無人のはずの夏休みの馴化温室。
ところがなぜか入り口が開いているので、入ってみることにしました。
するとどうでしょう、一番奥の区域に人影。
なんと我らがFLORA HUNTERSの男子メンバーではありませんか。
1学期の終わり、多くのメンバーの研究がゴールインしたので
安心して夏休みに入りましたが、実は彼だけがまだ研究途中でした。
栽培しているのはナガイモ 。温室は確かに灼熱地獄ではありますが
彼のナガイモ への愛情のためか、この区域だけは遮光されたうえに
窓が横も天井も全開、さらに循環扇や吸気扇、排気扇が回っているため
とても涼しく感じます。そんな馴化温室で彼は黙々と週1回の調査を行い
自動かん水装置へ給水しているのです。
今、この温室を使っているのは彼だけ。
唯一の生命、まさしく温室の大将です。
次回は追肥の予定。厳しい夏を乗り越え、
彼がナガイモを収穫する晩秋が今から待ち遠しくなります。