花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

最終駅は始発駅

2024年02月29日 | 研究
2023年4月に結成したFLORA HUNTERS AQUA。
まだスタート切ったばかりでしたが、
先輩の研究を引き継いだメンバーがいることもあり
5月から遠征が始まりました。
徳島ー東京ー神戸ー京都ー東京ー京都ー仙台ー徳島ー東京ー仙台。
全員が参加したわけではありませんが、
この1年間でこんなにもたくさんの県外遠征を行いました。
うまくいかないことも多かったのですが、すべて経験。
血となり肉となったはずです。
さてこれは先日の仙台遠征。
発表会も終わり八戸を目指すところです。
手に持っているのは「ずんだシェイク」でしょうか。
疲れたのか甘いものが欲しくなったようです。
まだエントリーしている予選の結果が分からないので
確定ではありませんが、現在のところ今年度の遠征はこれにて終了となります。
最終駅は始発駅。2024年度も研究の旅を楽しめるよう
女神FLORAにお願いしたいと思います。お疲れ様でした。
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名農の校歌に1番、2番はありません

2024年02月29日 | 学校
昨日の名久井農業高校第1体育館。
全校生徒で今日の賞状授与式と卒業式の会場準備を行いました。
今年はコロナも一段落したので、久しぶりに在校生も同席して行われます。
心配なのが校歌をちゃんと歌えるか。
長い間、歌いうことも禁じられてきたので心配です。
先日FLORAのメンバーに尋ねてみると2番までなら大丈夫とのこと。
でも2番というのは正しい答えではありません。
実は作詞されたサトウハチロー氏直筆の歌詞には
1番、2番ではなく、A、B、C、Dと書かれているんです。
ちょっとした名農豆知識です。さて行事で歌うのは1番と2番ならぬAとB。
めったに歌うことないのがCとD。
C
馬淵のほとりに 未来を語り
名久井の頂 眺めて誓う
羊よ小鳥よ 草の葉木の葉
夜空のスバルよ 将来(ゆくすえ)見よや
土とはなれぬ 若人我等
唄えよ名久井 名久井農高
おお我が母校
D
雌牛の乳房を しぼりて唄い
仔馬のたてがみ なでつつ唄う
小路に見つけた 青空色の
声なき露草 あわせてゆれる
土を敬う 若人我等
讚えよ名久井 名久井農高
おお我が母校
 
高校の校歌とは思えぬ、ほのぼのとした優しい詞。
今年は創立80周年。せっかくなのでフルコーラスで聴きたいものです。
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ドカ雪

2024年02月28日 | 環境システム科
昨日はとんでもない雪が降りました。
春のドカ雪は青森県太平洋側の風物詩ではありますが
一晩で40cm以上も積もると、東京でなくても交通網がマヒします。
とはいっても今回、電車は頑張って完全ではありませんが動いています。
問題なのは自動車。都会と違って電車の主たる路線は一本だけなので
地域の皆さんは自動車が必須。除雪ができない田舎では身動きが取れません。
さらに雪で滑って路肩に転落している自動車も多かったようです。
そんなことで昨日は3割もの名農生が出校困難。午後から名農も休校になりました。
さて昨日は今月最後の課題研究。来月はほぼないのでこれが最終回と考えて
来月の農業クラブ主催の研究発表会の発表練習や
春休みの出校計画などいろいろミーティングをするつもりでしたが
これもできなくなりました。事情によりしばらく学校に来れないので、
これはピンチ。メールでのやり取りになりそうです。
さて名農は明日の賞状授与式、明後日の卒業式のため
今日は午前中会場準備。午後はそのまま下校になります。
しかしFLORAとJr.は昨日予定していた地元新聞社の取材が
本日に延期になったので昼から対応します。
もちろん今回の主役は立派に成長したJr.たちです。
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ビジネスプランは息抜きゲーム

2024年02月28日 | 環境システム科
先日の3連休のど真ん中、FLORAは仙台にいました。
これはある大会で入賞した東北地区の高校生考案の
ビジネスプランのお披露目。東北各地から8チームが参加しました。
ステージは収容人数100名程度のかわいい階段ホール。
FLORAは二手に分かれて競い合いながら挑戦した結果、
なんと2チームとも上位100校に選出されました。
100校といえども応募総数が5000を越すので僅か5%。
2つとも狭い関門を通過するとはすごいことなのです。
さてこれは、農園が地元中小企業に対して行う
サプスクリプションサービスを披露するFLORAの4名。
ポイントはそのサービス。農産物をいただいたり
農園イベントに参加できるサービスの他に
企業に急遽育休取得者が出た場合、農園スタッフが
出向してお手伝いする人材派遣サービスも利用できるのです。
まさに社会問題になっている男性の育休取得者の少なさを
農業の立場で解決を図る農業高校ならではのプランです。
もう1チームは、長くないナガイモ「みじか芋ん」。
せっかく手間をかけて折らないように育てた1mものナガイモが
スーパーマーケットでは20cmにカットされている現状に
疑問をもち、ムカゴから育てた1年目の小芋を商品にしようという
ユニークなアイデアです。こちらは実際に栽培実績を積んでのプラン。
このように2つのチームとも堂々と発表し、大きな拍手をいただきました。
ビジネスグランプリもFLORAの流儀。
植物研究、環境研究の息抜きとして長年取り組んでいます。
来年も遊びながら頭の体操をしたいと話すFLORAです。
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沼にはまるFLORA

2024年02月27日 | 研究
ここは土肥実験室。まもなく課題研究が始まろうとしています。
普通、予鈴がなると集まってくるものですが
今年のFLORA HUNTERSは違います。
5分前行動どころか、10分前、15分前にはやってきます。
したがって忙しい時には、予鈴前に課題研究が始まることもよくあります。
さてそんなFLORAですが、最近おかしな沼にはまっています。
それがサービス接遇検定。昨年まで授業でチャレンジしていましたが
今はカリキュラムの関係で受検機会がなりました。
しかし長年の財産で参考書というか問題集が山ほどあります。
そこで最近は、問題を1問だけコピーして机上に上げています。
回答は5択で簡単。常識問題なので勉強しなくてもみんな解答できるのです。
すると早くきたメンバーから挑戦し、予鈴がなる頃には
みんなが自分の思う回答を決めて答えを待つという不思議な状態になっています。
授業が始まる前に正解を発表し、解説するのですがこれが大盛り上がり。
ゲーム感覚で常識力を高めています。ある程度の人数が集まると受検可能。
自分で勉強できるし、アグリマイスターのポイントにもなるので
FLORAやその仲間に受検希望者を募ってみても面白いかもしれません。
今日は今月最後の課題研究。また沼から始まります。
ところが今日は朝からとんでもない雪の量。交通手段を確保できるか不安です。
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