花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

乞うご期待?

2022年05月04日 | 学校
「さんフェア青森」と書かれた大きなポスター。
産業教育フェアの全国大会のPR用のものです。
この大会は全国の専門高校の祭典。
簡単にいえば農業、工業、商業などの専門高校が
日頃学んでいる学習の様子や成果をみなさんに披露するもので
毎年県持ち回りで開催されています。
その2022年大会が今年10月青森県で開催されることになったのです。
全国から生徒が来ますが、もちろん主に取り組むのは青森県の高校生。
当然、名久井農業高校も農業高校部門の運営に携わります。
学習の様子をどのように魅力的に展示実演するかは
各分野の腕の見せ所です。さらに秋は農産物の販売に適した季節。
予定では各県から採れたての野菜や果物などが並ぶそうです。
そういえば20年も前になるでしょうか、
この大会の県内版である青森県産業教育フェアというものがあり
生徒とともに農業分野の一角を担当したことがあります。
生徒たちが行ったのがお米の紹介展示。さらに誘客のため
もち米粉と餡を水で混ぜて電子レンジでチンするだけで
お団子を作る方法を実演しました。
すると遠くから元気な女子中学生数名がお団子を見つけ
ダッシュで駆け寄って来ます。みなさんに試食してもらったら
美味しと大好評でした。その中でひときわ喜んでくれた
女子中学生が卓球の福原愛ちゃん。青森山田中学校にいたんですね。
当時から有名人だったのでこっちもびっくりしました。
さて秋の全国大会も広く公開されます。
名農は2年生を総動員させる予定。
中学生だけじゃなく県民の皆さんも喜ぶ企画を期待しています。
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名農半端ない

2022年05月04日 | 学校
この日は学校の参観日。保護者の方が来校される日でした。
とはいっても農家の保護者は今大忙し。農作業に追われています。
したがって今の時期は、新入生の保護者が中心となります。
すると玄関にこの日に合わせたのか農産物が並んでいます。
覗いてみるとゴボウ。立派なものがたくさん入っています。
一般にゴボウは秋に収穫しますが、あえて越冬させる春掘りという栽培法もあります。
秋のフレッシュでシャキシャキに対して、春掘りは旨さ濃縮。人気です。
その隣には小ぶりのネギ。まさかと思いましたが南部太ネギです。
いつもであれば秋の文化祭である「名農祭」で大々的に販売されますが
今回はやはり越冬したもの。寒さ乗り越えた分、甘くて柔らかいのが特徴です。
嬉しいことにすべてワンコイン。皆さん、きっとお帰りの際にきっと手にされたと思います。
毎週のように並ぶ新鮮な農産物。もしかしたらこのお土産が名農に入って良かったとか
名農に入れて良かったと生徒や保護者の皆さんが感じる理由のひとつかもしれません。
でも1年生や保護者の皆さん、農産物はゴボウ、南部太ネギだけではありません。
野菜はもちろん、初夏になるとサクランボ、モモ、ブドウ、リンゴなど
贅沢なフルーツのリレーが始まります。
3年間、この自然の恵みを思う存分お楽しみください。
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スペシャリストで挑む

2022年05月04日 | 研究
名農は5月2日も振替休日。
したがって4月29日〜5月5日まで7連休となりました。
そんな休日の中、土肥実験室に3名のフローラハンターズが集まりました。
なぜなら新しい水の実験を行うから。担当の2名だけでは人手不足なので
急遽、春季大会でそれどころでない高校球児など運動部以外の
1名を追加招集したというわけです。
作業は大雑把にいえば6行程。ファーストステージは
ペットボトルに水を入れること。女子メンバーが慎重に水の量を測定して
行いました。これはセカンドステージの様子。
ペットボトルにこれまた決まった重量の土を詰めています。
製作する実験用のペットボトルは一人で10数本。
作った人から解散でも良いのですが、
どうしても癖があるので同じ作業でも人によって出来が違います。
そこで一人で6工程をこなしていくのではなく、
各工程専門の技術者を立てて、同じものを作る作戦をとることにしました。
つまりオールマイティではなくスペシャリストで難題に挑むのです。
今までやったことのない作業なので最初は戸惑っていましたが
だんだん慣れてきたのかスムーズに手が動き出しました。
頑張れフローラハンターズ。
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