名久井農業高校は来週から2学期。
暑い中、授業が再開されますが、3年生はもっと大変。
9月には就職試験が始まるからです。
また1〜2年生の運動部も9月から新人戦がスタート。
小規模校の名農ですが、バスケットボールにサッカーなど
団体種目も多く、あちこちと飛び回ることになります。
さらに地元の秋祭りも9月7日から始まります。
こちらは全校生徒が参加する学校行事。
女子は流し踊り、男子は神社のサポートや農産物の配布などに
取り組むので、これまた準備に大忙しです。
この忙しい時期に祭りに参加するなんてと驚かれるかもしれませんが
農業の使命のひとつに農村文化の継承があります。
したがって地元のお祭りに参加するのは農高生の学習なのです。
全国各地、高齢化しており、祭りを存続するうえでも
地元の農業高校が重要な役目を担っている地域が
南部町ばかりでなく、たくさんあるようです。
とはいっても世の中、少子化。
いつまで続けられるでしょうか。農高生の頑張りどころです。