花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

目に焼き付けろ

2020年02月29日 | 学校
春なのにこのところ雪が降っています。
そんな中ですが、今日は賞状授与式。
明日の卒業式は3年生だけで行われますが今日は在校生も参加します。
つまり先輩の晴れ姿を目に焼き付ける最後の機会です。
では卒業証書以外にいったいどんな賞状があるのでしょうか。
実はたくさんあります。
PTA関係、産業教育関係、皆勤賞や功労賞はもちろん
農業高校ならではのFFJ特級位、アグリマイスターなどまだまだあります。
こちらは卒業証書しかもらったことがないので、
いろいろチャンスがある名農生は本当に羨ましいと思います。
こうなると気になるのが、我らがバブルボーイズの受賞状況。
情報では昨年の夏、環境研究活動で文部科学大臣賞を受賞した
バブルボーイズはめでたく功労賞受賞。
それも日本一なので特別功労賞を受賞するようです。
またアグリマイスターでも全国トップ級の活躍が認められ特別に感謝状、
さらに二人揃ってFFJ特級を受賞するなどたくさんの賞状をいただくようです。
1年半前、勇気をもってフローラのドアをノックしたからこそ得た栄誉。
心から祝福したいと思います。
もちろんハンターズからも感謝を込めて特製アルバムが届けられます。
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感謝状

2020年02月29日 | 学校
校舎廊下のボードにカレンダーが掲示されています。
それもとてもカラフル。よく見るとなんと手作りではないですか。
このような掲示物を作るのは農業クラブが得意ですが、このカレンダーは違います。
おそらく地元の小学生が作ったものではないでしょうか。
名久井農業高校にはリンゴの人工授粉や収穫、
サツマイモの収穫など農業体験をしようと
毎年たくさんの園児や小学生がやって来ます。
そんな子供たちに農業指導したのは園芸科学科や生物生産科の3年生。
どうすれば子供たちに果物や野菜に興味を持ってもらえるか
各自、さまざま工夫しては取り組んでいるようです。
これも立派な勉強。まるで先生を育てているかのようです。
かつて園芸教育学部と名付けたのもわかるような気がします。
きっと子供たちにとって良い思い出になったのでしょう。
そのお礼としてこのような可愛いカレンダーを届けてくれたようです。
残念ながら今春の高校入試から名久井農業高校は園芸科学科の募集が停止になります。
果樹園芸、野菜園芸など園芸地帯から
園芸科学科がなくなるのはどうも納得いきませんが、これも青森県が決めたこと。
これからは園芸科学科の作り上げた教育財産を
どう引き継ぎ、時代に対応しながら発展させるかが
残された生物生産科と環境システム科に課せられた課題です。
どうすれば名農生の力を伸ばすことができるのか。
今こそ知恵を集めて、ピンチをチャンスにしたいものです。
さて今日は子供たちを一生懸命指導してくれた3年生の賞状授与式。
本来は卒業式で渡すものですが、それでは時間がかかりすぎるので
卒業証書以外のたくさんの賞状や感謝状を前日に渡すことになっています。
この廊下に飾られたカレンダーも、3年生への立派な感謝状ではないでしょうか。
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グループからチームへ

2020年02月28日 | 研究
何やらみんなで書いています。
これは卒業するバブルボーイズに贈るメッセージカード。
たった1年間ですが、新米研究班に活動のお手本を見せ
時には一緒になって発表してくれた先輩に
感謝の気持ちをハンターズが綴っているのです。
後輩から先輩にメッセージカードを贈るという習慣は
チームフローラフォトニクスが作ったもの。
それが代々、今も続けているのです。
課題研究は科目であり、部活動ではありません。
それなのに同じ科目を履修した後輩が先輩に感謝する。
こんな課題研究を展開している学校は全国広しといえども、
おそらく環境班ぐらいしかないのではないでしょうか。
環境班は一人一研究。しかし大きな調査や活動の際には
みんなが協力するというルールがありました。
これは学年を超えても同じ。
3年生が農業クラブ県大会などに出場する際は
後輩の2年生がそのサポートにあたり、共に大会に出場していました。
学年を超えてみんなが同じ目標に向かって挑戦する。
だからこそ単なるグループではなく、チームと呼んでいたのです。
ここ数年は農業クラブの大会に出場することもなくなりましたが
コンクールなどでチームを組んで先輩後輩共に挑むことは意識的に続けています。
明日は賞状授与式。卒業証書以外の賞状を卒業式前日に渡す式です。
嬉しいことにバブルボーイズはたくさんの賞状をもらうようですが
ハンターズからもメッセージカードと
オリジナルの卒業アルバムがこっそり渡される予定です。
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OutbreakからPandemic

2020年02月28日 | 学校
今年は間違いなく暖冬ですが、寒のもどりとでもいうのでしょうか
なぜかこのところ気温が低い日が続いています。
昨日はご覧のように雪がこんなに降りました。
いつも青森県南部地方は春の「どか雪」といって
この時期に湿った重い雪が降ります。
ところが今降っている雪はサラサラ。
つまりかなり気温が下がっているようです。
さてコロナウイルスの影響がとうとう名農にも及んできました。
なんと3月1日の卒業式は、在校生はもちろん、来賓の方も出席しない状態で
3年生とその保護者だけで行うことになったのです。
それも卒業式につきものの式歌なし、祝う会もなし。
本当に必要最低限のものだけで行うこととなりました。
新聞によれば他校も同じような対応をとるようです。
卒業する3年生にはとても申し訳ないのですが、これも感染を防ぐため。
感染は一定期間や特定集団だけのアウトブレイクから
より広範囲なパンデミック状態に近づいているといいます。
そんな中での卒業式。文字通り、忘れられない日になりそうです。


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来た時より美しく

2020年02月27日 | 研究
先週、先々週と長時間の実験を2度行ったハンターズ。
久しぶりに土肥実験室で泥遊びをしてくれました。
大成功だったので、ひとまず安心しましたが
気がつくともう2月は課題研究の活動はありません。
今日でテストが終わりますが、明日からは卒業式の準備や練習。
そして29日は賞状授与式、3月1日は卒業式です。
そのためこの実験室も控え室になる可能があります。
したがって遅くまでかかった実験の後、
帰りたいのを我慢して、みんなできれいに掃除しました。
「来た時より美しく」は青年の家などの研修施設を使う際の合言葉ですが
今回も同じ。ご覧の通り、きれいに復元することができました。
でも次なる実験が3月2日に迫っています。
みんなが卒業式の代休で休んでいる時に、また土の実験。
ところがもうすぐ3月ですが、屋外はまだ雪。
寒すぎて立っているのも辛いので、実験などできるものではありません。
決まっていませんが、やっぱりこの実験室で行うことになりそうです。
とはいっても3月に入るとすぐ高校入試。
ハンターズといえども校舎に立ち入ることはできません。
おそらく実験後、また大急ぎで撤収となりそうです。
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