東京だよおっ母さん

ゴールデンウィーク突入直前のフローラハンターズは東京いました。
第30回地球環境大賞の授賞式に招待されたからです。
4月下旬はまだ新幹線が一部区間を徐行運転しているため
八戸-東京間は４時間。3時間に体が慣れているので
最後の1時間は苦痛です。さらに1時間早く出なければならず
八戸駅を７時過ぎに出発。あるメンバーは
家を5時30分に出たと話していました。お疲れ様です。
さてこの日は20度ぐらいと過ごしやすい気温。
最寄駅につきましたが、受付までは30分の余裕があります。
そこですかさずあるものを見学しようと周辺を散策することにしました。
歩いているのは明治神宮外苑。スケートボードを楽しむ人もいます。
やっぱり東京は違うなと歩いていると、なぜか不思議な学校を発見。
なんと京都芸術大学とあります。写真を撮り損ねましたが
ここだけ見ると京都に来たかと錯覚します。
そんなことをしているうちにお目当ての建物が見えてきました。

テレビで見たやつ

見えてきたのはこれ。新しい国立競技場です。
昨年の夏、東京オリンピックでアスリートが競い合った聖地です。
何度もテレビで見ているので姿は思った通りでしたが、実物はやはり大きい。
木材をふんだんに使った素敵な建築物でした。
しかしこの日は休みなのか入り口は閉鎖。盛り上がった開閉会式の
イメージがあるのでとても閑散として寂しい感じが漂っています。
コロナでの行動規制もだいぶ緩和されてきたので
きっとこれからどんどん活用されるのではないでしょうか。
百聞は一見にしかず。今回はトンボ帰りという弾丸遠征ですが
インターネットやテレビではなく、実物を実際に見たという経験は
良い思い出になったのではないでしょうか。
さて記念写真もみんなマスク。田舎と違ってたくさんの方がいるので
外して写真を撮るにはちょっと気まずい感じがするからです。
でも気温が高くないのでマスクでも大丈夫。
では会場に向かいます。

苗半作

日本全国ゴールデンウィークの真っ只中ですが、
今日フローラハンターズは水研究の実験を始めるため出校。
さすがに春季大会直前の運動部員の動員はできませんが
運動部に入っていない三和土チームのメンバーが応援してくれる予定です。
さてこれは昨日の土肥実験室の風景。
今日行う実験の手順がすでにホワイトボードに書かれています。
また６つある机には各手順ごとに使う資材が並んでいます。
学校で健康診断を受ける際、身長、体重、座高、視力など受ける順番が
決められていますが、今日の実験準備も同じ。
作業ステージごとにテーブルを変えて進んでいき
６番目のテーブルにたどり着くとゴール。
やっと実験を始められるという作業工程なのです。
それだけ今回の準備はややこしいということです。
さて農業には「苗半作」という言葉があります。
「苗の出来によって作柄の半分が決まる」という意味です。
植物は種から苗に育て上げるまでがとても大切。
今回の実験をスムーズに進めるためには、
手間はかかりますがその事前準備が重要。まさに苗半作です。
ここまで順調にいかないことが多かったフローラハンターズ。
今度こそうまくいって欲しいと女神フローラに祈ります。
天気予報では今日の最高気温は12℃前後。風邪をひきそうです。