花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

星に願いを

2024年11月30日 | 学校
これはFLORAが今週取り付けたクリスマスイルミネーション。
きちんと充電され、夕方になると点灯しています。
しかし今、名農は考査中。午前中で帰るため誰もみてくれません。
ちょっと残念です。さらに残念なものをもうひとつ見つけてしまいました。
写真の左やや下に、輝く星が見えます。
この名久井岳の上に光る星は金星。
現在の金星の明るさは1等星なんてもんじゃなくマイナス4等星。
何か電灯でも付いているのかと思うほどの明るさです。
なんとFLORAのイルミネーションのLEDは
完全に明るさで負けています。なんとも情けない話です。
でもこれも楽しい思い出です。
1月後半の学年末考査が終わると、卒業していく3年生。
一緒に活動できるのは、冬休みを入れても1ヶ月半ほど。
でも今年の3年生は7名という大所帯を活かして
まだまだ活動しています。
卒業までに、さらに思い出が積み重ねられるよう
星にお願いしたいと思います。
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犯行現場

2024年11月28日 | 学校
今週の課題研究は考査もあることから2年生も3年生も1回しかありません。
その貴重な1回を3年生はクリスマスイルミネーションの取り付けに使いました。
これは数年前から用務員さんと協力して愉快犯となり
どこにも許可を取らずに行っている犯行です。
昨年も取り付けたこともあり、用務員さんとの連携はバッチリ。
1時間もせずに完了しました。
毎回取り付けて思うのですが、どうもライトが貧弱。
この3倍ぐらいは輝かせたいのですが、冬が過ぎると忘れてしまいます。
また暗くなったことをセンサーが感知して点灯するのですが
どうも感度が良いのか、夕方になってもなかなか輝きません。
やっと点灯した頃には、多くの名農生は帰宅済み。
一体誰が見ているんだとがっかりします。
いろいろと試したところ、付属の小型ソーラーパネルを隠すと点灯します。
そこで昨年は、パネルの表面をスポンジで多い透過光を少し弱めてみました。
完全にふさいでしまうと今度は充電しなくなるからです。
その差は未だ不明。今年は差でも測ってみましょうか。
名農は今日から考査になります。

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出前授業は大反響

2024年11月26日 | 学校
小学校での発表会が終わった後の様子。
子供たちがミスト発生装置を間近で見ようと
メンバーのもとに押しかけています。
実演したことで、どうやらたくさんの子供たちが
興味を持ってくれたようです。
小学校の先生は、出前授業は時々企画しますが
来るのはみんな大人だけ。
自分たちに年齢の近い高校生は初めてなので
とても親しみを覚えたようだと話していました。
これで少しでも農業や環境に関心を持ってもらえれば
FLORAのこの日の活動は大成功だと思います。
全国の都市部にある農業高校は、文化祭などの学校公開イベントを通して
日頃から市民に農業の取り組みを理解してもらい
とても愛着を持ってもらっているといいます。
しかし八戸市には農業高校がないため、子供たちはもちろん、
市民の多くが農業高校で収穫体験や農産物を購入する機会はまずありません。
そのため市民は隣町の農業高校など視野に入っていなく
何をやっているかなどほとんど理解していないかもしれません。
そのためFLORAの発表を聴いて、こんな学校があり
面白い学習をしていることを知りみんなびっくりしていました。
子供たちにとって、名農にとってこのような出前授業が
課題を打開する良い機会になればと祈っています。
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色づくキャンパス

2024年11月25日 | 学校
1週間ほど前の名農のキャンパス。
ご覧の通り、グラウンド奥に並ぶ樹木が黄色になってきました。
よく見ると麗峰名久井岳のふもとも色づいているのがわかります。
名久井岳は日本の名松百選にもなっている千本松並木など針葉樹がいっぱい。
したがって山全体が赤や黄色になる景色を楽しむことはできませんが
よく見るとところどころ黄色になるようです。
また雪が降っても常緑樹が多いので、山肌が白くなることもありません。
つまりいつも同じような姿を私たちに見せてくれるのです。
さあ今年も残すところ名農の学習も1ヶ月となりました。
しかし師走というように大忙し。
今月下旬から12月上旬まで今年最後の考査。
それが終わると数日後には2年生が修学旅行。初冬の京都を目指します。
帰ってくると球技大会があってすぐ2学期の終業式。長い長い冬休みに入ります。
ではFLORAはといえば、やはり大会三昧。
現在時点だけでも東京と仙台で行われる2つの大会に出場し、
その合間を縫って地元八戸市で開催される2つの表彰式に招かれています。
また結果がまだ発表になっていない大会もまだ2つあり、まもなく発表されるはずです。
さらに3年生はおそらく今年も卒業式に発刊される
研究集録という2年間の研究をまとめた冊子のための原稿作りもあります。
このようにFLORAの師走は先生ではなくメンバーが走る季節。
FLORAダービーも最後の直線コース。
10頭の馬たちが全力でゴールを目指します。
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クリスマス

2024年11月24日 | 学校
これは80周年記念式典の際に農場の温室から運び込まれたシクラメン。
やはり控室を飾るために用意されていたようです。
シクラメンは品種改良が進み、ピンクやバイカラーのもの、
フリルがついたり、花弁の縁だけが違う色になるピコティ(覆輪)を
持つタイプなどさまざまな見ることができます。
しかし人気はといえば、やはり純白と真紅の2つだそうです。
この日、運び込まれたシクラメンは濃い赤が多く
校内を一気にお祝いムードにしてくれました。
赤と白の花、濃い緑の葉。これはクリスマスカラー。
数に限りはありますが、まだ農場ではシクラメンを購入できるらしいので
もし栽培にチャレンジされたい方はお問い合わせください。
さてクリスマスといえばApple Girlsが提案した白いリンゴも思い出します。
紅白で祝意を伝えるだけでなく、クリスマスのお祝いにも使って欲しいとの
メッセージも発信していました。リンゴとえばお歳暮用の大箱が一般的。
しかし彼女たちが提案したのは、グリーンの小箱を開けると
中には紅白のリンゴが1個ずつ。SNSの普及で対面でのコミュニケーション不足が
心配されていますが、ケーキを買うように抱えて
届けたい相手に自分で思いを届けて欲しいというコンセプトは高評価でで
朝日新聞の天声人語にも紹介されました。
1個なら白いリンゴ、2色で思いを伝える場合は「メッセージアップル」といいます。
白は雪の色。雪が降り始めると農園は無音になります。
東急ハンズさんが名付けてくれた名前は「サイレントホワイト」。
ストーリー性の高いこれまた秀悦なネーミングです。
開発から15年以上経ちましたが、今なおコンセプトは色褪せていません。
明日はFLORAがX'masイルミネーションを学校に取り付けます。
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