しむ前に雪の下で眠ってしまいました。
それがこのところの雨で雪が溶け、顔を出してきたのです。
現れた姿は12月のまま。まるで時が止まっていたかのようです。
クリスマスローズに限らず花にはいろいろな色がありますが
こういう姿を見るとやはり純白が一番きれいだと感じてしまいます。
まもなく啓蟄。邪魔をしていた雪も溶け、
クリスマスローズの時が再び動き出しました。
早春の青空の下、胸を張ってきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
明日は名久井農業高校の卒業式。
ハンターズの新たな時も動き出します。
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ハンターズ事務所は大忙し

2021年02月27日 | 研究
2月、3年生のハンターズは1週間に1度ぐらいしか出校しません。
ところが彼らがいない間にも取材のオファーはきます。
先日はこれから発行される農水省と内閣府の広報誌で紹介する
ハンターズの原稿チェックの依頼。間違いがないか確認するのです。
すると案の定、集合写真の名前が逆になっていました。
これらの原稿チェックは彼らでなくてもハンターズ事務所で代行できますが
インタビューだけは本人たちじゃないとできません。
これは先日のヨルダン大使館との歓談について、
感想などの追加取材に対応しているところ。
当日も取材にいらっしゃいましたが、あまりにも長い歓談だったので
記者さんたちは残念ながら別の取材で途中退席。
日を変えてあらためて取材されたのです。
しかし卒業までもう数日しかありません。
果たしてその前に新聞に掲載されるのでしょうか?
どんな内容で有終の美を飾るのか楽しみです。
さて1日は卒業式。これでもかというぐらいサイネリアの花で飾ったステージが
今年も登場するはず。たった1時間の式のために作られた見事な花のステージ。
これには皆さん驚かれます。あまりにも見事なので、時々テレビが
その日のニュースとして取り上げるぐらい。珍百景認定間違いなしの絶景です。
実はある出版社が販売している中学校の家庭科の資料の中に
この花の卒業式が「花の活用法」のひとつとして紹介されています。
誰も知らない本当の話です。
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Radikoのすすめ

2021年02月27日 | 研究
3月1日、学び舎から旅立つトレジャーハンターズ 。
新たな宝物を探しに、今度は一人一人違う旅につきます。
この2年間ご指導ご支援いただいた皆さま、ありがとうございます。
さてまもなく卒業するハンターズですが、
またまた卒業後、皆さんのお耳の前に現れることになりました。
それがラジオ。日本放送の「あけの語りびと」という朗読番組です。
3月2日早朝5時25分頃という朝が弱い方には絶対無理な時間帯ですが
なんとハンターズの活躍をアナウンサーが朗読という形で紹介しくれるというのです。
朗読は淡々と伝えるニュースと違って感情が入ります。
果たしてトレジャーハンターズはどのように伝えられるでしょうか。
今までにないタイプの紹介番組なのでちょっと楽しみです。
ところが問題発生。皆さんに聞いていただきたいのですが
なんと番組は関東ローカル。青森県では放送していないのです。残念!
しかし番組のライターさんがあとで音源をくださるというので
ちょっと遅れて拝聴したいと思います。
また番組のホームページで放送後、台本が掲載されるらしいので
そちらをご覧になっても内容はわかると思います。
でもやっぱりプロの朗読で聴きたいもの。
そこで、どうしてもという方はインターネットやスマートフォンで
日本中のラジオ番組が聴けると話題のRadiko(ラジコ)を
ダウンロードすれば良いかもしれません。
Radikoは無料。この機会にトライしますか!
なんだかRadikoのコマーシャルをしてしまいました。
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出番です

2021年02月26日 | 園芸科学科
園芸科学科の草花温室。
一足早い春を楽しんでいるのは草花だけではありません。
こちらは松の盆栽。それもずいぶん並んでいます。
昔、園芸科学科では盆栽の実習があり
生徒たちが小さな盆栽を仕立てて楽しんでいたのを見たことがあります。
しかしこちらの盆栽は何十年ものの本物。THE BONSAIです。
この中のひとつが晴れの卒業式に飾られるはずです。
はっきり覚えていませんが、式典に飾られるのはいつも同じ松のような気がします。
では、なぜこんなに松が用意されているのでしょうか。
もしかしたらエースの調子が悪くなった時のための控え選手かもしれません。
またこの松は地元の小中学校の卒業式にも貸し出されるようです。
きっと同じ日に行われるいろいろな学校に提供できるように
たくさん準備しているのかもしれません。
農業高校の盆栽ですぐ思い出すのが東京都立園芸高校。
日本で初めて園芸という名がつけられた歴史のある高校で
こちらには三代将軍、徳川家光公が愛された松の盆栽があり
今も園芸高校生によって大切に管理されています。
さらに昭和天皇お手植えの松や樹齢100年以上の
イチョウやハナミズキを見ることもできます。
ここまでくるとちょっとした文化財。倍率はいつも都立の平均を超え、
動物を扱う科は2.6倍。都会で植物や動物を学べる学校はこんなにも人気なんですね。
でも名農の園芸だっていろいろな植物があります。
日頃、温室にくるとどうしても色鮮やかな花に目がいってしまうと思いますが
こんな落ち着いた渋いやつもいるので、ぜひ見つけてみてください。
3月1日は卒業式。まもなく出番です。
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