花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

いつだって後輩が得をする

2022年05月15日 | 研究
4月下旬に地球環境大賞の文部科学大臣賞を受賞したフローラハンターズ。
受賞理由は環境システム科に移籍してからの長年の環境活動。
TEAM FLORA PHOTONICS のバイオエンジン。
Bubble Boys の農薬の泡散布技術。
Treasure Hunters の機能性集水システム。
そして現在活躍中のFlora Hunters の塩類集積抑制システムと
沖縄の赤土流出抑制活動などが評価されました。
あらためて見るとチーム毎に代表的な作品がありなかなか面白いものです。
さて連休明けに地元紙による地球環境大賞の取材が行われました。
自分達の活動も評価されてはいますが、やはりメインは先輩方のもの。
ちょっと申し訳ない感じがします。でもそんなことはありません。
いくら先進的な取り組みをしても、みなさんに認めらるのには
タイムラグがあります。したがっていつも得をするのは後輩たち。
白いリンゴだって、園芸科学科時代のサクラソウ救出活動や
マイクロバブルの研究だって、みんな後輩たちが
美味しい思いをしてきました。これは仕方のないこと。
おたがい様なので気にすることはありません。
この春、本校にいらっしゃる担当の記者さんが新しい方になりました。
そんなことからいつもと違う上からのアングルで撮影しはじめました。。
メンバーは慣れないポーズにちょっと恥ずかしそうです。
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大盛況

2022年05月15日 | 学校
先日の木曜日の名久井農業高校。
ご覧の通り、グラウンド2面が自動車で埋め尽くされました。
これは恒例の野菜苗を購入しに来場されたみなさんのもの。
地元はもちろん、三沢や十和田市からもたくさんいらっしゃっていました。
とはいってもコロナ禍。迎える名農生も工夫しています。
まずは来場された方は検温。担当の環境システム科の生徒たちが
非接触型の温度計ですべての方をてきぱきと測定しています。
次は駐車場に誘導しますが、お客様はまずそこで待機。
一斉に売り場に向かうと密になるからです。
すると順番が来ると生物生産科の生徒が迎えにきて会場に案内。
つまり小グループでお買い物をしてもらうアイデアです。
もちろん購入した野菜苗はこちらも生物生産科の生徒が
お客様の車まで運んでくれます。
年配の方にとってはとても助かるサービスです。
コロナ前の一斉販売に比べると購入するまでの時間がかかりますが
これは仕方のないこと。多くの皆さんは納得されていたようです。
コロナ感染を抑制しながら地域の皆さんに苗を購入してもらう。
この課題をみんなの知恵で解決していくことこそ
社会に役立つ真の課題研究。生きた勉強をしています。
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名農100均ショップ

2022年05月15日 | 生物生産科
野菜苗販売初日の朝、地球環境大賞に関する地元新聞の取材を受けました。
もう新聞に掲載されたのでご覧になった方もいるかもしれません。
取材が終わるとどうもグラウンドの野菜苗販売が気になるようで
さっそくそちらの取材も行ったようです。
気がつくと別の地元新聞社の記者さんも来場しています。
名久井農業高校の苗販売は南部町の風物詩。
少しですが日常が戻ってきたような気がします。
さてこれは野菜苗販売の大きな看板。どうやら価格リストのようです。
これを見て感心したことがひとつあります。
なんと価格が全部100円。メロンだってキュウリだってみんな1鉢100円。
名農100円ショップです。
確かコロナ前は100円や120円など種類によって価格が違っていました。
いつだって混むのは会計。いかに密を避けよどみなく流すかがコロナ禍の鉄則。
そこでワンコインに統一し、お客様も会計を担当する生徒たちも
スムーズに処理できるようにしたようです。
コロナは私たちに知恵を出せといっています。
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