花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

よもやま話

2022年05月30日 | 研究
先週末のフローラハンターズ。
この日、男子2人が沖縄に向けて出発したので
実験室に集まっているのは居残りの4名だけ。
人手不足もあり学校行事を公欠し、朝から分析に取り組むことになりました。
水研究に取り組んでいる女子2人にとっては最後の大きな分析作業。
2名とはいえ、助っ人はとてもありがたいものです。
このところ北国青森でも気温が上がり始めました。
特に名久井岳周辺は盆地であることから夏日になることもあります。
この日はあいにくの曇り空でしたが、実験室にいるとやはり蒸してきます。
ソーシャルディスタンスがとれ、話をしない時は
マスクは不要といいますが、誰も外す人はいません。
黙々と作業をしています。暑くなのでしょうか?
ところで暑いといえば南国を目指した沖縄チームはどうなったのでしょう。
連絡では初日、前線が通過したので強い雨が降ったようで心配です。
とはいっても初めての沖縄。きっとちむどんどんしているはずです。
活動の合間に雑談していると6名中、フローラの2名が海外旅行の経験者。
いずれもアメリカで中学校の時に、町の企画で派遣されたようです。
ふたりとも違う町。偶然のようです。
長い間実験していると、メンバーのいろいろな話が聞けます。

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いいもの見つけました

2022年05月30日 | 研究
これは水研究チームの実験道具。
4月下旬から2つ連結したペットボトルに塩害土を詰めて実験していましたが
先日、その中の土を採取して分析することになりました。
どうやって中の土を取ればいいのでしょう。
いろいろ試したところ、ペットボトルの真ん中にカッターで穴を開けることにしました。
とはいってもそう簡単にペットボトルに刃が刺さりません。
滑って手を切ったら大変。そこで考えたのが切る場所に養生テープを貼ること。
その上から切ると不思議なことに滑ることもなく、簡単に切ることができました。
しかし問題はその中の土を採ること。思った以上に土がサラサラなのです。
そこでまたまた考えたのがこの園芸用の「土入れ」。
それも盆栽用の小さく細いもの。これをカッターで開けたところに
差し込んで内部の土を採ることにしました。
するとこちらも大成功。土をこぼすことなく上手に採ることができました。
米の等級を調査する際、米俵に竹を斜めに切ったものをさしこみ
取り出しますが、それとまったく同じ方法です。
ところでこの竹をなんというか知っていますか。
名前は「コメ刺し」または「穀刺し」。
そのものズバリという名称ですが、今回初めて名前を知りました。
フローラの土入れは「米刺し」ならぬ「土刺し」として
彼女たちの活動に貢献してくれました。
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